百草園に行ってきました。

どもども。
ヘボ(アマ)グラファーの、もんぶらんです。

 

さて、先日、百草園の紅葉祭りとライトアップの撮影に行ってきましたので、記事にしてみたいと思います。
で、なんで百草園なのか?ってことですけど、本当は昭和記念公園のライトアップに行きたかったわけです(←おい!)けど、昭和記念公園は遠いし(ウチから片道約2時間)、人多そうだし、最近雨が多いし…ってーんで、行こうかどうしようか迷っていた時に、ちょうど、車内広告で百草園のライトアップのことを知ったので、雨予報とか帰りの時間とか翌日のシフトとか、諸々考慮した結果、百草園の方に出かけてみたって感じです。

 百草園まで

 百草園に行くためには、まずは最寄り駅の京王線百草駅に向かうわけですが、ここでまず誤算1。
なんと、ウチ から百草駅までは片道1時間半もかかるんですよ!
しかも、京王線と直通運転している都営新宿線に乗ったにもかかわらず、乗り換え3回!!
ライトアップまで撮影することを考えて、午後1時半に家を出て、2時ちょっと過ぎから撮影できればいいか?なぁーんて思っていたのに、到着した頃には午後3時を過ぎることが確定。
ー撮影時間足りるか?ー
と思いつつ、どうにかこうにか百草駅までたどり着いたのは良かったのですが、ここで誤算2。
なんと「駅から徒歩で10分以上も歩く」と看板が出てるじゃないですか?
更に更に誤算は続き、この徒歩10分とされる道の半部くらいは…、

f:id:monphoto:20191202101637j:plain
f:id:monphoto:20191202101610j:plain

「物凄い急坂なんですよ!!!」

 ぉお!!(゚ロ゚屮)屮

 

どんだけ凄いかと言えば、この間行った志賀高原竜王スキー場のリフト乗り場の辺の登りくらいキツい坂。
百草園までの行き方を検索した時に、
「坂が急なので、百草駅じゃない駅からのタクシー利用もあり」
みたいな記述があって
ー???ー
って感じだったんだけど、この坂を見て納得。
足が腰が不自由な人では、辿り着くことも容易ではない現在の秘境(!?)、それが百草園なわけです。
(↑やや大袈裟な表現です。)
しかも、入り口がよくわからなくて、一旦前を通り過ぎてしまった結果、百草園着は午後3時半頃だったと思います。
ーう~ん、時間かかりすぎ!!!ー
こんなことで、写真撮れるのか?って感じだったので、もしこれを読んでいる皆様が出かける際には、駅から園までの分も時間を折り込んで行動されるとよいと思います。

  

f:id:monphoto:20191202101644j:plain

百草園とは?

 百草園とは?百草園さんのWEBページを丸写しな感じなので、詳しくは百草園さんのWEBを見て頂ければよいと思いますけど(←おいおいおい!)、江戸時代の享保年間に、小田原城主大久保候の側室だった方が、結城信康の追悼のために、この場所に松蓮寺を建立したのがそもそもの始まりらしいです。

なんで大久保候の側室が結城信康を追悼する気になったのか、なんで側室風情に神社建立なんて大事業ができたのかは、無学な私には謎だらけなわけですが、その後、江戸時代の名所図鑑などにも載った由緒正しい庭園のようです。
今回は紅葉見物に出かけたわけですが、WEBページを見る限り、この園の最大の見所は「梅」のようですよ。(←知らなかった、汗)
入場料は、大人300円、子供100円と格安。
開演時間は、通常、午前9時~午後4時のところ、紅葉ライトアップ期間中のみ、閉園時間が午後7時まで延長されていました。
(上記の情報は執筆時のものです。実際にお越しになられる際には、事前に百草園さんのWEBページをご覧頂くなどして、事前の確認をお願いいたします。)

 京王百草園さんのHPはこちら。

http://www.keio-mogusaen.jp/

 

 

いざ撮影

と、言うわけで、早速、園内を見て回りつつ撮影をしました。
紅葉自体は、まだ半分くらい?と言った印象でしたが、おそらく、今年はどこまで行ってもこんな感じで、全山紅葉のように、辺り一帯、満遍なく綺麗に色が入ることは、もうないような気がします。
そんな中、所々にある紅葉の風景をすくい取っていくような感じで撮影しました。 f:id:monphoto:20191202101458j:plain

来る途中も、中々の急坂だったわけですが、園内も中々急峻な階段と坂で構成されています。
足元に注意しながらの撮影です。 

f:id:monphoto:20191202101506j:plain

歌碑がある場所ではコンサートが行われていました。
その前にあった紅葉(楓?)の辺りが、一番紅葉の強い場所でした。
いつ雨が降ってきてもおかしくない曇り空だったので、なるべく空は入れたくないのですが、それだと構図が保てません。
悩みどころです。 

f:id:monphoto:20191202102356j:plain
f:id:monphoto:20191202102329j:plain

松連庵という名の茅葺家屋(?)と、その前に植えられている寿昌梅が、こちら百草園のシンボルのようです。
ちょうど、紅葉祭りのイベントとして、高校生によるお茶席が設けられていたようです。
綺麗なおねーさんに
「お茶、いかがですかぁ?」
とお誘い頂きましたが、撮れ高がまだなかったのと、京王のノベルティーグッズが付くとは言え、一服1000円は高過ぎだなぁ~と思い遠慮しました。(←すみません。)
グッズなしでいいので、一服500円なら、飲んだかもしれません。(←貧乏人なんです。) 

f:id:monphoto:20191202101522j:plain

三櫟庵裏手の小径。
見た目ほど撮れる場所ではないと思うけど、雰囲気がよく、木がまとまってあって紅葉の色も入るということで、多くの人が足を止めては思い思いに撮影をしていました。

f:id:monphoto:20191202101654j:plain

個人的には、道が木戸で塞がれていてヌケがないので、紅葉を上に入れた構図では、どうしても人をぼかしきれません。
平日、人のいない時間帯でないと、撮りづらいかなぁ~という印象です。 

f:id:monphoto:20191202101513j:plain

ライトアップ会場(?)
竹を切った灯籠が無数に並んで、雰囲気出しています。
暗くなると、これに電気がついて、ライトアップとなります。 

f:id:monphoto:20191202101702j:plain

心字池
なかなかに風情のある池で、撮っている最中にも、なんの魚かわからないけど、バシャ!バシャ!と凄い勢いで水を叩いている魚がいましたよ。 

f:id:monphoto:20191202101555j:plain

f:id:monphoto:20191202101540j:plain

f:id:monphoto:20191202101548j:plain

ライトアップ撮影
ライトアップ後は、安全のために入れる区域が減少するので、今までよりもかなり混雑した感じになります。
それでも、六義園とかに比べると、おっとりしたもんですけどね。
ライトアップ自体は、京王グループが管理しているだけあって、結構な規模ですが、何だかんだで色は被るし、明るさも極端になって、色が飛んじゃう部分も出るし、人間の目で見ている分にはいいんだけど、やはりカメラで撮るとなると
ーライトアップは難しいなぁ~。ー
としみじみ思いましたね。
(↑腕がないとも言う。)

f:id:monphoto:20191202101603j:plain

あと、ライトアップされているとは言え、すごく暗いので、足元にはとにかく注意が必要です。
お出かけの際には、スニーカーのような歩きやすい靴を選んだ方がよいと思います。

と、言うわけで…、

ライトアップ も一通り撮影して、18時少し前に撤収。
私としては短めの、3時間ちょっとの撮影となりました。

 


撮影地の印象

非常にこじんまりした庭園ですが、山あり、池あり、植物あり、と、とても変化に富んだ撮影場所ですね。
生息する鳥を紹介する看板もあったし、なんか凄い鳴き声も夜には聞こえてきたので、鳥が好きな人も楽しめるかもしれません。
園自体は、特に写真を撮るでもなく散策すれば、1時間足らずで一周出来てしまくらいの大きさで、一日中滞在するようなところではないと思いますけど、江戸時代からの名勝の割には訪れる人も少なく、ゆっくりと撮影を楽しめるので、私は居心地良かったです。
紅葉祭り自体は12月1日までで終了していますが、紅葉がいきなり終わることもないでしょうから、都内各所の紅葉狩りのコースに組み入れてお出かけしてみてはいかがでしょうか?
私は、
「百草園は、梅の季節がよい」
ということを、今回このブログを書くために調べてて初めて知ったので、また梅の咲く頃に再訪したいと思いました。

 

本日のキョウイチ!

f:id:monphoto:20191202103213j:plain

α7Ⅲ 50mm F2 1/30

 それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o