オリンパスフォトアーティスト~CP+2020特別講座<ネイチャーバトル>~に行ってきました。
2月11日(火)、東京都立川。
負けられない戦いがここにある…。
ってことで、今年もオリンパスの写真学習サービス「デジタルカレッジ」の特別編として、CP+連動で開催された、
「フォトアーティスト~CP+2020特別講座<ネイチャーバトル>~」
に参加してきましたので、当日の様子など書いてみたいと覆います。
あ、そうそう。
既に皆さんご存知っていうか…既に会期も終わってるわけですけど、CP+2020はコロナウイルスの感染防止のために中止となりました。
記事自体はその前から書いていたので、一部表現におかしなところがあるかもしれませんが、その辺は一つ寛大な心で読み飛ばして頂くようお願いいたします。
m(_ _;)m
フォトアーティストスペシャルってなに?
上にも書きましたが、オリンパスの写真学習サービス、デジタルカレッジの一講座として、毎年2月に開催されているのが、「フォトアーティスト」です。
基本、講師の先生をお招きして、写真の撮り方をご指導頂く…というのは通常の講座と同じなのですが、この講座にはそれ以外に二つの大きな特徴があって、一つが、
最終的に参加者は、その日自分が撮った中から一枚の作品を提出し、その作品は全てCP+の会場で展示されるということ。
そして、もう一つが、
提出された作品は、当日講師を行った先生方によって審査され、入賞者には商品が送られるということ。
つまり、講習会とコンテストがドッキングした講座、ということになんですね~。
で、今回はそのコンテストの部分をより強く打ち出したかったのか、ついた副題は
「ネイチャーバトル」ww
去年までは、CPの会場である横浜みなとみらい周辺でスナップを撮る、割とゆる~いコンテストだったものが、今年はなにやら緊迫感のあることになっていたので、私も最初は、
ーう~ん、「バトル」と名がつくものに、オイラみたいな素人が出てってもいいものだろうか?ー
と思ったりもしたのだが、なにしろ、初参加以来3年連続入賞中のゲンのいいイベントだし、その年の「写真始め」として、自分の中ですっかり定着してしまった感のあるイベントでもあったので、風景写真なんて滅多に撮らない私ですが、思い切って、出かけてみました。
場所は、立川、昭和記念公園。
「自分の庭」とまでは言わないまでも、それなりに訪れている場所なので、
ーあ~撮ろうか?こう撮ろうか?あの場所はどうだ?ー
なんて思いを巡らしつつ、いざ、当日です。
当日の様子は?
当日はまず、立川駅至近にある貸会議室に集合します。
で、なんと、私一番乗りでした!
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡c⌒っ゚Д゚)っ ズサーッ!!
受付を済まし、チーム分けの輪ゴムを引き、レンズの貸し出しを受けます。
今回、オリンパスさんが用意した貸出用レンズはなんと100本近く。
スタッフの方曰く、
「車や家が買えるくらいの金額持って来ました!!」
と言うだけあって、色んなレンズが目白押しでしたよぉ。
ここで私は、一瞬、12-200と思うものの、
ーどうせ、12-200は買うだろうから。ー
という理由で、45mmf1.2PROを借りました。
12月に手に入れて以来、どうにもその使い方がしっくりこない17mmf1.2に対して、ポートレートレンズとして評判の高い45mmを併用してみることで、逆に17mmの真価を見極めようという作戦です。
(↑、そんな作戦あるの?)
で、皆さん集合したら、先生方の紹介、そして先生の組み分けへと進みます。
そーなんです。
出たことない方はご存知ないでしょうけど、実は、このイベント。
予め先生の組み分けをしてないので、自分のチームの先生が誰になるのか、イベントが始まるまで、全然わからないんですよ。
そーゆー意味でも、かなり特殊な講座ですよね。
自分が一緒に撮ってみたい先生が決まっている場合、この段階で既に、今日一日の己のヒキが試されるってわけです。
今回の講師の先生は、萩原史郎先生、秦達夫先生、福田健太郎先生、吉住志穂先生の4人で、前回までのスナップ系の方々とはうって変わって、ネイチャー系の写真家のお歴々でした。
(ネイチャーバトルなんだから、当たり前なんだけど。)
で、事実上、この日一番の盛り上がりをみせる先生方の組み分けが終わったら、各チームごとにオリエンテーションを行い、いよいよ、昭和記念公園へと出発します。
ちなみに、私のチームには福田先生がついてくれることになりました。
私は福田先生とは初対面でしたが、初めてお会いした印象は、
ーデカっ!!!ー
(↑、こらこら。)
って感じで、思ったよりも背が高くて驚きました。
福田先生の説明を一通り聞いたら、皆でゾロゾロ歩いて昭和記念公園へと向かいます。
これまでのフォトアーティストは、先生ごとに目的地が違うことも多く、会議室を出た後も三々五々での移動が多かったのですが、今回は全てのチームが昭和記念公園に向かいますので、総勢70人程の皆さんが、揃って同じ方向へ歩いて行くことになり、見るからに異様な雰囲気を漂わせていましたね(笑)
で、皆さんお行儀よく歩いていらっしゃいましたが、私は、と言えば、せっかくいいレンズを借りたので、早速、街並みをパシャパシャしまーす。
昭和記念公園に到着後は、それぞれのチームごとに先生の指示に従って行動します。
まあ、有り体に言ってしまえば、ここでの先生の行動如何で賞が取れるか取れないかが、割とはっきり出てしまうわけですが、福田先生の辿ったコースは…、
入り口の噴水~梅園~池
という感じで、入り口からただ真っ直ぐに歩いて池まで行くという、メチャクチャベタなコース取りでした。
ただ、コースはベタでしたけど…、
福田先生、指導はアツい!!!
( • ̀ω•́ )✧
こういう場所では、滅多に教えを受けない雰囲気の私にも、凄く熱心に光条の出し方をご指導下さいました。
終いには、何度かトライするもイマイチ上手くいかない私に業を煮やしたのか、ご自分のカメラを私のカメラに持ち変えて
「ここか?いや、ここじゃないな。こっちか?あっ、ここだ!ここ!!」
と一生懸命にポイントを探って下さったのには、ホント感動しましたね。
個人的には、そこまで光条重要じゃない感じもしてたんですが(←おいおい!!)、まるで自分の作品のようにベストな位置を探る熱量たるや、まさに写真家のそれ。
どちらかと言うと、福田先生って大人しい印象の方だと思うんですけど、殊、写真の事となるとアツくなるって~のが、
ーやはりプロとして名を轟かせている人だけあるなぁ~。ー
と思った次第です。
この辺の「ご指導」の具合は人によりけり、先生によりけりなので、別にこの講座の話ではないですけど、中には
「なんかあったら言ってきてくださーい。」
みたいな放任主義の方もいるわけですけど、福田先生は参加者の方に積極的にお声がけしていたみたいだったので、同じチームの皆さんは、何かしら一つは、ポイントになるようなことを教えて頂けたのではないでしょうか?
ま、そんなこんなで…、
最終的には、3時になったところで撮影を終了し、各自、会議室まで戻るということになり、私は西立川駅から電車で戻る福田先生と別れて、徒歩で来た道を戻ることにしました。
途中、お昼を食べてなかったので、セブンイレブンによって、ジュースとピザマンを買ったにもかかわらず、なぜか…、
またまた、一番乗りで会場に戻ってました。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡c⌒っ゚Д゚)っ ズサーッ!!
(あれ?)
その後は、毎度お馴染みの作品提出のための一枚を選ぶ作業をし、プリントをし、先生の講評を頂いて終わりという流れです。
ちなみに、福田先生の講評を聞いていて思ったのは…、
福田先生って、メッチャクチャ褒め上手!!!
ってことですかね。
いつもだと、どの写真が先生のお気に入りで、先生賞になりそうか、って大体見当がつくんだけど、今回はその辺の当たりがつかないくらい、福田先生はどの写真も言葉巧みに褒めて下さったのが印象的でした。(笑)
CP+への展示、そして審査発表!
さて、いよいよ、このイベントの真骨頂!
CP+への作品掲出となる…はずだったのですが、既に皆様もご存知の通り…、
CP+2020は中止になりました!!!
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
のニュースが駆け巡って万事休す。
今年の作品掲出はなくなり、審査発表はオリンパスライブでのネット配信になるようです。
(配信日が13日以降、ということで、まだ中身は見てません。)
一応、参考までに、例年の流れを書いておくと…、
撮影日に自分が提出する作品を一枚決めて提出すると、なんとCP+のオリンパスブース内に写真が展示されるんです!
(2018年の様子です。)
そして、CP+最終日には、ホワイトステージにて、審査結果の発表があります。
賞はいくつかありますが、大体10人くらいが受賞ということになって、ステージに登壇。
大勢の前で、感想を述べることになります。
まあ、ある意味で、CP+登壇者ですよね。(笑)
賞品も確かに有難いですけど、やはり大勢の人の前で自分の撮った写真が評価されるというのは、何にも代え難い喜びなわけで、最初参加した時は、
ー表彰式とか自分には関係ないしぃ~。ー
と思ってた私も、今ではわざわざ休みを変更してもらって(ウチの職場では、日曜の休みを取るのは一苦労)、表彰式に行くというのが日課というか、年課になってました。
(↑そんな言葉あるの?)
もちろん、賞を受賞できなくても、日本最高峰のカメラの祭典CP+に自分の写真が飾られるのは、なかなか得難い体験ですので、今まで参加を躊躇していた方も、よかったら来年は参加してみてはいかがでしょうか?
出たとこ勝負の側面が強いイベントですが、同じ道を歩いて同じ景色を見た人達の、自分とは違う視線を見ることで、確実に写真も上手くなれるイベントだと私は思っています。
最後にお礼を…。
福田先生はじめ、ご指導頂いた先生方、参加された皆さん、そして、運営に関わって下さったオリンパスのスタッフの皆様方、当日は本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
今年は大変残念なことになってしまいましたが、また来年、このイベントに参加できることを楽しみにしておりますので、これにこれに懲りずに、来年もまた、「フォトアーティストスペシャル」の開催を、よろしくお願いいたします。
キョウイチ!
それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o