ボーズ、クワイエットコンフォート、イヤーバズ(Bose QuietComfort Earbuds)レビュー

ども、ヘボ(アマ)グラファーのもんぶらんです。

 

実は、私、最近、引っ越しをしまして、以前は、ドアトゥードアで45分。電車に乗っている時間は15分くらいの通勤時間で職場に通えていたのですが…、

 

 


今はなんとドアトゥドアで90分!!!
電車に乗っている時間も60分弱に大幅アーーップ!になってしまいました。Σ(゚∀゚*)
(owz)

 


そうなると、どうしても気になるのが、
ーなんとかして、電車内の快適性をアップできないもんかなぁ~~?ー
ということなわけで、色々考えた上で、まず購入したのが、今話題のノイズキャンセリング(NC)完全分離型(TWS)ワイヤレスイヤホン(以下、NCTWSと書きます)、ボーズのクワイエットコンフォート、イヤーバズ(Bose QuietComfort Earbuds)だったというわけです。(以下、ボーズイヤーバズと書きます。)
私としては珍しく、新し目の流行りモノに素直に乗っかったわけですけど、
「果たして、その使い勝手やいかに!?」
ってことで、今回のブログでは、今、話題全集中(?)のこのNCTWSをレビューしてみたいと思います。

 

 


なんで、ノイキャン?なんで、ボーズ?

そもそも、なんでNCTWSを買うことにしたかというと、
「流行ってるから!」
(↑、おいおい。)
というのも多少はあるんだけど、一番は、やはり電車内の騒音って、
ースッゲ~~、体に負担なんじゃないか?ー
と思うようになったからです。
電車自体も、路線が変わって、凄く揺れるようになったし、座席は固くなったし、幅も狭いので、両隣に人が座ってたりすると、首や肩や背中への負担が半端ないんですよねぇ〜〜。
どれだけ負担なのかと言えば、それまで肩こりとか首こりとか感じたことなんかなかった私が、カバンの中に「アンメルツヨコヨコ」(によく似た薬)を常備してるくらいなんですよ。
そんなわけで、耳から入るストレスであっても、ストレスはちょっとでも少なくしたい状況だし、しかも、最近は、新型コロナ対策で窓を開けてる車両も多く、そんなモンが地下なんぞ走った日には、電車内に物凄い風切音が
「ゴォーーー!!!」
って充満するので、隣りに座ってる奴とのヒジの置き場所争いはしょうがないにしても、

ーもう少し電車内が静かだったら、疲れも軽くなるかもなぁ〜。ー

(◆◇´∀`σ)σ♪゚

 

 

と思ったのが、ノイキャンタイプのTWSを買おうと思った理由です。
で、なんでボーズなのか?と言えば、
「出たばかりだから!!」
「ボーズって名前が格好いいから!!!」
というのもありますが(あるの?)、一番はヨドバシカメラで視聴した際、最もノイキャンの効きがよいと思ったからです。
正直、視聴するまでは、
ソニーのWH−1000XM2辺りを買うことになるんだろうなぁ〜。ー
と思っていたわけですが、何種類かノイキャンのイヤフォンを試してみた後のヨドバシアキバの店員さんの
「他に何か聞いてみたいのありますか?」
の一言で背中を押してもらって聞いたイヤーバズのノイキャンが
「スゲェ〜!これ、マジでスゲェ〜よッ!!!」

☆・゚:*━ヽ(・゚Д゚・)ノ━*:゚・★
レベルだったので、購入を決定しました。
(ヨドバシアキバのお姉さん、その説は大変世話になりました。礼。)
但し、その場で予約しようとすると
「入荷は12月1日の予定です。」
との文字が…。
ーう〜ん、どうしたもんんかなぁ〜。ー
と思いつつ踏ん切りがつかずに一旦帰宅したものの、やっぱり諦めきれなかったので、12月着を覚悟の上でヨドバシ・ドット・コムで予約したら…、

 

 

 

 

ど〜ゆ〜わけか、11月1日に届きました!?
(↑、ラッキー♪)

 

 

もしかしたら、本体カラーを白にしたのがよったのかもしれませんが、予定より全然早く着いて、ただ今絶賛使用中!というわけです。
そんなわけで、以下、ボーズイヤーバズの良いところ、悪いところをそれそれピックアップしてレビューしていきたいと思います。
大きさがどう、重さがどう、みたいなレビューは、既にたくさん公開されているであろう他のレビューを見て頂くとして、私は、実際の使用者の嘘偽りのない感想を、いいとこ悪いとこ別に書かせていただこうと思います。


<ボーズイヤーバズのグッドポイント!>

1、とにかくノイキャンが効く!!!

まあ、私が使っているNCTWSはボーズイヤーバズだけなので、偉そうなことは言えないわけですが、とにかく…、

 

 


ノイキャンが効きます!!!
スゲェ〜〜〜効きます!!!

∑(□゜/)/

 

 


よくテレビCMで、周りがガヤガヤしてるところでNCタイプのヘッドフォンやイヤフォンを使うと、
「スーーッ。」
っと雑音が消える演出があると思うんだけど、ボーズイヤーバスを使っている時の感覚は、全然大袈裟じゃなくて、まさにコレ!
ヨドバシの売り場で色々と聴いた中でも、TWSとしては、屈指のノイキャン性能をだったから買ったわけですけど、実際に街中で使っても全く期待を裏切らない強力なノイキャン性能を堪能できます。
もちろん…、
ノイキャン強度を最高にしても、外音が全く消えるわけではなく、単純にノイキャンの強度だけで見ればヘッドフォンスタイルのもの(ソニーのWHー1000XM3とか)の方が性能は上だと感じるわけですが、殊、TWSでのノイキャンということであれば、ボーズイヤーバスの右に出るものはないと思いますよ。
実際、私の通勤も、
「単純に雑音が減っているだけ。」
なわけですけど、随分と精神的・体力的負担が減って楽になりました。
電車のガタゴト音やコロナ対策で開いてる窓からの風切り音、電車内のアナウンスが完全に消えるわけではないですけど、まるで自分の周りだけ待合室のアクリル板で囲んだかのように、遠ぉ〜くの方で音がする程度には軽減されています。
今までは電車で寝ることなんて、余程じゃなければなかったわけですけど、今では割としょっちゅうコックリコックリしてるのも、偏にこのボーズイヤーバスのお陰だと思います。


2、装着感がいい!

ボーズイヤーバスの特徴の一つとして、一部で物議を醸した独特形状のイヤーフィンを持つことが挙げられます。
このイヤーフィン、確かに人によって合う合わないがあります(私の友達にも全然耳に収まらないという人がいました)が、こと、合うのであれば、このフィンを使用した装着感はまさに「コンフォタブル!」(快適!)と言っていいんじゃないでしょうか?
シリコンのフィンが柔らかく耳の内側に広く引っかかることで、長時間聴いていても、耳が痛くならないし、多少走った程度では、イヤフォンがズレたり動いたりすることもありません。
さすがに、ガチガチの運動で3万円以上もしたボーズイヤーバスを使ってみようとは思いませんが、少なくとも、日常生活の動作が原因でイヤフォンが外れてどっかに飛んでったなんてことは、絶対に起きないと言っていいレベルのフィット感を実現しています。
ちなみに…、
上記の理由により、ボーズイヤーバス購入の際には視聴は必須だと私は思いますが、イヤーフィンには、「S」「M」「L」の三種類があります。
もし、視聴時に耳に合わなければ、別サイズのイヤーフィンを試したい旨お店の方に伝えてみると、ちゃんと耳に収まるかもしれません。
お試しください。


3、聴き疲れしない耳あたりの良い音

音質に関しては、人によって好みも聞こえ方も違うので、一概にどうだこうだとは言い難い面がありますが、ボーズイヤーバスの音質を一言言うと…、


聴き疲れしない柔らかさを持ちつつ、必要充分な解像感はある音。


と言えるでしょう。
実際、ウチに届いて初めて聴いた時には、全体的になんか隠った感じで、
ー解像感のない音だなぁ〜。これなら、今使ってる4000円弱で買った格安TWSの方がいい音するような気がするけど…。ー
と残念に思っていたのですが、実はボーズイヤーバスは、音量を少し高めに設定すると、途端に音の分離がよくなるという特徴があるようで、それに気づいて、一定程度ボリュームを上げて聴くようになってからは、解像感もしっかり感じられるし、派手さはないものの、音の厚みと立体感は、手持ちの中華イヤフォンと比較しても、比較にならないくらい豊かになったので、個人的には、音質にはとても満足しています。
まあ、それでも、音がバァ〜ン!と前に出てくる感じはないので、私の好みの音からすると、若干、キレが悪いと感じる音なのですが、反面、このセッテイングだと人の声がとてもよく通って聞こえるので、動画配信やラジオ(ポッドキャスト)との相性がとてもよいと感じています。
お陰様で、ここ何十年もラジオなんて聴いていなかったのに、最近では毎日Radikoやポッドキャストを聴くようになりました。
特に、Radikoを聞いている時の音は、私の中にあった、ラジオというメディアの常識を覆すくらいに、立体感があって素晴らしい音なんですよ。
装着感的にも、長時間つけていて疲れない感じなので、音の方も長時間聞いても疲れない感じを目指したのかなぁ〜?と思っていますが、いずれにしろ、多くの人にとって、NCTWSとして、十分、及第点の音質だと思います。


4、ケースが小さめ。

ボーズイヤーバスのレビュー記事を見ていると、必ずと言っていい程出てくるのが、
「イヤフォン本体が巨大だ!」
というレビューです。
個人的には格別重いとは思いませんが、イヤーフィンがついている関係上、確かに体積は大きめになります。
しかぁ〜〜し!
ケースはそこまで大きくないんですよ。
もちろん、ボーズイヤーバスよりも小型のケースを採用しているNCTWSもたくさんありますが、ソニーのWF−1000XM3程にはバカデカくはないケースは、ギリギリ、スーツの胸ポケットにも収まるサイズ感で、携帯するにも邪魔になりません。
やはりTWSというのは、充電とか、使わない時の収納とか、別の機器との繋ぎ直しの際に、どうしてもケースと連動させる必要があるので、ケースの大きさって、かなり重要な項目だと思うんですが、スーツの胸ポケットに十分収納可能なボーズイヤーバスなら、ケースを持って歩いても、全く苦になりませんね。


5、電話がしやすい

他のTWSと比較ができないので、どの程度「良い」のかは、はっきり言えないわけですけど、前述した、人の声中心の音質のセッティングと、強力なNCの合わせ技で、電話の声もかなり明瞭に聞こえます。
お陰で、出先での電話でも、敢えて人混みを避ける必要もなく、雑踏の中や駅の構内でも、普通に会話が成立しちゃいます。
これって、地味に便利ですよ〜〜。
当然、こちらの声がどの程度相手に聞こえているのかを知る方法は私にはないわけですけど、それなりの音で拾ってくれているようで、外での会話でも、今まで特に聞き取り辛いという指摘を相手から受けたことはありません。
そーゆー意味では、最近話題のテレワーク用のイヤフォンとしても、好適なのではないでしょうか?
私自身は、子供が騒いでも相手の声がよく聞こえるので、特に出先でなくても、電話する時には、ボーズイヤーバズを装着するようになりました。(笑)


<ボーズイヤーバズのバッドポイント!>


1、操作性はあまりよくない

これまで私は、アマゾンで買った格安のTWSを愛用してきたので、TWSの操作に関しては、本体へのタッチ操作ではなく、
「基本、スマホでやる!」
というのが、浸透しているわけですが、それでも、ボーズイヤーバズの操作性には、
「もう一息頑張って欲しい感」
が拭えません。
具体的には、先日のアップデートで、ようやく、本体タッチ操作でのボリュームのUP、DOWNは実装されたものの、相変わらず、曲の戻しができません。(先送りは可能。)
これは、
「過去には捉われない!!」
「常に未来しか見ない!!!」
というボーズの企業姿勢を反映したものなのかもしれません(←ホントかよ!?)が、3万円を超える、そこそこ高級なTWSなのですから、ボリュームのUP、DOWNと同じ形式で、曲の戻しにも是非対応して欲しいものです。
また、ノイキャン強度をイヤフォン本体で変えられるのは、凄ぉ~く便利なんですが、強度が現在いくつか分からないのは、とても不便です。
10は流石によくわかりますが、5と0は、外音がないとわかり難いにもかかわらず、いちいちアプリを起動しないとノイキャンレベルがいくつなのか確認できないのが、かなり面倒ですねぇ~。
また、切り替えが必ず3段階なのも、場合によっては、わずらわしいです。
2段階で「0か10か」みたいなのも選べたら、いいんですけど…。
そうそう、アプリと言えば、ボーズのTWS用のアプリがあるのですが、イヤフォンと接続しないと、ヘルプやアップデート、ショートカットの操作変更ができない仕様も、不親切だと感じます。
「操作方法くらい、イヤフォンと接続してなくても見せてくれよ!」
と思うのは、私だけなんでしょうかね?


2、Bluetoothの接続安定性が低い

「価格。COM」のレビューにもあったと思いますが、音が結構途切れます。
おそらく、Bluetoothの接続がチョコマカと切れる事が原因と思われますが、それがなぜなのかは不明です。
ひょっとしたら、私が使っているファーウェイ製のスマホ(NOVA3ですが)の積んでいるBluetooth機器との相性が悪いのかもしれませんし、公衆のwifiスポットを探す動作がBluetoothに干渉しているのかもしれませんし、ボーズのアプリ側で何か余計なことをしているのかもしれません。
ただ、以前使っていた、アマゾンで購入した格安TWSは3000円台だったのにもかかわらず、明らかにボーズイヤーバズよりも、接続の安定性という面では上でした。
私の場合は、別に切れまくって音楽の視聴に支障が出るという程ではなく、時折、音が途切れる、という程度なので、あまり気にはなりませんが、まあ、値段が値段だけに、
ーアップデートでなんとかなるなら、なんとかしてくれ!ー
というのが本音のところです。
ちなみに、接続が安定している距離も短く、ウチのマンションでは、部屋一つ隔てると音が切れて使い物にならなくなります。
(↑、こんなもんなんですかね?)
同じく私愛用の、アマゾンで購入した2000円台のヘッドフォンなら何の問題もない距離なんですけどねぇ~~。
(↑、どんだけアマゾン格安愛用してんねん!)
スマホで音楽聞いている程度の距離なら、何ら問題ないですけど、事務所の中を往ったり来たりしてる間も音楽聞きたい、電話を取りたい…みたいなニーズの場合は、ちゃんとBluetoothが届くか要検討だと思います。


3、電池残量表示が結構いい加減

私の場合、電池残量はアプリでの確認になりますが、100%表示の場合、ほぼ毎回、出勤1回で残り85%になるわけですけど、ある時、残量65%で出勤したら、会社に着いた時の残量が35%になってました。
満充電してないと、2倍も早く電池が減るのか!?というのは、かなり疑問です。


4、違う機器に繋ぎ直したい時は結構面倒

まあ、ボーズイヤーバズは、複数のBluetooth親機に接続できる「マルチポイント」を実装していないので、当たり前と言えば当たり前なんですが、あるBluetooth親機から別のBluetooth親器に接続を切り替えたい時は、従前通り、やはり結構面倒くさいんですよ。
例えば、スマホと接続しているボーズイヤーバズで、PCの音声を聞きたい場合は、まず、スマホとボーズイヤーバズの接続を切った上で、PCのBluetooth上でボーズイヤーバズを検索し、接続をしなくちゃならないわけ。
もちろん、これが通常の手順だと言えば、確かにその通りなんだけど、どうせ専用のアプリを実装しているんだったら、アプリ上から切り替えられるようにならないのかぁ~?と思っちゃうのは、しょうがないよね?ね?
なんせボーズイヤーバズは、TWSとしてはそこそこ高級な3万円オーバーの機種~~~(以下、同文)なのだから。(笑)


<総評>

そんなわけで、ボーズイヤーバズのいいところ、悪いところを忌憚なく書いてきたわけですけど、いかがだったでしょうか?
おそらく、音質だけで言ったら、ボーズイヤーバズよりも、いい音で鳴るTWSは一つや二つじゃなく、あると思います。
そこは全く否定しません。
でも、殊、NCの強度で言えば、このボーズイヤーバズの右に出るTWSはないと思いますし、NCTWSとしての音質は、おそらくトップクラスなんじゃないか?と私は思うわけです。
同じようなコンセプトのソニー  WF−1000XM3が現在2万円台前半だということを考えると、確かに、ボーズイヤーバズは割高な感じがするかもしれませんが、NC強度は間違いなくWF−1000XM3より上だと断言できる(ソニープラザ銀座で視聴経験あり)ので、そこを優先したい人なら、価格差は十分納得できる範囲内。
特に、単純にボリュームを上げただけでは耳に入ってこない、人の声を中心としたコンテンツ(ドラマなどの動画配信、ラジオ、語学の勉強、電話)のヘビーユーザー、電車・飛行機などでの移動が多い人や、頻繁にカプセルホテルに泊まる人、安アパート暮らしで隣の人の生活音が気になるという人には、とりわけ、自信を持ってオススメできます。。
実際…、
このイヤフォンでNC強度を最大にして暫く音楽を聴いた後で、イヤフォンを外してみると、我々の世界が雑音に満ちていることに愕然とさせられます。
世界には実は不必要な音が溢れていて、私達は普段からそんな雑音に、常に晒され続けているんですよね。
ま、ただそれだけでも、必要以上に疲れて当然なわけです。
それが、このイヤフォンを装着するだけで、相当程度軽減されるわけですから、ただそれだけのためにでも、この製品を買う価値があると、毎日使っている私には、断言できます。
iPhoneユーザーなら、AirPodsがあるので、無理には勧めませんが、アンドロイドユーザーなら、効き目がどの程度かわからない、有象無象のNCTWSに手を出すくらいなら、回り道なしでボーズイヤーバズを買った方が絶対いいと思います。

 

ボーズイヤーバス、マジでオススメです!!!

d(`・ω´・+)