オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED8−25mmf4.0 PRO」購入!

 

「お久しぶりーー!!!」

オヒサ☆^ヽ(*゚∀゚)乂(゚∀゚*)ノ^☆オヒサ

と思わず言いたくなってしまう程、久しぶりにオリンパス(現在はOMデジタルソリューションズですけどね。以下、ODDSと書きます)の新品レンズを購入いたしました。

その名も…、

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「M.ZUIKO DIGITAL ED8−25mmf4.0 PRO」

(レンズを固定する部分が箱からプラに変わりましたね。)


そう!

全OMDユーザー待望の、フィルター使用可能な広角のPROグレードレンズが、ついに発売されましたよぉぉ〜〜。

ヾ(≧∇≦*)/

いやぁ〜、待ちましたねぇ。

そもそも、35mm版換算16−35クラスのPROレンズを待ち望んでいたのに中々発売されず、でもって、よ〜〜やく開発発表があったから、

ー2020年の年末には発売されるだろうなぁ〜。ー

と思って、2020年の秋に同じオリンパス製の「9−18mm」を売っ払って、

「さぁ、こい!!!」Щ(・`ω´・Щ)

状態で、待っていたのにもかかわらず、またもや待てど暮せど発売されなくって、いい加減、

ー9−18mmを買い戻しちゃおうか?ー

と思っていたところでの、発売ですからねぇ。

待たされまくって、待ちくたびれたというのが、正直なところです。



しかも…、



私にはお金がないので、「17mmf1.2PRO」をオークション売却(やっぱこうなりました)してから注文を入れましょう、なんて思っていたら、ポイントを持ってるマップカメラさんの注文ページはなんと!



「1ヶ月〜1ヶ月半で出荷」

Σ(゜゜)!!



というとんでもない状態になっていて、

「マズい!これはマズいぞ!!嫁とモンプチが実家に帰っている間に、アッチにコッチに撮影しに行こうと思ってたのに、この状態じゃ、8−25、間に合わないぞ!!!」

と思った私は大慌てで、注文したわけですが…、




なぜか、翌々日には手元に届いてました。

(なんで?)



ま、そんなこんなですが、せっかく手元にレンズが届いたので、早速、外観とかのレビューでもしてみようかと思います。

 

 

 



外観はこんな感じ

 

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写真を見て頂ければ一目瞭然ですけど、EM1MKⅡとのマッチングはバッチリですね。

素直に「格好いい!!」と思えるデザインです。

大きさ的な話で言うと、色んな人がレビューで

「12−40f2.8PROよりは大きい。」

と書いていたけど、正にその通りで、長さはあまり変わらない気がするけど、径が太いせいか、12−40よりは一回り程大きく感じます。

(今、手元に12−40がないので、厳密な比較はできませんけど…。)

もっとも、重さの部分で言うと、8−25の方が30gくらい12−40よりも重いわけですけど、8−25の外装が(12−40と比べると)明らかにプラスチッキーな感じなせいか、カメラを持った時に、えらく軽く感じます。

殊、沈胴状態に関して言えば、12−40のサイズ感を念頭において頂ければ、ほぼ間違いないと思いますね。


一方で、撮影するためには、沈胴状態を解除して、レンズを繰り出さないと行けないわけですけど、撮影状態になると、途端に全長が伸びでデカくなります。

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沈胴状態

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焦点距離8mm

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焦点距離25mm

写真で見ると一目瞭然ですが、最広角で最も全長が長くなり、16mm前後で最も全長が短くなった後、再び、25mm向かって全長が伸びるという、かなり面白い機構になっています。

いずれにしても、撮影可能な状態では、沈胴状態に対して、かなり全長が伸びますので、移動や収納の際は、レンズを沈胴させておいた方がいいでしょうね。

ちなみに、撮影可能状態での重量バランスは、実は沈胴状態とあまり変わりません。

ジンバル使用とかだとわかりませんが、人が手持ちしている限りにおいては、プラスチックを多用したことが効いているようで、レンズの繰り出し量の変化で、重量のバランスが変わるという感覚はないです。

あと…、

このレンズへのネガティブな意見として、

沈胴式だと咄嗟のシャッターチャンスに弱い。」

という意見があるかと思いますが、私自身は全くそうは思いません。

と、言うのも、沈胴状態から撮影状態にするのに、ロックボタンを解除しつつズーム操作する必要があった9−18と違って、8−25はただズームレンズを回すだけで、一気に撮影状態まで持っていけるからです。

途中、沈胴状態を抜ける時に、ロックを外すようなクリック感がありますが、普通にズーム操作をしていれば、ロックは簡単に外れて撮影可能状態まで到達できます。

確かに、ズームレンズを余分に回さなくてはいけないという意味では時間的なロスはありますが、回転がズムーズでないズームレンズで構図を調整したり、AFが迷ったりしている方が撮影可能になるまでに時間がかかるんじゃね?って感じ。

あくまで個人的な意見ですけど、α7Ⅲでf2.8をf8に絞っている間に、8−25は沈胴状態を抜けて撮影可能状態になってると思います。

その意味では、

沈胴式だと操作が煩わしいんじゃないか?」

という心配は、全くの杞憂だと断言しておきます。

つーか、

「よくぞここまでスムーズな沈胴機構を実現したな!?」

とちょっとビックリなんですけどね。

私が使ったことある沈胴式のレンズなんて、9−18と12−32(パナソニック製)くらいのものなんだけど、8−25はさすがにPROレンズだけあって、本当にスムーズにロック解除できるのが素晴らしいです。

後は、耐久性がどうか?ってことだけが心配の種ですかね?



実写

f:id:monphoto:20210717105643j:plain と、いうわけで…、

会社の行き帰りでしかまだ撮影できていないのですが、実写画像をご覧頂きましょう。

ちなみに、これらの写真はライトルームでガッチリ補正してありますので、レンズの素の実力通りというわけではありませんので、ご了承を下さい。

(じゃあ、なんで上げるんだって話はなしの方向でよろしく。)

それと、ボディーはEM10MKⅡを使用しています。

(↑2ヶ月くらい前に買った。)

通勤用のかばんに入れるには、そっちの方が軽くて小さくて便利なので、ね。

小型軽量ボディーのEM10MKⅡですが、多少大ぶりに感じるとは言え、このレンズとのマッチングは悪くないです。

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実写で感じたのは、やはり、9mm(35mm版換算18mm)と8mm(35mm版換算16mm)は大分違うということ。

やはり、16mmは広がりが違いますよねぇ〜。

後は、やっぱり25mm(35mm版換算50mm)までズームできると、撮れる画が全然違うというのも、つくづく感じる部分。

街中スナップなら、これ一本でほとんどの場面をカバーできるような気がします。

いざとなれば、デジタルテレコンで100mmまで望遠距離を伸ばせますしね。

これ持って銀座や台場に行くのが、今からマジ楽しみです。

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8mm f8 1/500

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25mm f4 1/500

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8mm f8 1/800

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25mm f5.6 1/640

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上の写真でデジタルテレコンを使用。換算100mm。

描写の面で言うと、

寒色系であっさりとした画像になることが多かった17mmf1.2に比べると、かなり色乗りが良くて、私の好み。

解像力も物凄く、開放f4で撮ってみましたけど、びっくりするくらい解像していて、驚きました。

これなら、f2.8からヒーヒー言いながら絞りに行く必要もないので、ボケが必要な写真以外は、全てこれで賄えそうな気がします。

ファーストインプレッションは…、

 

「いい!とてもいい!!!」

・:*:・゚☆d(≧∀≦)b゚+.゚イイ

 

と言うのが嘘偽りない第一印象です。

私自身は、タムロンの17−28mmf2.8も持っていて、正直、これがかなりいい描写をする小型軽量レンズなもんだから、今回の8−25を買う意味があるのかどうか、結構懐疑的な部分もあったわけですけど、色乗りの良さとズームレンジの広さのお陰で、

ーこれはこれでいいんじゃない?ー

と素直に思えました。

フォトパスが無くなって以降、オリンパス機を使って、手軽に写真を発表できる場所がなくなったこともあって、ここ最近ではEM1MKⅡも持ち出す機会が少なくなっていたんだけど、このレンズのお陰で久々に

ーEM1MKⅡメインで撮影しに行ってみようか?ー

という気分になってる自分がいます。

(インスタでも始めればいいんだろうけどねぇ〜〜。)

今後、8−25で撮った写真や、使用感などは随時UPしていく予定(←あくまで予定)なので、気が向いたら時々このブログをチェックして頂ければ、幸いです。

 

 

それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o

 

 

ボーズ、クワイエットコンフォート、イヤーバズ(Bose QuietComfort Earbuds)レビュー

ども、ヘボ(アマ)グラファーのもんぶらんです。

 

実は、私、最近、引っ越しをしまして、以前は、ドアトゥードアで45分。電車に乗っている時間は15分くらいの通勤時間で職場に通えていたのですが…、

 

 


今はなんとドアトゥドアで90分!!!
電車に乗っている時間も60分弱に大幅アーーップ!になってしまいました。Σ(゚∀゚*)
(owz)

 


そうなると、どうしても気になるのが、
ーなんとかして、電車内の快適性をアップできないもんかなぁ~~?ー
ということなわけで、色々考えた上で、まず購入したのが、今話題のノイズキャンセリング(NC)完全分離型(TWS)ワイヤレスイヤホン(以下、NCTWSと書きます)、ボーズのクワイエットコンフォート、イヤーバズ(Bose QuietComfort Earbuds)だったというわけです。(以下、ボーズイヤーバズと書きます。)
私としては珍しく、新し目の流行りモノに素直に乗っかったわけですけど、
「果たして、その使い勝手やいかに!?」
ってことで、今回のブログでは、今、話題全集中(?)のこのNCTWSをレビューしてみたいと思います。

 

 


なんで、ノイキャン?なんで、ボーズ?

そもそも、なんでNCTWSを買うことにしたかというと、
「流行ってるから!」
(↑、おいおい。)
というのも多少はあるんだけど、一番は、やはり電車内の騒音って、
ースッゲ~~、体に負担なんじゃないか?ー
と思うようになったからです。
電車自体も、路線が変わって、凄く揺れるようになったし、座席は固くなったし、幅も狭いので、両隣に人が座ってたりすると、首や肩や背中への負担が半端ないんですよねぇ〜〜。
どれだけ負担なのかと言えば、それまで肩こりとか首こりとか感じたことなんかなかった私が、カバンの中に「アンメルツヨコヨコ」(によく似た薬)を常備してるくらいなんですよ。
そんなわけで、耳から入るストレスであっても、ストレスはちょっとでも少なくしたい状況だし、しかも、最近は、新型コロナ対策で窓を開けてる車両も多く、そんなモンが地下なんぞ走った日には、電車内に物凄い風切音が
「ゴォーーー!!!」
って充満するので、隣りに座ってる奴とのヒジの置き場所争いはしょうがないにしても、

ーもう少し電車内が静かだったら、疲れも軽くなるかもなぁ〜。ー

(◆◇´∀`σ)σ♪゚

 

 

と思ったのが、ノイキャンタイプのTWSを買おうと思った理由です。
で、なんでボーズなのか?と言えば、
「出たばかりだから!!」
「ボーズって名前が格好いいから!!!」
というのもありますが(あるの?)、一番はヨドバシカメラで視聴した際、最もノイキャンの効きがよいと思ったからです。
正直、視聴するまでは、
ソニーのWH−1000XM2辺りを買うことになるんだろうなぁ〜。ー
と思っていたわけですが、何種類かノイキャンのイヤフォンを試してみた後のヨドバシアキバの店員さんの
「他に何か聞いてみたいのありますか?」
の一言で背中を押してもらって聞いたイヤーバズのノイキャンが
「スゲェ〜!これ、マジでスゲェ〜よッ!!!」

☆・゚:*━ヽ(・゚Д゚・)ノ━*:゚・★
レベルだったので、購入を決定しました。
(ヨドバシアキバのお姉さん、その説は大変世話になりました。礼。)
但し、その場で予約しようとすると
「入荷は12月1日の予定です。」
との文字が…。
ーう〜ん、どうしたもんんかなぁ〜。ー
と思いつつ踏ん切りがつかずに一旦帰宅したものの、やっぱり諦めきれなかったので、12月着を覚悟の上でヨドバシ・ドット・コムで予約したら…、

 

 

 

 

ど〜ゆ〜わけか、11月1日に届きました!?
(↑、ラッキー♪)

 

 

もしかしたら、本体カラーを白にしたのがよったのかもしれませんが、予定より全然早く着いて、ただ今絶賛使用中!というわけです。
そんなわけで、以下、ボーズイヤーバズの良いところ、悪いところをそれそれピックアップしてレビューしていきたいと思います。
大きさがどう、重さがどう、みたいなレビューは、既にたくさん公開されているであろう他のレビューを見て頂くとして、私は、実際の使用者の嘘偽りのない感想を、いいとこ悪いとこ別に書かせていただこうと思います。


<ボーズイヤーバズのグッドポイント!>

1、とにかくノイキャンが効く!!!

まあ、私が使っているNCTWSはボーズイヤーバズだけなので、偉そうなことは言えないわけですが、とにかく…、

 

 


ノイキャンが効きます!!!
スゲェ〜〜〜効きます!!!

∑(□゜/)/

 

 


よくテレビCMで、周りがガヤガヤしてるところでNCタイプのヘッドフォンやイヤフォンを使うと、
「スーーッ。」
っと雑音が消える演出があると思うんだけど、ボーズイヤーバスを使っている時の感覚は、全然大袈裟じゃなくて、まさにコレ!
ヨドバシの売り場で色々と聴いた中でも、TWSとしては、屈指のノイキャン性能をだったから買ったわけですけど、実際に街中で使っても全く期待を裏切らない強力なノイキャン性能を堪能できます。
もちろん…、
ノイキャン強度を最高にしても、外音が全く消えるわけではなく、単純にノイキャンの強度だけで見ればヘッドフォンスタイルのもの(ソニーのWHー1000XM3とか)の方が性能は上だと感じるわけですが、殊、TWSでのノイキャンということであれば、ボーズイヤーバスの右に出るものはないと思いますよ。
実際、私の通勤も、
「単純に雑音が減っているだけ。」
なわけですけど、随分と精神的・体力的負担が減って楽になりました。
電車のガタゴト音やコロナ対策で開いてる窓からの風切り音、電車内のアナウンスが完全に消えるわけではないですけど、まるで自分の周りだけ待合室のアクリル板で囲んだかのように、遠ぉ〜くの方で音がする程度には軽減されています。
今までは電車で寝ることなんて、余程じゃなければなかったわけですけど、今では割としょっちゅうコックリコックリしてるのも、偏にこのボーズイヤーバスのお陰だと思います。


2、装着感がいい!

ボーズイヤーバスの特徴の一つとして、一部で物議を醸した独特形状のイヤーフィンを持つことが挙げられます。
このイヤーフィン、確かに人によって合う合わないがあります(私の友達にも全然耳に収まらないという人がいました)が、こと、合うのであれば、このフィンを使用した装着感はまさに「コンフォタブル!」(快適!)と言っていいんじゃないでしょうか?
シリコンのフィンが柔らかく耳の内側に広く引っかかることで、長時間聴いていても、耳が痛くならないし、多少走った程度では、イヤフォンがズレたり動いたりすることもありません。
さすがに、ガチガチの運動で3万円以上もしたボーズイヤーバスを使ってみようとは思いませんが、少なくとも、日常生活の動作が原因でイヤフォンが外れてどっかに飛んでったなんてことは、絶対に起きないと言っていいレベルのフィット感を実現しています。
ちなみに…、
上記の理由により、ボーズイヤーバス購入の際には視聴は必須だと私は思いますが、イヤーフィンには、「S」「M」「L」の三種類があります。
もし、視聴時に耳に合わなければ、別サイズのイヤーフィンを試したい旨お店の方に伝えてみると、ちゃんと耳に収まるかもしれません。
お試しください。


3、聴き疲れしない耳あたりの良い音

音質に関しては、人によって好みも聞こえ方も違うので、一概にどうだこうだとは言い難い面がありますが、ボーズイヤーバスの音質を一言言うと…、


聴き疲れしない柔らかさを持ちつつ、必要充分な解像感はある音。


と言えるでしょう。
実際、ウチに届いて初めて聴いた時には、全体的になんか隠った感じで、
ー解像感のない音だなぁ〜。これなら、今使ってる4000円弱で買った格安TWSの方がいい音するような気がするけど…。ー
と残念に思っていたのですが、実はボーズイヤーバスは、音量を少し高めに設定すると、途端に音の分離がよくなるという特徴があるようで、それに気づいて、一定程度ボリュームを上げて聴くようになってからは、解像感もしっかり感じられるし、派手さはないものの、音の厚みと立体感は、手持ちの中華イヤフォンと比較しても、比較にならないくらい豊かになったので、個人的には、音質にはとても満足しています。
まあ、それでも、音がバァ〜ン!と前に出てくる感じはないので、私の好みの音からすると、若干、キレが悪いと感じる音なのですが、反面、このセッテイングだと人の声がとてもよく通って聞こえるので、動画配信やラジオ(ポッドキャスト)との相性がとてもよいと感じています。
お陰様で、ここ何十年もラジオなんて聴いていなかったのに、最近では毎日Radikoやポッドキャストを聴くようになりました。
特に、Radikoを聞いている時の音は、私の中にあった、ラジオというメディアの常識を覆すくらいに、立体感があって素晴らしい音なんですよ。
装着感的にも、長時間つけていて疲れない感じなので、音の方も長時間聞いても疲れない感じを目指したのかなぁ〜?と思っていますが、いずれにしろ、多くの人にとって、NCTWSとして、十分、及第点の音質だと思います。


4、ケースが小さめ。

ボーズイヤーバスのレビュー記事を見ていると、必ずと言っていい程出てくるのが、
「イヤフォン本体が巨大だ!」
というレビューです。
個人的には格別重いとは思いませんが、イヤーフィンがついている関係上、確かに体積は大きめになります。
しかぁ〜〜し!
ケースはそこまで大きくないんですよ。
もちろん、ボーズイヤーバスよりも小型のケースを採用しているNCTWSもたくさんありますが、ソニーのWF−1000XM3程にはバカデカくはないケースは、ギリギリ、スーツの胸ポケットにも収まるサイズ感で、携帯するにも邪魔になりません。
やはりTWSというのは、充電とか、使わない時の収納とか、別の機器との繋ぎ直しの際に、どうしてもケースと連動させる必要があるので、ケースの大きさって、かなり重要な項目だと思うんですが、スーツの胸ポケットに十分収納可能なボーズイヤーバスなら、ケースを持って歩いても、全く苦になりませんね。


5、電話がしやすい

他のTWSと比較ができないので、どの程度「良い」のかは、はっきり言えないわけですけど、前述した、人の声中心の音質のセッティングと、強力なNCの合わせ技で、電話の声もかなり明瞭に聞こえます。
お陰で、出先での電話でも、敢えて人混みを避ける必要もなく、雑踏の中や駅の構内でも、普通に会話が成立しちゃいます。
これって、地味に便利ですよ〜〜。
当然、こちらの声がどの程度相手に聞こえているのかを知る方法は私にはないわけですけど、それなりの音で拾ってくれているようで、外での会話でも、今まで特に聞き取り辛いという指摘を相手から受けたことはありません。
そーゆー意味では、最近話題のテレワーク用のイヤフォンとしても、好適なのではないでしょうか?
私自身は、子供が騒いでも相手の声がよく聞こえるので、特に出先でなくても、電話する時には、ボーズイヤーバズを装着するようになりました。(笑)


<ボーズイヤーバズのバッドポイント!>


1、操作性はあまりよくない

これまで私は、アマゾンで買った格安のTWSを愛用してきたので、TWSの操作に関しては、本体へのタッチ操作ではなく、
「基本、スマホでやる!」
というのが、浸透しているわけですが、それでも、ボーズイヤーバズの操作性には、
「もう一息頑張って欲しい感」
が拭えません。
具体的には、先日のアップデートで、ようやく、本体タッチ操作でのボリュームのUP、DOWNは実装されたものの、相変わらず、曲の戻しができません。(先送りは可能。)
これは、
「過去には捉われない!!」
「常に未来しか見ない!!!」
というボーズの企業姿勢を反映したものなのかもしれません(←ホントかよ!?)が、3万円を超える、そこそこ高級なTWSなのですから、ボリュームのUP、DOWNと同じ形式で、曲の戻しにも是非対応して欲しいものです。
また、ノイキャン強度をイヤフォン本体で変えられるのは、凄ぉ~く便利なんですが、強度が現在いくつか分からないのは、とても不便です。
10は流石によくわかりますが、5と0は、外音がないとわかり難いにもかかわらず、いちいちアプリを起動しないとノイキャンレベルがいくつなのか確認できないのが、かなり面倒ですねぇ~。
また、切り替えが必ず3段階なのも、場合によっては、わずらわしいです。
2段階で「0か10か」みたいなのも選べたら、いいんですけど…。
そうそう、アプリと言えば、ボーズのTWS用のアプリがあるのですが、イヤフォンと接続しないと、ヘルプやアップデート、ショートカットの操作変更ができない仕様も、不親切だと感じます。
「操作方法くらい、イヤフォンと接続してなくても見せてくれよ!」
と思うのは、私だけなんでしょうかね?


2、Bluetoothの接続安定性が低い

「価格。COM」のレビューにもあったと思いますが、音が結構途切れます。
おそらく、Bluetoothの接続がチョコマカと切れる事が原因と思われますが、それがなぜなのかは不明です。
ひょっとしたら、私が使っているファーウェイ製のスマホ(NOVA3ですが)の積んでいるBluetooth機器との相性が悪いのかもしれませんし、公衆のwifiスポットを探す動作がBluetoothに干渉しているのかもしれませんし、ボーズのアプリ側で何か余計なことをしているのかもしれません。
ただ、以前使っていた、アマゾンで購入した格安TWSは3000円台だったのにもかかわらず、明らかにボーズイヤーバズよりも、接続の安定性という面では上でした。
私の場合は、別に切れまくって音楽の視聴に支障が出るという程ではなく、時折、音が途切れる、という程度なので、あまり気にはなりませんが、まあ、値段が値段だけに、
ーアップデートでなんとかなるなら、なんとかしてくれ!ー
というのが本音のところです。
ちなみに、接続が安定している距離も短く、ウチのマンションでは、部屋一つ隔てると音が切れて使い物にならなくなります。
(↑、こんなもんなんですかね?)
同じく私愛用の、アマゾンで購入した2000円台のヘッドフォンなら何の問題もない距離なんですけどねぇ~~。
(↑、どんだけアマゾン格安愛用してんねん!)
スマホで音楽聞いている程度の距離なら、何ら問題ないですけど、事務所の中を往ったり来たりしてる間も音楽聞きたい、電話を取りたい…みたいなニーズの場合は、ちゃんとBluetoothが届くか要検討だと思います。


3、電池残量表示が結構いい加減

私の場合、電池残量はアプリでの確認になりますが、100%表示の場合、ほぼ毎回、出勤1回で残り85%になるわけですけど、ある時、残量65%で出勤したら、会社に着いた時の残量が35%になってました。
満充電してないと、2倍も早く電池が減るのか!?というのは、かなり疑問です。


4、違う機器に繋ぎ直したい時は結構面倒

まあ、ボーズイヤーバズは、複数のBluetooth親機に接続できる「マルチポイント」を実装していないので、当たり前と言えば当たり前なんですが、あるBluetooth親機から別のBluetooth親器に接続を切り替えたい時は、従前通り、やはり結構面倒くさいんですよ。
例えば、スマホと接続しているボーズイヤーバズで、PCの音声を聞きたい場合は、まず、スマホとボーズイヤーバズの接続を切った上で、PCのBluetooth上でボーズイヤーバズを検索し、接続をしなくちゃならないわけ。
もちろん、これが通常の手順だと言えば、確かにその通りなんだけど、どうせ専用のアプリを実装しているんだったら、アプリ上から切り替えられるようにならないのかぁ~?と思っちゃうのは、しょうがないよね?ね?
なんせボーズイヤーバズは、TWSとしてはそこそこ高級な3万円オーバーの機種~~~(以下、同文)なのだから。(笑)


<総評>

そんなわけで、ボーズイヤーバズのいいところ、悪いところを忌憚なく書いてきたわけですけど、いかがだったでしょうか?
おそらく、音質だけで言ったら、ボーズイヤーバズよりも、いい音で鳴るTWSは一つや二つじゃなく、あると思います。
そこは全く否定しません。
でも、殊、NCの強度で言えば、このボーズイヤーバズの右に出るTWSはないと思いますし、NCTWSとしての音質は、おそらくトップクラスなんじゃないか?と私は思うわけです。
同じようなコンセプトのソニー  WF−1000XM3が現在2万円台前半だということを考えると、確かに、ボーズイヤーバズは割高な感じがするかもしれませんが、NC強度は間違いなくWF−1000XM3より上だと断言できる(ソニープラザ銀座で視聴経験あり)ので、そこを優先したい人なら、価格差は十分納得できる範囲内。
特に、単純にボリュームを上げただけでは耳に入ってこない、人の声を中心としたコンテンツ(ドラマなどの動画配信、ラジオ、語学の勉強、電話)のヘビーユーザー、電車・飛行機などでの移動が多い人や、頻繁にカプセルホテルに泊まる人、安アパート暮らしで隣の人の生活音が気になるという人には、とりわけ、自信を持ってオススメできます。。
実際…、
このイヤフォンでNC強度を最大にして暫く音楽を聴いた後で、イヤフォンを外してみると、我々の世界が雑音に満ちていることに愕然とさせられます。
世界には実は不必要な音が溢れていて、私達は普段からそんな雑音に、常に晒され続けているんですよね。
ま、ただそれだけでも、必要以上に疲れて当然なわけです。
それが、このイヤフォンを装着するだけで、相当程度軽減されるわけですから、ただそれだけのためにでも、この製品を買う価値があると、毎日使っている私には、断言できます。
iPhoneユーザーなら、AirPodsがあるので、無理には勧めませんが、アンドロイドユーザーなら、効き目がどの程度かわからない、有象無象のNCTWSに手を出すくらいなら、回り道なしでボーズイヤーバズを買った方が絶対いいと思います。

 

ボーズイヤーバス、マジでオススメです!!!

d(`・ω´・+)

 

 

オリンパス8-25mmf4PRO誕生!?

 

「そろそろ、広角レンズでフィルターが使えるいい奴。例えば、8-25なんてあったらいいと思うんですけど、どうですかね?パナソニックにも8-18があるけど、やっぱり防塵防滴性能のことを考えたら、オリンパスさん純正のが欲しいんですよ~~~。」

 

「もちろん実際発売されるかはわかりませんけど…、開発の方には一つのご意見として上げておきます。そんなレンズがあったら、正直、私も欲しいです。」

 

冒頭から一体何かと言えば、多分、去年が最初で最後だった「フォトパスナイト」で私と某オリンパス社員さんとの間で交わした、最後の会話である。

(↑今となってはかなり貴重な経験!)

あれから約半年。

まさか、まさかの展開ではありますが…、




8-25f4PROが開発発表されました~~~!!!

(ドン、ドン、ドン♩パフ、パフ、パフ♩)



 

まさかまさかの展開と言えば、オリンパス自体が身売りされることの方がもっとずっと「まさか」の展開だった

(←おいっ!)

わけですが、それに伴うユーザーの不安を一層するためなのか何なのか、ここのところオリンパスの動きが急なんです!!

その一環として出てきたレンズロードマップの更新。

そして、「8-25f4PRO」の開発発表だったわけですけど、まあ、これって絶対、私の意見がどうのこうのではなく、オリンパスのレンズラインナップを知る人からすれば、もっとずっと以前に登場してなければいけないレンズだったわけで、性格の悪い私に言わせると、身売り報道でオリンパスやMFTマウントに見切りをつけようかと思っているユーザーになんとかオリンパス機、MTF機を使い続けさせるための、苦肉の策にみえなくもないわけ。

だって、穿った見方をすれば、ロードマップに書くのは指先一つでできちゃうわけだからね。

実際に開発しようがしまいが、登場の見込みがあろうがなかろうが、書き加えることくらいは誰にでもできちゃうわけですよ。

 

とは言え…、

 

具体的な焦点距離とf値が書かれている以上、開発が既に最終段階にあると書いているメディアもあるし、なにより、長年EM1シリーズを使い続けている、そして、初代EM1の手厚いアップデートを知っているものとしては、この情報は新生オリンパスの、「覚悟と意地の開発発表」と捉えたいところ。

私自身は、オリンパスの映像部門という「会社」は、「実直さ」という意味では右に出るものがない「会社」だと思っているので、基本、この8-25f4PROは来年のCP+の前後には世に出るもんだと思って対応したいと思っております。

それにしても…、




いやぁ〜長かったですねぇ〜〜〜。
_ノフ○ ( ̄Д ̄ 

 

何がって、8-18クラスの広角レンズが出てくるまでの期間が…ですよ。

現在オリンパスで最広角のレンズには、7-14mmf2.8PROがあるけど、これはフィルターが使用できない出目金レンズ。

お仕事で室内を撮るカメラマンには必携のレンズらしいんだけど、あくまで個人的な意見ですけど、一般的なアマチュアカメラマンが14mmを使いこなすのって至難の技だと思うんですよね~。

(フィルターだって角型なんか使えないし。)

そこで各社、35mm判換算で16-35mmクラスのレンズを風景撮影用広角レンズとしてラインナップしているわけですが、オリンパスには、なぜかこの画角のレンズが存在しなかったわけ。

7-14mmに次ぐ広角レンズは、単焦点の8mmF1.8PROと、9-16mmf4-5.6の2本なんだけど、ワイド端8mmのPRO単焦点魚眼レンズでくせが強く扱いが難しいし、ズームの8-16mmはワイド端が18mmの上に、発売から10年近くが経過した竹レンズ。

いや、もちろん、私自身も使っていたのでわかるけど、8-18mmは基本いいレンズなんですよ。

メチャクチャコンパクトで使う時を選ばないし、描写も絞れば全然悪くはないです。

でもね。

やはり2000万画素を達成したセンサーの前では隅の描写が厳しいし、なにより、防塵でも防滴でもないんだから、EM1やEM1Xの広角レンズとしては明らかに役不足の感は否めない状態だったわけです。

個人的には

「f1.2シリーズなんかやってないで、さっさとこっち出しとけば良かったのに…。」

と思わないでもないわけですが、大分遅ればせながらではあるものの、ようやく8mmスタート(35mm判換算16mm)の超広角ズームが登場するわけだし、テレ端は、最近の

「高倍率ズームのオリンパス

の面目躍如となる25mm(35mm判換算50mm)となるようですので、かつてのキャノンの銘レンズ(今もあるけど)である17-40mmf4の向こうを張る超便利広角になることは間違いないところ。

いちオリンパスファンとして、期待して発売の日を待ちたいと思っているところです。

(*゚▽゚*)

 

できることなら…、



フォトパスがあるうちに予約開始してもらって、12万以上ある私のフォトパスポイントの一部なりと代金に充当できればいいんだけどなぁ~~。



と思っておりますが…、

 

 

オリンパスさん、なんとかなりませんでしょう~か?(笑)





隅田公園に桜を撮りに行きました。

今年の桜はすご~~く長持ちしましたよねぇ。
何年か前なんて、1週間くらいで散っちゃった時もあったけど、今年は咲き始めから2週間以上経った4月6日現在も、まだ頑張っている桜があります。
そうそう、今日、会社に行こうと道を歩いていると、入学式の帰りと思しき方々とすれ違いました。
今は世の中がざわざわしていて、入学式も一筋縄ではいかず、本人も家族も大変だったと思いますが、ここ最近ではあまりない桜を見ながらの入学式が、幾らかでも慰めになれば…と思いました。
こんにちは、ヘボ(アマ)グラファーのもんぶらんです。


で…、
入学式に比べれば、些末な話で恐縮なのですが、私の桜撮影計画もコロナのお陰で大幅に狂ってしまいまして、今回お届けする隅田川周辺での撮影が、わざわざ出かけての撮影では、今のところ2020年の最後の桜撮影になっちゃってます。
まあ、もう、わざわざ出かけて撮れる機会もない(自粛ムード強いし)と思うので、事実上、今年最後の桜撮影の様子でも記事にしてみたいと思います。

 

 
隅田公園ってなに?

多分、東京にお住いの方でなくてもご存知の、東京スカイツリーのすぐ近くにある隅田川沿いにある公園のことです。
春には桜の名所として、夏には花火大会の会場として有名な場所ですね。
特に桜は、日本さくら名所100選にも選ばれていて、大変見事な光景となります。
ちなみに、ここの桜は、暴れん坊将軍でおなじみの(?)徳川吉宗のはからいにより植えられたんだそうですよぉ。
暴れん坊なだけではなく、なかなか粋な男だったんですね。
(↑、決して暴れん坊だったわけではない。)
最寄駅は色々ありますが、とうきょうスカイツリー駅押上駅)から行こうと思うと、思ったよりも距離があるので要注意。
初めて行く時には、それっぽい人の後にくっついていく(!?)か、素直にグーグルマップに道案内してもらうのがいいと思います。
川沿いの公園なので入場無料。
時間制限もありませんが、トイレは、どこにでもあります…ってことはないので、近い人は事前によく調べておいた方がいいでしょう。
ソラマチ営業時間中なら、そちらに行くのが最も安全確実清潔だと思います。
画角的には、ヨリヒキどっちの撮影もできますが、ここはやはりスカイツリーと桜を絡めた景色が素晴らしいので、なるべく広角のレンズを一本持っていくと、いつもとは違った写真が撮れると思いますよぉ~。


当日の装備

当日は以下の装備で撮影に臨みました。

・カメラ α7III、EM1MKⅡ
・レンズ タムロン17-28mmf2.8 RXD
     シグマ24-70mmf2.8 DG DN
     オリンパス40-150mmf2.8 PRO
     シグマ70mmf2.8 DG(MFTアダプター付)

 

いよいよ、シグマ24-70f2.8を本気で使う時がやって来た!

┗(`・∀・´)ヨッシャ!

と言うことで、標準ズームはシグマを選択。
広角側は、毎度おなじみのタムロン
望遠は迷ったものの、まだこの段階では昭和記念公園があると思っていたので、花撮りの切り札であるツァイス135mmf1.8ZAではなく、可搬性を重視してオリンパスの40-150をチョイスしてみました。
概ね、この3本でなんでも撮り切れる(オイラの腕前は別として)わけなので、それ以上のレンズは必要なかったんだけど、バックに空きがあったので、一応、シグマの初代70mmマクロ(通称、カミソリマクロ)をMFT用のマウントアダプターにつけて持ち出してみました。
換算140mmの望遠マクロも面白かろうという目論見でしたが、結果から言うと、カミソリマクロでは一枚も撮らなかったので、無駄に重い荷物持っただけだったんですけどね。(;^_^A
この日はお天気も良かったので、結婚式の前撮りと思しき人や、モデルさんを立てて撮影している人なんかも何人か見かけましたけど、はっきり言って、装備だけならこの辺の人達にも負けてない感じでした。

(↑装備だけならな。)
さて、そんな凄いカメラ&レンズ構成で、一体どんな写真が撮れたのでしょうか?
あまり笑わずに見て頂ければと思います。


作品

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まずは橋を歩きながら一枚。この段階では、完全に咲いてない感じだったので、早々の移動も視野に入れていたのですが…。

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まずは隅田公園の岸壁から一枚。シグマ24-70の解像度の高さとヌケの良さが際立ってますよね。f13にて撮影。

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今回初めて知ったのですが、スカイツリー向かって右に行くと、吾妻橋があり、その先は浅草方面になります。橋の上からは、21世紀のザ!東京!!という画が撮れます。

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この日は卒業式帰りの袴を来たお姉さんもかなり見かけたのですが、この画に出てくるお姉さんはそうではなくて、レンタル着物を借りたんだと思います。セルフコスプレみたいなもんですかね?f2.8にて撮影。

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桜とビルの都会的な一枚を下からアオリで。f8ですが、解像力の高さ、描写力の高さがわかります。凄いレンズですよ、ART019。

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せっかくなので、ART019の逆光耐性を知る手掛かりになる一枚を。ほとんどノー現像ですが、中央付近にゴーストが出てるのが確認できるかと思います。直接太陽を画角に入れて、この程度なら御の字ですよね。

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隅田公園スカイツリー側の一枚。公園内にはお花見の人がたくさんいるので、人なしで撮るのは至難の業です。この写真だと画角の中に3人のカメラマンがいます。

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公園内には池もあって鳥も撮れます。私の腕では、オリンパスのAFで鳥を捉えるのは至難の業ですけどね~。

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スカイツリー側の堤はこんな感じ。堤の上では人が多すぎて画になりませんが、ヒキで撮ると面白い画が撮れると思います。この段階で時刻は3時を回っており、結局他所への移動をすることなく終了しました。

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桜を撮りに行ったはずが、40-150では電車を撮ったり鳥を撮ったり、全く関係ないものばかり撮ってました。f2.8でも被写界深度が深いので、ちゃんとした画になるのは有難いことです。

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帰りに寄ったスカイツリータウンにて。カービィは可愛いですね~~。(^^

総評

某お花見情報サイトによると、私が訪れた日の隅田公園は、まだ五部咲きということで、もし状況が悪ければ上野公園への転進も全然アリだと思いつつ撮影に入ったわけですが、今回初めて、いつも馴染みのところとは逆側の公園で撮影してみたところ、思った以上に見所が多くて、結局、この場所だけで撮影を終えてしまいました。
ま、40-150では、花よりも電車や鳥を撮ってる時間の方が長かったわけですけど…。(笑)
それくらい、隅田公園はバラエティーに富んだ場所なわけですよ。
人出も、コロナの影響か例年に比べるとかなり少なく、普段なら、人を切って撮影するのに苦労する場所であるにもかかわらず、そーゆーことにあまり神経を使わずに済んだのは、意外かつ楽チンでしたね。
レンズで言うと、何と言っても、事実上、風景写真初出撃となったシグマ24-70の印象が凄くよくて、心の底から
「買って良かった~~!!!」

♪\(*^▽^*)/\(*^▽^*)/\(*^▽^*)/♪
と思えたのが最大の収穫。
このレンズの素晴らしいキレ味を見てしまうと、なかなか他のレンズを使おうと言う気にならないんじゃないでしょうかねぇ~。
重さも、カメラに装着して持ち歩いている限りは、ほとんど気にならない重さだったので、今後、本気の標準域撮影には、絶対持っていくレンズになること間違いなしです。
但し、フードも含めて嵩があるので、収納性が悪いところが玉に瑕。
特に小型のタムロン17-28と連携させる時には、レンズ交換時といい、交換の後といい、24-70は持て余し気味な感じにあるので、レンズポーチ等の活用で使いやすくなるかどうか、今後の検討課題ということになると思います。


キョウイチ

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α7Ⅲ シグマ24-70mmf2.8 DG DN 37mm f5.6 1/250 ISO100



 それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o

オリンパス12-200mmf3.5-6.3レビュー~その2、パンフォーカス専用レンズかと思ったら、意外にもボケがいいんだわ編~

ども。

ヘボ(アマ)グラファーのもんぶらんです。

 

さて今回は、12-200mmのレビューの2回目です。
前回は、このレンズの常識はずれのズームレンジ、そしてそれを実用的に使えるようにしている、このレンズの性能的な特徴である、大きさ・重さ、最短撮影距離について書きました。
そこで、今回は、このレンズのボケに関する記事を書きたいと思います。
で、結論から言えば、もう既にタイトルで書いちゃってますけど、実はこのレンズ…、


ボケもいいんですよぉ~~。
使えるんですよぉ~~。

O(≧▽≦)O ワーイ♪


って感じなんですよ。
正直、使う前は、
マイクロフォーサーズでf6.3とか、フルサイズならf11かf13のボケ量じゃん。これって完全にパンフォーカス専用レンズなんじゃね?ー
と思っていたわけですけど、使ってみると、意外や意外。
ボケ質がいいのもさることながら、ボケの量も結構多く、全く
「パンフォーカス専用レンズ」
みたいなことにはなってないんですよ。
なんでそうなるのか?と考えれば、これもやはり、最短撮影距離が近いことと、400mmという長い焦点距離の合わせ技によるものだと思うんです。

 

では、早速作例を見ていただきましょう。

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12-200 f6.3 137mm(274mm) かなり接近して撮ることで、f2.8レベルのボケが発生します

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12-200 f6.3 200mm(400mm) 久々登場もんぷち君。日常的に400mmが使えると、f6.3でもこの程度のボケは得られます。

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12-200 f6.3 137mm(274mm) 近接でなくテレ端でなくとも、ヌケさえあればいい感じにボケますよ。ま、200mm越えてる段階で普通の焦点距離じゃありませんが。(笑)

どうですか?
意外とボケてますよね?
もちろん、ボケ量を大きくするには、被写体にググッと寄ることと、背景にヌケを作ることが重要なので、それには注意しないといけませんが、特段、マクロや望遠でもない日常的な撮影においても、いい感じのボケを得られることに、私自身もビックリしました。
元々、
「ボケの質は良い」
という世評は聞いていましたし、オリンパスの方が上げてた写真も、花撮影時のボケ質の良さに着目した写真が多かっただけに、そーゆーシチュエーションなら、それなりにボケるとは思っていましたが、通常撮影でも比較的大きくて柔らかいボケを得られる点は全くノーマークだっただけに、うれしい誤算と言ったところです。
また、以前、写真展の会場で写真家の川野恭子先生とお話させて頂いた時に、機材リストにこのレンズの名前があったので、
「12-200いかがですか?」
と聞いてみたところ、
「解像感で言えばプロレンズの方が上だけど、広角側で撮っている限り、あまり違いは感じない。」
という趣旨のお話をして頂いたことがありましたが、先程のもんぷち君の写真などをみる限り、人物写真のジャンルで言えば、プロレンズ程カリカリの解像感にならないのが、逆に人物写真向けのような気もします。
そこまで詳しく比較したわけではないですけど、ボケの質も12-40PRO並みだと感じますしね。
そー言えば…、
確かフジヤカメラさんのブログだったと思うけど、
ソニー24-105mmf4Gを105mmで撮ると、ボケ量が24-70mmf2.8GMの70mmと同じくらいになる。」
という記事があったと思います。
(↑、もし違っていたらごめんなさい。)
この理屈で言うと、一段の絞りの差を埋めるのに30mmの焦点距離が必要になるわけ(あくまで、ザクッとした計算)ですが、これを正しいとして計算すると、12-200mmの焦点距離が90mm伸びると、12-40mmf2.8PROと同じボケ量を稼げることになるんですよね。
で、それを踏まえた上で見て欲しいのが、こちらの写真。

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どうです?
いい感じのボケ感ですよね?
これは焦点距離94mm。
つまり35mm判換算で188mm相当なわけですけど、見事に
「12-40mmの40mmで撮ったのか?」
的な感じになっていると思います。
しかも寄れるレンズなので、子供を撮っても小さくなり過ぎてないですよね?
「F6.3だからボケないんじゃないの?!」
と思っている方には、ぜひとも、その考えはあらためて頂きたい!と思うところです。


逆光にはあまり強くないけど、フレアーは個性的で美しい。

さて、12-200は高倍率ズームであるからして、基本的に逆光には弱いと思われがちですが、実はそうでもありません。
一体どんな魔法(?)を使っているのか知りませんが、逆光耐性だけなら、17mmf1.2の方が悪い気がするくらいです。
(画面内に、点光源のドットが出ることが多いんだよね。)
とは言え、そこはやはり高倍率ズーム、ポジションによっては、かなり個性的なフレアーが出てしまいます。
あっ、でも、でも、でもでもでもでも…、

 

そんなのカンケーねー!!!

/(`к´)/
(↑、古いな。)

 

ではなく、この個性的なフレアーが個人的には…、

 

かなりいい~~~♫


んですよ。
では百聞は一見に如かずで見て頂きましょう。

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どうですか?
かなり特徴的ですけど、なんか雰囲気ありますよねぇ~。
まだまだ出る角度の習熟が甘いので、イマイチ表現に生かすところまではいけてないんですけど、いずれこのフレアーを使って、一枚いいのが撮れそうな予感がしているところです。
ま、普通に考えればこんなフレアーが出るのは困りものなので、これはあくまで私の嗜好の問題でウィークポイントになっていないだけ、なんですけどね。

 

せっかくだから、12-40mmf2.8PROとの撮り比べも見てみよう


実は2月に既に、12-40との撮り比べを、新宿御苑で実施してました。
で、正直、12-40のポテンシャルの高さを再認識した部分もあったのですが、結論から言うと、フルサイズとの2台持ちを選択している現在、12-40のf2.8というボケ量は中途半端と判断し、手放す覚悟を決めました。
(まだ手放してませんが…。)
本来なら12-100との撮り比べの方が価値は高いのかもしれませんが、手持ちのレンズということで、今回はその時に撮った撮り比べ画像をご覧頂こうと思います。

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左が12-200(f3.5、17mm) 右が12-40(f2.8、19mm) ちょっと画角が違うので厳密に比較できないけど、12-40の方が被写体が際立つボケ味だと思う。個人的には、絞りの数値以上の差だと思う。
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左が12-200(f6.2 100mm) 右が12-40(f2.8 40mm) 当たり前だけど、こういう場合のボケの大きさは焦点距離がモノを言う。
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左が12-200(f8 15mm) 右が12-40(f5.6 14mm) ま、絞ってしまえば特に違いはないかなって描写だ。
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左が12-200(f3.5 12mm) 12-40(f2.8 12mm) ちょっと角度は違うけど、12-40の方が柔らかい描写だ。やはりMFTで2本レンズが持てるなら、f2.8のPROレンズ2本が無難な選択だと思う。


と、いうわけで…、
2回に渡って12-200のレビューを書いてきましたが、次回はいよいよ最終回。
今まであまり言及してこなかった、12-200の弱点に触れつつ、12-100f4PROと12-200、どっちを買った方が幸せになれるか、ということを書いてみたいと思います。

 それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o

上野公園で桜(今シーズン2回目)を撮ってきました!

ども。

ヘボ(アマ)グラファーのもんぶらんです。

 

さて、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっていて、我々の生活にも少なからぬ影響を与えている今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私の家では、今回のコロナ騒動に関連して、もんぷち君ともんかかさんを実家に帰したので…、

 


写真撮りに行く時間が取れるようになりましたぁ~!!!

キラッ ( = ̄+∇ ̄=)v
(↑、喜んでる場合か!?)

 

 

と、言うわけで、世間は3連休の中日である土曜日、私としては2回連続、休みの日に、上野公園に桜を撮りに行ってきましたので、記事にしたいと思います。

 

 

 

 

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上野公園ってなに?

と、言う人はほとんどいないと思いますが、一応、書いておくと、「上野の山」と言われる台地と不忍池からなる一帯、のことを指しています。
動物園や科学博物館、美術館などが立ち並んでおり、文化の香り高い一帯であると同時に、一時はホームレスのビニールシートがあちこちに立っている、ホームレス公園の様相を呈していました。
何があったのかは知りませんが、今ではその手合いは大部分が駆逐されたようで、清潔かつ安心して歩ける公園になっています。
正確には上野恩賜公園と言うらしく、元々は政府のものだった一帯が、東京都に下賜されて今のような形になったそうです。
最寄駅は複数ありますが、一番有名なのはJRの上野駅ですね。
そこの中央口を右に出て、歩いて数分で上野公園のエリアに入ることができるので、アクセスも抜群です。
言うまでもないことですが、入場料は無料。
時間の制限もないので、日の出から夜まで好きなだけいることができます。
動物園や歴史的建造物もあり、不忍池には蓮も鳥もいる、様々な被写体を楽しむことができるエリアですが、こと桜撮影に関して言えば、桜の本数も多く、ソメイヨシノからシダレサクラまでバリエーションもあり、ヒキもヨリも自由自在に撮れるので、私が訪れたことのある場所の中では、かなり撮れ高の高い場所だと思います。
但し…、
物凄く人が多いこと、桜祭りの提灯(?)みたいなものが方々の桜にかかっていて、結構な割合で写り込んでくること、かなり特異な形の夜間照明が公園内のそこここに立っていて、これもやはり写り込んでくること、という注意点もあります。
これらをひたすら避けると、どこで撮ったかわからない写真になりがちですし、これらを入れ込みすぎてしまうと、ただの観光写真になってしまうのが、上野の桜撮影の難しさなんじゃないでしょうか?
とは言え…、
不忍池方面に行けばそれなりに人混みを避けられますし、脚立も三脚も使用可能なので(今回は5段の脚立(!?)持ってきてる人がいたし、AD200をスタンドにくっつけている人もいた)、初心者でも撮りやすい場所だと思います。


当日の装備

この日は以下の装備で撮影に臨みました。

・カメラ α7III EM1MKⅡ
・レンズ タムロン17-28mmf2.8 RXD
     ヤシカコンタックス Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm F4 
     オリンパス12-200mmf3.5-6.3
     オリンパス17mmf1.2PRO

考え方としては、当初三脚撮影も視野に入れたものの、上野公園は例年人の出が多いので、三脚撮影はスパッと諦めて、身軽に動けることを前提に、ほぼ最小構成での出撃となりました。
オリンパスの2本は最近の流行りなので、変更なし。
α用のレンズには当初、24-70も…と思ったものの、意外に重くなったため、足りない広角側を補うということで、17-28mmをチョイス。
そして、前回のプラナーに続き、
「久々に使ってみようぜ!!」
ということで、今回はヤシコンのツァイス、バリオゾナーをボケ表現用に持ち出してみることにしました。

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このレンズ、フルマニュアルであるためか、80-200mmという焦点距離にも関わらず、非常に軽量にできています。
しかも、最短撮影距離は200mm側で約1m。
f4通しではありますが、接近すればボケも使えますし、そこまで使い込んだわけではないですけど、ツァイスならではの表現力もあると思っているので、個人的にはもっと持ち出したいレンズではあるんですが、やはり望遠ズームでフルマニュアルは子供撮りには厳しいので、最近は押入れの肥やしと化していたレンズなんですよね~。
今回の使用で、あらためてその真価に触れることができるかどうか、試してみたいと思った次第です。
ちなみに、バリオゾナーの購入価格は、オークションの送料を入れて約2万円。
フルマニュアルだと手ぶれ補正の連動が面倒臭い(と、いうかほぼ無理)というデメリットがありますが、安くて軽くて人にちょっと自慢できるズームが欲しい人にはオススメの一品です。
鏡胴を押したり回したりしてズーム域、ピント域の調整をする感覚は、中々新鮮ですよ!


作例

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まずはお近くの咲きのいい桜を一枚。お花見禁止の案内が出ていましたが、地べたに座り込んでの飲食なら、特に禁止されてませんでしたね。

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12-200の望遠域で一枚。玉ボケはいい感じだが、やはりボケ自体は硬い印象ですね。

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タムロン17-28f2.8の写真も一枚。描写力が高く、色乗りも良い。非常に安定した性能を発揮してくれます。軽いのもグッド!

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標準域の12-200、f5.2 37mm(74mm)キリッと撮るなら全然OKです。やはりズームで切り取りをコントロールできるのは、人手が多い場所ではすごく便利。

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バリオゾナー80-200f4でのショット。f4なのでボケの絶対量は足りないが、ボケ質はよいと思います。隅の玉ボケがレモン型に流れているのが玉に瑕ですかね。

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同じく、バリオゾナー80-200f4での作品っぽい一枚。ピント面のキレが素晴らしいですね。何十年も前のレンズとは到底思えません。

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上野駅にあったオブジェ(?)なかなか可愛いじゃないか~♫

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バレンタインのお返しを買おうと、お土産屋を見ていたら、モロゾフさんに面白いお菓子を発見!!このお店だけのオリジナルだそうです。当然、お買い上げ。( *´艸`)

 

総評

当日、色々あって、到着したのは午後1時頃。
その段階では、そこまでの人出ではなくて、
新型コロナウイルスの影響で、やっぱ人出は少いのかなぁ~。ー
なんて思っていたわけですが、時間を追うごとに人が増えていき、最終的には相当な混雑になっていたのには驚きました。
皆さん、自粛なんてどこ吹く風ですね。(←オメーもだろう?!)
しかも…、
当日の咲きは3分~4分というところで、咲いているところと咲いていないところの差が大きく、当たり前ですが、咲いてるところに人が集まった結果、中央の通路などでは、例年並みの大混雑でした。

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この辺りのことは、報道にも載ったので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか?
そんな中でも、私個人としては、今まで行ったことがなかった上野東照宮に行けたのが、大きな収穫でしたね。
特に五重の塔が素晴らしく、当日は混んでいてお参りできなかったので、また落ち着いた頃に行って、五重の塔を撮ってみたい(もちろん、お参りも)と思いました。

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上野東照宮五重塔。桜も咲いてて綺麗ですよねぇ~。そしてこの人混み。(;^_^A

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はぁ~い、お参りするところです。これだけ並んでると流石にお参りする気が失せますね。(笑) マスクしてる人も少ないし、密着具合がヤバいです。

今まで姿は見えるんだけど、
ーどっから行くんだ?ー
と思っていた場所だっただけに、場所がわかってよかったです。
まあ、それもこれも、不忍池付近の桜が
ー思ったほどの咲きではなさそう。ー
ということで、スルーした結果だったりしたわけですけど…。
今年は休みの天気に恵まれて、桜の撮影回数は過去にないくらいになってますけど、やっぱり「咲き」の要素まで揃えるとなると、勤め人にはなかなかベストタイミングでの撮影は難しいもんだなぁ~とあらためて感じた次第。
まあ、それだけ難しいからこそ、皆取り憑かれたように、桜を撮るんでしょうけどね。
と、言うわけで…、

私もまだまだ桜を撮りますよぉ~~~!
次はどこに行こうかなぁ~。

という辺りで、また次回です。

 

キョウイチ

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タムロン17-28f2.8RXD 17mm 1/800 f6.3 逆光に強いこのレンズの真骨頂という感じの一枚です。木の幹の部分にフレアーが出てますが、嫌な感じはなく、むしろ「味」として好ましいです。

 それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o

 

オリンパス12-200mmf3.5-6.3レビュー ~その1、常識外れのズームレンジが凄い楽しいんだわ!編~

どもども。

ヘボ(アマ)グラファーのもんぶらんです。

さてさて、買ったきり全然レンズのレビューが出来ていないので、サクサク進めていきたいところですが…、

 


ーそう簡単に書ければ苦労しないよねぇ~。ー

( ̄ω ̄;)エートォ...


ってことで、今回からは少し志向を変えて、レンズの良い点、悪い点を、トピックごとに一つ一つの記事として書いていこうと思います。
そうすれば、途中に別のレンズの話が入ってもおかしくないし、記事もコンスタントにUPできるしねぇ~ってわけで、今回取り上げるレンズはこちら!!!

 

  

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ジャーン!
オリンパス12-200mmf3.5-6.3です。
(以下、12-200と書きます。)

 


まあ、前々から欲しいと思っていたレンズではあったのですが、タムロンの12-28mmf2.8を買ってしまったがために、購入が後回しになっていたレンズです。
今回、ひょんなことから、半日限定で、価格.comの中古価格並みの値段で、新品を買える機会があったので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、買ってしまいました。
(↑お前は年に何回、舞台から飛び降りてんだ?!)
で、このレンズは既に発売されてから半年以上が経過しているレンズでもあるので、今更基本的なスペックとかを書いてもしょうがないでしょうから、まずは率直に使ってみた感想を述べてみると…、

 

 

 

スゲェ~楽しぃ!
なんでもっと早く買わなかったのか、後悔してるくらい、楽しぃ~~!!!

ルン♪ o(≧▽≦)o ルン♪

 

 

F値が暗い、100mm以降の解像感がイマイチ、なぁ~んていう世評故に感じていた事前の不安材料なんてどこ吹く風。
撮っていて、あまりに楽しいので、今では持ち出しレンズの、ぶっちぎりナンバーワンとなっております。
お陰で、ここ最近ではなかったくらい、EM1MKⅡを持ち出す機会が増え、α7IIIの出番が減ること減ること。
αカフェへの投稿に支障をきたすくらい、今は12-200推しのEM1推しなんですよねぇ~。
正直、コイツと17mmf1.2があれば、
ー大抵のお出掛けはなんとかなるんじゃね?ー
と、本気で思い始めている自分がいまーす。
(でも、Eマウントは処分しませんけどね。)
と、ここまで書けば、
「じゃあ、12-200の一体何がそんなに楽しいのさ?説明してみ?」
と思われる方もいるでしょうから、私が楽しいと思う部分をピックアップしつつ、12-100F4PROとどっちを買おうか迷っている人(←私もかつてはそうでした)の参考になる意見を届けられたらなぁ~と思っております。
第一回目の今回ピックアップするのは、12-200の持つ「広範なズームレンジの楽しさ」です。

 

 

 


まずは、12-200の画角を見てみよう!

さて、もう散々やられていることなので、食傷気味の方もいるでしょうが、画角の変化を見てみましょう。
やはり、12-200と言えば、35mm判換算で24mm-400mm、倍率で実に16.6倍という、とてつもないズームレンジを持っていることがその特徴なわけですが、それはワイド端とテレ端で写真を撮ってみればすぐにわかります。 

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一見、ただの桜ですが、赤丸の部分をズームしてみると…。

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メジロ(?)がいることがわかります。凄い拡大率ですよねぇ~~。

どうですか?
凄いでしょう!?
こんな長大なズームレンジを
ー一体何に使うんだ?ー
と思われる方もいるかもしれませんが、ズームができて悪いことなんてないですからね。
とにかく、街中の風景にしろ、旅行先の景色にしろ、ちょっとオシャレなカフェで食べたパンケーキにしろ、
「目に止まった光景で、撮れないものはない!」

(`・ω・´)シャキーン
と言い切ってしまってもいいくらい、画角選択の自由度が高いのがこのレンズの特徴であり、真骨頂なわけですよ。
私が思うに、写真の楽しさの根源にある感覚として、
「目に止まったものを、自分の好きな画角で切り取る。」
楽しさがあると思うんだけど、12-200というレンズの持つ、画角に縛られないフレキシビリティーは、撮り手に、この根源的な写真の楽しさを思う存分味あわせてくれるんですよねぇ~。
しかも…、
12-200は、これまでの高倍率ズームレンズに更に輪をかけたようなズームレンジなので、撮影している時の便利具合が半端ない。
まず、広角側のワイド端だけど、こちらは35mm判換算で28mmで妥協することなく、きっちり最近の標準ズームのワイド端である24mmにしてあるのが、実に便利。
ここを妥協して28mmスタートとした場合とでは、やはり撮れる写真に大きな差が生まれるってーのは、私自身は、αの標準レンズをタムロンの28-75にするか、シグマの24-70にするかで迷った時に検証済みなのだが、広角的な表現でも24mmまであればギリギリ間に合う場面が(私的には)多い印象なのですよ。
加えて、テレ端においても、35mm判換算で300mmではなく400mmと、数ある便利ズームレンズの中でも出色の性能を有しています。
正直、300mmで止めても誰も文句は言わなかったと思うんだけど、そこを敢えて400mmにしてきたのが、このレンズを作った人の大いなる狙いだったと私は思っているわけ。
と、いうのも、これまで100-400のレンズを持っていたのにもかかわらず、このレンズをして初めて、35mm判換算400mmという、非日常的な画角の楽しさと利便性に気付かされたからなんですよっ!
で、なんで、今まで400mmの画角をカバーするレンズを持っていたのにもかかわらず、その面白さに気づかなかったのかと言えば、それはレンズの持つ大きさ、重さと最短撮影距離に原因があったと言っていいと思う。
以下においては、その辺を考察してみたいと思います。


「超」のつく小型軽量レンズ

便利ズームだけということで言えば、これまでも様々なズームが発売されてきました。
多少ズームレンジが広いとは言っても、なにも12-200が特別だというわけではないんだけど、これまでの高倍率ズームレンズと比較して、12-200が革命的に凄いと思うのは…、

 

 

 

その大きさ、重さですよ。
(革命的ですよ!革命的に凄いの!!)

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手持ちのシグマ100-400コンテンポラリーと比較撮影。こうしてみると、12-200は100-400の半分程度の大きさしかないのがよくわかると思う。本体をつけて200mm側までズームさせても、100-400と同程度の大きさというのは、驚異以外の何物でもないと私は思うわけです。

99.7センチ、455gの大きさは、マイクロフォーサーズ規格で言っても、f2.8通しとは言え、標準ズームの12-40f2.8PRO並みの大きさ、重さしかない(12-200の方がちょっと大きいけど)んだから、驚かずにはいられない。
そして、この大きさ、軽さ故に、使っている人間は、400mmという非日常的な画角を思う存分振り回すことができるというのが、このレンズの真価の一つなんじゃないか?と私は思うわけ。
なにしろ、私が持っているシグマの100-400は、一眼レフ用レンズとしては大分軽い部類に入るものの、それでも重さは1160g。
ミラーレスに慣れきっている私としては、かなり気合を入れないと持ち出せない重さのレンズであり、その長さ故の収納性の悪さもあって、「持ってはいるけど使わないレンズの筆頭」になってしまっていたんですよ。
そんな状態で
「400mmの真価を知れ!」
と言われたって土台無理な話。
結局、
ー400mmって自分に必要なくね?ー
という結論に落ち着いていたんだけど、12-200を持ってから、その印象は180度変わった。
先日も、新宿御苑の温室の中で12-40PROなどと撮り比べのテストをしてみたわけだけど、これだけ軽くて小さいと、屈んで見上げるポジションも、乗り出して見下ろすポジションも、それこそ自分がとれる体勢であればどんな体勢でも、億劫になることなく撮っていけるということに気づいたんだよねぇ~。

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被写体として分かり易いので、メジロ2回目。これはほぼ直上を見ながら撮ってるんだけど、余程の腕力がないと一眼レフ用の100-400ではこうはいかないと思います。「軽い」ということが一つの立派な性能だと言える証左ですね。

これで400mmの画角を使えるって~のは、相当に凄いことで、シグマの100-400なら、間違ってもとれない撮影姿勢、アングルで撮影できることで、400mmという画角の持つ表現の新鮮さや奥深さにようやく目覚めつつあるというわけなんですよ。
これこそが、多分、テレ端を400mmにした開発者の意図だったんじゃないか、と私は思っております。

 


弩級の最短撮影距離

そして、その400mmの利便性を更に高めているのが、その弩級と評してもいい、最短撮影距離。
ワイド側22cm、そしてテレ側でなんと…、

 


70cm


というのだから、驚きだ。
400mmの望遠で70cmまで寄れるレンズなんて、他にあろうか?いや、ない!!!

(`・ω・´)シャキーン
(シグマ100-400も比較的短いが、それでも160cmだった。)
というわけで、この最短撮影距離のお陰で、テレ端の400mmは単なる400mmではなく、異次元の400mmにまで昇華されているんですよ!
おそらく何を言ってるのか読んでる人もよくお分かりにならないだろうから、作例で見てみると…、

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新宿御苑温室内のシダ。(?)12mmではこんな感じ。

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そして一枚目の写真をテレマクロで一枚。アレからコレが動くことなく撮れるなんて、カンドーです。

どうです?!
こういうことなんですよ!
ただ単にテレ端を400mmにしても、最短撮影距離が長ければ、それはあまり活用のしようがない400mmになってしまうことでしょう。
電車や飛行機を撮るには使えますが、まあ、遠いものを引き寄せるだけで、あまり使わない画角になることが予想できます。
ところが、最短撮影距離がこれだけ近いと、400mmも十分に普段の撮影で使用できる画角へと変化するわけです。
テレマクロ的にも使えますし、画角の変化をこれ一本でつけることも可能。
そして何より…、

 

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ライトルーム調整してます。

ボケが使えるんです!!!

ぉお!!(゚ロ゚屮)屮


200mm(換算400mm)時のf値が6.3と、MFT基準で言えば「パンフォーカスかよ!」なf値なのだから、私もボケには全く期待してなかったのですが、これが意外や意外、凄くボケを生かした撮影ができるんですよね~。
この「ボケ」に関しては次回で掘り下げるので今回はあまり深く触れませんが、結局、最短撮影距離が短いことと焦点距離が長いことの相乗効果で生み出されているのは間違いないわけで、この辺も開発者の方の深い狙いが推測される部分なわけです。


100mm以降の描写はどうなの?

で、ここまで書くと、読んでいる方はおそらく、
「このレンズの100mm以降の描写は甘いってあちこちに書いてあるけど、実際のところどうなの?」
と思われると思いますので、早速、12-200の100mm以降のの描写をご覧頂きましょう。

 

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これが全体の写真。このゴンドラの内一枚をアップで撮ってみます。

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100mm、換算200mmでの描写です。

少々色乗りが悪い感はありますが、私自身はこれでも十分満足できるシャープネスではあります。
ただ確かに、若干、眠い感じがするのも事実ですね。
人物や花ならこれでもいいのかもしれませんが、今回のような人工物ではもう少しシャープネスが欲しいところです。
そこで、ライトルーム調整をしてみました。 

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ライトルームにて調整後。

 いかがでしょうか?
これでかなりいい感じの仕上がりになったと思います。

では、200mmでも同じことをしてみましょう。

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ライトルームストレート現像。人によっては、こっちの方がいいと思う人もいると思います。

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現像後。ちょっとやり過ぎ感があるかもしれないが、鯨の立体感は格段に違いますよね。

正直、画質や解像感は、上を見たらキリがないわけですけど、私の使用目的では、補正前提とは言え、この程度のシャープネスが得られれば、全く問題ありません。
手間はかかります(1枚に10分くらい)が、撮った写真全てにやるものでもないことを考えれば、ワンハンドで換算400mmを使える利便性と十分以上にトレードオフの画質だと思ってます。
世評によると、12-200の50mm以降は、12-100f4PROのそれよりも一段劣り、100mmの画質に至っては相当のひらきがある、と言うことになってますが、私には、そもそも、12-100f4PROの100mmと、12-200の100mmを比べる意味がわかりません。
そりゃあ、同じ焦点距離を比べれば、ズーム比の短いもの(極端に言えば単焦点)が勝つに決まってますからね。
本来比較すべきは、そーゆーことじゃなくて、200mmの画質が自分として満足できるかどうか?だと思うので、この記事が誰かの参考になってくれれば幸いに思います。

 

と、いうことで…、

 

短く済ますつもりが全然短くなってないけど、今回はここまで。
次回は私も驚いた12-200のボケ味について、書いてみたいと思いま~す。

 

 

 それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o