小石川行楽園で、桜撮ってきました。


 

さて、東京では桜の開花宣言も出て、いよいよ、待ちに待った花写真の季節がやってきました!!!

O(≧▽≦)O ♪

 

と、いうわけで…、
まずは今年初の桜撮影として、小石川後楽園に行って来ましたので、記事にしてみたいと思います。

 

 

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小石川後楽園って、なに?

「小石川」って言うから、時代劇でおなじみの小石川養生所の跡かと思ったら、然にあらず。
同じ時代劇でも、
「この紋所が目に入らぬかぁ~!」
でお馴染みの水戸光圀が完成させた、水戸藩江戸屋敷の中庭だったんだそうです。
現在では、特別史跡及び特別名勝に指定されていて、7万平方メートルという広大な敷地に、桜あり、池あり、山あり、橋ありと、都心の真ん中とは思えない凄い景色が広がっている場所です。
ちなみに、そこそこの歳の人は、「後楽園」と言えば「後楽園球場」を思い出すと思いますが、その「後楽園球場」を立て直してドーム化したのが、日本初のドーム型球場、「東京ドーム」です。
なので、園内からドームや後楽園遊園地のコースターを望むことができますよん。
開演時間は午前9時から午後5時まで。
入場料は大人400円。
ちょうど同じ時に到着したクラブツーリズムさんの話を聞いてたら、65歳以上だと割引になるみたいだけど、その辺は公式のWEBサイトで確認してください。

 

www.tokyo-park.or.jp


写真を撮る人が注意しないといけないのは、桜の時期は三脚、一脚、自撮り棒の使用が禁止されていることです。
(2020年は、3月10日~4月5日までの予定だそうです。)
2年くらい前に行った時には、中国人を中心に、しだれ桜のあの狭い通路で自撮り棒を縦横無尽に振り回している連中がいたので、おそらく、その後から禁止になったんじゃないかと思います。
(元々だったのかねぇ~?)
警備員も二人常駐してますので、隙を見て長時間露光とかも無理そうです。
(↑、こらこら。)
そのつもりでお出掛け下さい。m(_ _)m

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園内案内図に加えて、開花状況をお知らせしてくれるボード(?)も出てます。入場口のかなり前にあるので、思ったような開花状況でなければ、お金を払わずに回れ右して帰ることもできます。(笑)



当日の装備

当日は、以下の装備で撮影に臨みました。

カメラ、α7III、EM1MK2

レンズ、タムロン17-28f2.8 RXD
    PO3-3M 50mmf2
    ヤシカ・CONTAX EISS Planer 85mm f1.4AEG
    オリンパス12-200mmf3.5-6.3
    オリンパス 17mmf1.2 PRO

考え方としては、望遠側は12-200任せ。
そして、久々にプラナー使っとこうぜぇ~!って感じ。
望遠でのボケはすっぱりと諦め、基本、広角から中望遠で撮るイメージです。
どうしても強いボケ感が欲しい場合に備えて、ヤシコンのマウントアダプターにMFT(マイクロフォーサーズ)用のものも用意して、最悪、170mmf1.4の単焦点として使える準備だけはしました。
この装備にした理由ですが、一つは、後楽園は狭いので、あまり長いのは必要ないこと。
もう一つには、今年最初の撮影でもあるし、まだ満開でもないってことで、体力的な負担を抑えたいという理由によります。
よって、十分に重いプラナー以外に望遠レンズは持ちませんでした、
まあ、正直、この装備でも撮り終わった後、首や背中が痛くて気持ち悪くなりそうだったんで、これから先が思いやられます。(泣)

 

作品

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写真としていいかどうかは別にして(笑)、東京ドームと桜のツーショット。

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当日はコロナ自粛の影響にも拘わらず、卒業式からの記念撮影組を何組か見かけました。別に卒業式はやればいいと思うけどね。α7Ⅲ+PO3-3M50mmf2

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もう一つの枝垂れ桜。狭い通路に人がいっぱいいるのがお分かり頂けるだろうか?ま、この程度なら全然空いてる方です。EM1MKⅡ+17mmf1.2 デジタルテレコン使用

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久々に使いましたが、その描写は一級品だと再認識しました。もっともっと使わないとダメだなぁ~と反省しきりです。α7Ⅲ+ヤシコンPlaner85mmf1.4

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PlanerはMFTとの組み合わせでもいい感じに映ります。解像度が足りてないレンズだとピントの芯のない写真になるのですが、そんなこともありません。但し、ピント合わせは至難の業だったりします。EM1MKⅡ+ヤシコンPlaner85mmf1.4

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ドームの写真をもう一枚。広大な敷地の中に色々なものがあるので、桜の季節が終わったら、ゆっくり散策するのもいいかもしれません。EM1MKⅡ+12-200f3.5-6.3
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池には鴨も泳いでいます。犬神家の一族ごっこをするお茶目な鴨さんです。EM1MKⅡ+12-200f3.5-6.3

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もう一枚、鳥の写真を…。メジロですかね?こういう写真は専ら12-200の出番ですね。EM1MKⅡ+12-200mmf3.5-6.3

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EM1MKⅡ+17mmf1.2PRO f1.2 このスッキリとした描写は、もっと使いこなしたいところです。


総評

まあ、毎度おなじみ、安定の早咲き桜でしたね。
コロナウイルスの影響か、人出は例年より少なかったと思いますが、それでもやっぱり、後ろも確認しないで下がって来たピロリ菌(合焦音をオンにしてやたら合焦しまくる初心者さんのことね)に足を踏まれるは、卒業式の記念撮影に長時間場所は取られるはで、撮影時間はたったの2時間でしたが、体力的には疲れる撮影でした。
(↑、歳を取ったとも言う。)
そもそも、私自身は、ここは桜の撮影場所としては、あまりいい場所だとは思っていないので、そういうネガティブなマインドも疲れに影響したのかも知れません。
ちなみに、どの辺が桜撮影向きでないか?と言うと、まずは、桜は主に3本しかないこと。
(実際にはまだあるみたいですが、この時期咲くのは主に3本だけです。)
しかも、そのどれもが比較的小ぶりで、なおかつ、内、最も枝ぶりのいい一本は狭い道で区切られているので、混雑時は、近づいて撮影するだけでも一苦労だということ。
いわんや、人を切ることなんて、ほとんどできない状態になるということでしょうか。
東京ドームと一緒に桜を撮れるという利点はありますが、そんなの5枚も撮れば飽きるし、上野や御苑、昭和記念公園に比べると、アングルや花を選ぶ余地がほとんどないので、私の中では無理して出掛ける程の場所ではない、という評価です。
とは言え、都内の桜の中では、ここか六義園が早い桜として有名ですので、早い時期から数を稼ぎたいのであれば、行くしかないです。
六義園の桜は老化が進んでいるのか、年々咲きが弱くなってる印象なので、どちらに出掛けるかは中々頭の痛い問題ですけどね~。
まっ、どっちも行けるのが一番だとは思います。
(↑、当たり前。)
平日でこれだと、3連休とか想像するのも恐ろしいくらいの混み具合だと思いますので、私は週末は別の場所に行こうかと思いました。
この日の撮影時間は、約2時間。
撮影枚数は、約1300枚でした。

 

キョウイチ

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EM1MKⅡ+ヤシコンPlaner85mmf1.4 1/640 f値は多分2だと思う。(笑) 足を踏まれながら撮った甲斐はあったかな?


  それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o

 

オリンパスフォトアーティスト~CP+2020特別講座<ネイチャーバトル>~に行ってきました。

 

2月11日(火)、東京都立川。
負けられない戦いがここにある…。

 

ってことで、今年もオリンパスの写真学習サービス「デジタルカレッジ」の特別編として、CP+連動で開催された、

「フォトアーティスト~CP+2020特別講座<ネイチャーバトル>~」

に参加してきましたので、当日の様子など書いてみたいと覆います。
あ、そうそう。
既に皆さんご存知っていうか…既に会期も終わってるわけですけど、CP+2020はコロナウイルスの感染防止のために中止となりました。
記事自体はその前から書いていたので、一部表現におかしなところがあるかもしれませんが、その辺は一つ寛大な心で読み飛ばして頂くようお願いいたします。

m(_ _;)m

 

 

フォトアーティストスペシャルってなに?

 

上にも書きましたが、オリンパスの写真学習サービス、デジタルカレッジの一講座として、毎年2月に開催されているのが、「フォトアーティスト」です。
基本、講師の先生をお招きして、写真の撮り方をご指導頂く…というのは通常の講座と同じなのですが、この講座にはそれ以外に二つの大きな特徴があって、一つが、


最終的に参加者は、その日自分が撮った中から一枚の作品を提出し、その作品は全てCP+の会場で展示されるということ。


そして、もう一つが、


提出された作品は、当日講師を行った先生方によって審査され、入賞者には商品が送られるということ。


つまり、講習会とコンテストがドッキングした講座、ということになんですね~。
で、今回はそのコンテストの部分をより強く打ち出したかったのか、ついた副題は
「ネイチャーバトル」ww
去年までは、CPの会場である横浜みなとみらい周辺でスナップを撮る、割とゆる~いコンテストだったものが、今年はなにやら緊迫感のあることになっていたので、私も最初は、
ーう~ん、「バトル」と名がつくものに、オイラみたいな素人が出てってもいいものだろうか?ー
と思ったりもしたのだが、なにしろ、初参加以来3年連続入賞中のゲンのいいイベントだし、その年の「写真始め」として、自分の中ですっかり定着してしまった感のあるイベントでもあったので、風景写真なんて滅多に撮らない私ですが、思い切って、出かけてみました。
場所は、立川、昭和記念公園
「自分の庭」とまでは言わないまでも、それなりに訪れている場所なので、
ーあ~撮ろうか?こう撮ろうか?あの場所はどうだ?ー
なんて思いを巡らしつつ、いざ、当日です。

 


当日の様子は?

 

当日はまず、立川駅至近にある貸会議室に集合します。

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なぜか隣はラブホ。やるなオリンパス!(謎)

で、なんと、私一番乗りでした!

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡c⌒っ゚Д゚)っ ズサーッ!!
受付を済まし、チーム分けの輪ゴムを引き、レンズの貸し出しを受けます。
今回、オリンパスさんが用意した貸出用レンズはなんと100本近く。
スタッフの方曰く、
「車や家が買えるくらいの金額持って来ました!!」
と言うだけあって、色んなレンズが目白押しでしたよぉ。
ここで私は、一瞬、12-200と思うものの、
ーどうせ、12-200は買うだろうから。ー
という理由で、45mmf1.2PROを借りました。

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17mmf1.2と45mmf1.2のツーショット。45mmのフードがオーソドックスなことを除けば、見た目での区別ができないくらいソックリなのに、ビックリだよ。(笑)

12月に手に入れて以来、どうにもその使い方がしっくりこない17mmf1.2に対して、ポートレートレンズとして評判の高い45mmを併用してみることで、逆に17mmの真価を見極めようという作戦です。
(↑、そんな作戦あるの?)
で、皆さん集合したら、先生方の紹介、そして先生の組み分けへと進みます。
そーなんです。
出たことない方はご存知ないでしょうけど、実は、このイベント。
予め先生の組み分けをしてないので、自分のチームの先生が誰になるのか、イベントが始まるまで、全然わからないんですよ。
そーゆー意味でも、かなり特殊な講座ですよね。
自分が一緒に撮ってみたい先生が決まっている場合、この段階で既に、今日一日の己のヒキが試されるってわけです。
今回の講師の先生は、萩原史郎先生、秦達夫先生、福田健太郎先生、吉住志穂先生の4人で、前回までのスナップ系の方々とはうって変わって、ネイチャー系の写真家のお歴々でした。
(ネイチャーバトルなんだから、当たり前なんだけど。)
で、事実上、この日一番の盛り上がりをみせる先生方の組み分けが終わったら、各チームごとにオリエンテーションを行い、いよいよ、昭和記念公園へと出発します。
ちなみに、私のチームには福田先生がついてくれることになりました。
私は福田先生とは初対面でしたが、初めてお会いした印象は、
ーデカっ!!!ー
(↑、こらこら。)
って感じで、思ったよりも背が高くて驚きました。


福田先生の説明を一通り聞いたら、皆でゾロゾロ歩いて昭和記念公園へと向かいます。
これまでのフォトアーティストは、先生ごとに目的地が違うことも多く、会議室を出た後も三々五々での移動が多かったのですが、今回は全てのチームが昭和記念公園に向かいますので、総勢70人程の皆さんが、揃って同じ方向へ歩いて行くことになり、見るからに異様な雰囲気を漂わせていましたね(笑)
で、皆さんお行儀よく歩いていらっしゃいましたが、私は、と言えば、せっかくいいレンズを借りたので、早速、街並みをパシャパシャしまーす。

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何気なく45mmf1.2で撮った赤提灯。描写傾向は17mmと同じく色ノリが悪い反面、描写は緻密で立体感はある感じ。

昭和記念公園に到着後は、それぞれのチームごとに先生の指示に従って行動します。
まあ、有り体に言ってしまえば、ここでの先生の行動如何で賞が取れるか取れないかが、割とはっきり出てしまうわけですが、福田先生の辿ったコースは…、

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入り口の噴水~梅園~池


という感じで、入り口からただ真っ直ぐに歩いて池まで行くという、メチャクチャベタなコース取りでした。
ただ、コースはベタでしたけど…、


福田先生、指導はアツい!!!

( • ̀ω•́ )✧


こういう場所では、滅多に教えを受けない雰囲気の私にも、凄く熱心に光条の出し方をご指導下さいました。
終いには、何度かトライするもイマイチ上手くいかない私に業を煮やしたのか、ご自分のカメラを私のカメラに持ち変えて
「ここか?いや、ここじゃないな。こっちか?あっ、ここだ!ここ!!」
と一生懸命にポイントを探って下さったのには、ホント感動しましたね。

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写真として良いかどうかはまた別の話だけど…と言いながら福田先生に撮って頂いた一枚。奇麗に光条出てますね。

個人的には、そこまで光条重要じゃない感じもしてたんですが(←おいおい!!)、まるで自分の作品のようにベストな位置を探る熱量たるや、まさに写真家のそれ。
どちらかと言うと、福田先生って大人しい印象の方だと思うんですけど、殊、写真の事となるとアツくなるって~のが、
ーやはりプロとして名を轟かせている人だけあるなぁ~。ー
と思った次第です。
この辺の「ご指導」の具合は人によりけり、先生によりけりなので、別にこの講座の話ではないですけど、中には
「なんかあったら言ってきてくださーい。」
みたいな放任主義の方もいるわけですけど、福田先生は参加者の方に積極的にお声がけしていたみたいだったので、同じチームの皆さんは、何かしら一つは、ポイントになるようなことを教えて頂けたのではないでしょうか?


ま、そんなこんなで…、


最終的には、3時になったところで撮影を終了し、各自、会議室まで戻るということになり、私は西立川駅から電車で戻る福田先生と別れて、徒歩で来た道を戻ることにしました。
途中、お昼を食べてなかったので、セブンイレブンによって、ジュースとピザマンを買ったにもかかわらず、なぜか…、

 

またまた、一番乗りで会場に戻ってました。

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡c⌒っ゚Д゚)っ ズサーッ!!
(あれ?)


その後は、毎度お馴染みの作品提出のための一枚を選ぶ作業をし、プリントをし、先生の講評を頂いて終わりという流れです。
ちなみに、福田先生の講評を聞いていて思ったのは…、

 

福田先生って、メッチャクチャ褒め上手!!!

 

ってことですかね。
いつもだと、どの写真が先生のお気に入りで、先生賞になりそうか、って大体見当がつくんだけど、今回はその辺の当たりがつかないくらい、福田先生はどの写真も言葉巧みに褒めて下さったのが印象的でした。(笑)

 

 


CP+への展示、そして審査発表!

 

さて、いよいよ、このイベントの真骨頂!
CP+への作品掲出となる…はずだったのですが、既に皆様もご存知の通り…、


CP+2020は中止になりました!!!

Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン


のニュースが駆け巡って万事休す。
今年の作品掲出はなくなり、審査発表はオリンパスライブでのネット配信になるようです。
(配信日が13日以降、ということで、まだ中身は見てません。)
一応、参考までに、例年の流れを書いておくと…、

 

 

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撮影日に自分が提出する作品を一枚決めて提出すると、なんとCP+のオリンパスブース内に写真が展示されるんです!

(2018年の様子です。)


そして、CP+最終日には、ホワイトステージにて、審査結果の発表があります。
賞はいくつかありますが、大体10人くらいが受賞ということになって、ステージに登壇。
大勢の前で、感想を述べることになります。

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2018年の様子です。参加者のお顔にはボカシを入れてあります。

まあ、ある意味で、CP+登壇者ですよね。(笑)
賞品も確かに有難いですけど、やはり大勢の人の前で自分の撮った写真が評価されるというのは、何にも代え難い喜びなわけで、最初参加した時は、
ー表彰式とか自分には関係ないしぃ~。ー
と思ってた私も、今ではわざわざ休みを変更してもらって(ウチの職場では、日曜の休みを取るのは一苦労)、表彰式に行くというのが日課というか、年課になってました。
(↑そんな言葉あるの?)
もちろん、賞を受賞できなくても、日本最高峰のカメラの祭典CP+に自分の写真が飾られるのは、なかなか得難い体験ですので、今まで参加を躊躇していた方も、よかったら来年は参加してみてはいかがでしょうか?
出たとこ勝負の側面が強いイベントですが、同じ道を歩いて同じ景色を見た人達の、自分とは違う視線を見ることで、確実に写真も上手くなれるイベントだと私は思っています。


最後にお礼を…。

 

福田先生はじめ、ご指導頂いた先生方、参加された皆さん、そして、運営に関わって下さったオリンパスのスタッフの皆様方、当日は本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
今年は大変残念なことになってしまいましたが、また来年、このイベントに参加できることを楽しみにしておりますので、これにこれに懲りずに、来年もまた、「フォトアーティストスペシャル」の開催を、よろしくお願いいたします。


キョウイチ! 

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追伸、結果発表見ました。私の作品は見事落選(泣)4年連続の入賞はなくなりましたが、もっとショックだったのは、私が「いいなぁ~。」と思ったものは全然賞に入っていなかったことですかね。やっぱ私はネイチャーには向いていないようです。EM1MKⅡ+45mmF1.2 f1.2 1/2500

  それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o

EM1MK3のお買い替え応援キャンペーンが、結構凄い!激安価格でMK3をゲット~?!

 

どもども。
ヘボ(アマ)グラファーのもんぶらんです。

 

さて、前回の記事で予告した通り、今回は、現在オリンパスが展開している、EM1MK3のお買い替え応援キャンペーンについて書いてみたいと思います。
と、言うのも…、
私個人としては、マーク3を買う気なんて更々なかったのですが、このキャンペーンの内容を聞いている内に、
ーん?このキャンペーン、メチャクチャお得なんじゃないの?!ー
ということに気づいてしまったからです。

 

 

 

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一体いくらになるのか?
そして、その価格ならマーク3を買っちゃうのか?

 


いくつか条件はあるものの、おそらく、現在のところ最安になるであろうマーク3の買い方について、以下、縷々ご説明したいと思います。(。v_v。)

 

まず、EM1MK3の本体価格を確認します。
オリンパスオンラインでのマーク3ボディーの価格は、217800円です。
で、私はオリンパスフォトパスのプレミアム会員ですので、ここからまず5%が割引されます。
つまり、206910円です。
ここから更に、フォトパスのポイントを使って割引を行うことができます。
マーク3のポイント使用上限は金額の15%なので、31037円が割引され、175873円になります。
この段階でもかなり安くなってますが、まだこれでは終わりません。
下取りがある場合、デジタルリユース社のサービスで買取を行うことを条件に、マーク3購入時のみ使える割引クーポンがもらえます。
クーポンの額は下取りする機種で違います(他社のカメラなら最高額の2万円クーポンがもらえる)が、マーク2を持っている私の場合、15000円がもらえます。
下取り価格は61000円なので、下取りしてもらえば、76000円分、マーク3の代金が安くなる計算です。
つまり、175884ー76000ですから、これでなんと!

 

99873円!!

(ノ*゚▽゚)ノ 

 

10万円を切ってしまいました。
中々な割引具合ですよねぇ~~~。
でも忘れちゃいけません。
5月31日までにマーク3ボディーを買えば、UCのギフトカードが20000円分送られてきますから、それも加味すれば、マーク2からマーク3への買い替えにかかる費用は、まさかまさかの…、

 

79873円!!!

|)゚0゚(| ホェー!!


「えっ、そんなに安いの?!」
って思いません?
私も自分で計算してみて驚いちゃいました。
まさかレンズ一本分の値段でマーク3に乗り替えられるなんて…、

 

 

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思わず欲しくなっちゃいますよね!!!

 

 


そんなわけで思わずポチっちゃおうかと思ったわけですけど…、

 

 

 

 

 


なんとか思い留まりました!!!

ε-(´∀`*)ホッ


理由は前回も書いた通り、一番の理由は、最近、レンズを買い過ぎちゃってて金欠だからなんですけど、それ以外にも、今は本体よりもレンズかなぁ~と思っているから、というのもあります。 

特に、「フォトアーティストCP+2020特別講座」でお借りした45mmf1.2に、ヤラレまくったお陰で、8万円くらいを使える余地があるなら、まずはコイツを手に入れたいと思っている次第。
次には、タムロンの75-180mmf2.8、もしくは、シグマの70-200mmf2.8を手に入れたいと言うのもあるので、まだまだ当面はボディーの更新に回すお金は出来そうにもありません。
せめて、このブログで幾らかでも収益化できたらなぁ~と思うわけですけど、そんなのまだまだ先のこと(つーか、そんな日来るのか?)なので、私は、最低でも向こう一年くらいは、マーク3は見送ろうかなぁ~と思っております。

 

でもでも…、

 

そうでない人なら、買ってしまっても全く問題ないくらい太っ腹な買い替えキャンペーンですよね。
オリンパスパナソニックに比べると、商品の価格を高く維持するのが上手い印象があるので、マーク3もそこまで急に値段は下がらないでしょうし、下がったとしても、今度は自分の下取り機種の値段も下がってるでしょうから、単純にお買い得にしたいという理由だけで、購入時期を先に送ってもメリットは薄いと思います。
もしもアナタが、
ーいずれそのうちマーク3に乗り換えたいなぁ~。ー
と思っているのであれば、

 

 

 

今、このタイミングで乗り換えてしまうのが、いい写真を残せる可能性が増えることも含めて、一番お得だと私は思いますよ。
(買わない私が言っても説得力ないかもしれませんけど…。)

 

 それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o

OMD-EM1MKⅢ、発表!!!

 

どもども。

ヘボ(アマ)グラファーのもんぶらんです。

 

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オリンパスファン待望のEM1MKⅢが、ついに発表されましたね!

O(≧▽≦)O ワーイ♪

 

私なんか、発表前日、オリンパスさん主催の「フォトアーティストスペシャルCP+2020特別講座」に出席していたのにもかかわらず、マーク3の「マ」の字もなかったことにビックリですけど、ま、これも守秘義務が徹底されている会社の姿ってもんなんでしょう。(笑)
例のもの(?)の期限が翌日の12時までっていうのも、おそらく、マークⅢが発表されたら、そっちの予約の方が忙しくなるからってことだったのかもしれません。
(↑イベント出た方は、なんのことだかわかりますよね。)

 

それはともかく…、

 

ついにオリンパス渾身のフラッグシップ機が登場するわけですから、今までEM1を使い続けて来た人達も、EM1には全く興味なかった人達も、どんなもんだか気になってるとは思うので、EM1→EM1MKⅡと乗り継いできた不肖私が、スペックシートから読み解ける、EM1MKⅢの進化点、据え置き点を解説しつつ、

 

果たしてEM1MKⅢは買いなのか!?

(o(^∇^)o)

 

と言う点につき、以下、独断と偏見で語ってみたいと思います。
(以下、EM1MKⅡは「マーク2」EM1MKⅢは「マーク3」と表記します。)

 

 

 

スペックシートから、マーク2からの進化点を読み解く。~前置き編~

色々語る前に、まずはマーク3になって改善、もしくは新規で搭載された機能をまとめておきたいと思います。
すごーく細かいところまでは手が回りませんし、書いても無駄だと思うので、主な部分だけを書き出してみるとこうなります。


<新機能・改善点>

・手振れ補正の強化(単独7段、シンクロ補正で7.5段)
・手持ちハイレゾショットの実装
・ライブNDフィルターの実装
・顔認識・瞳認識の高性能化
・画像処理エンジンを「TruePic ⅠX」に更新
・モードダイヤル「B」を新設
・星空AFの実装(特許出願中)
・動画機能の強化
・インターバル撮影枚数の増強
ジョイスティックの新設
・マイメニューの実装
・USB充電・給電に対応
・モードダイヤルにC4追加
・5GHz WiーFi、ブルートゥースに対応

 

<現状維持・改悪点>

・外形寸法
・2037万画素LiveMOSセンサー
・SDカードスロットのUHS-Ⅱ対応はスロット1のみ
・121点ハイブリッドAFシステム
・各種連写設定時の最高撮影枚数
・モードダイヤルから、「iAUTO」「ART」削除
・236万ドット液晶ファインダー
・104万ドット背面モニター

 

いかがですかね?
全体的に強化された点が多い印象ですけど、簡単に言うと…、

 

 

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センサーとコマ速、AF関係は据え置きで、画像エンジンと各種撮影機能を強化したよ!

 


ということになるかと思います。
以下では、その内容を、私の撮影に影響があると思われる順にピックアップして、深掘りしていきたいと思います。

 

スペックシートからマーク2からの進化点を読み解く。~いいところ編~

ではでは、マーク2からマーク3への変更点で、いいなぁ~、と思うところを粒さに見ていきましょう。

 

 

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・USB充電・給電への対応

「えっ、重要な項目の一番目がそこ!?」
と思う人も大勢いるとは思いますが、マーク2から3への変更点で、最も有意義な改善点は、私は、このUSB充電・給電への対応だと思います。
と、言うのも、一足先にUSB充電に対応していたα7Ⅲは、この機能のお陰でほとんど電池切れ知らず。
ミラーレス機の弱点を見事に克服したからです。
しかも、マーク3では、給電にも対応しています。
これにより、動画クリエイターの人達にも、選ばれやすくなったのではないでしょうか?
特に、タイムラプスを撮影する人にとっては、インターバル撮影機能の強化や、星空AFに加えて、USB給電に対応したことで、GH5やG9PRO以上に魅力のあるカメラになっていると感じます。

 

 

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・顔認識、瞳認識機能の強化

子供を持つ親としては、取り上げずにはいられないのが、この顔認識、瞳認識機能の強化ですね。
実際、どの程度使えるのかは、使ってみないことにはわかりませんが、この機能に先鞭をつけたにもかかわらず、今や完全に周回遅れとなってしまった感のある、オリンパスの顔認識、瞳認識が、一体どの程度使えるものになっているのか、私も興味津々です。
もっとも、G9PROやα7Ⅲは現状でも素晴らしい認識機能を持っていますので、それを越える…ということには、なかなかならないとは思いますが…。
本当ならとっくにやっておかなきゃいけなかったことではありますが、とりあえず、この機能の進化の具合によっては、私はマーク2からマーク3への買い替えを検討してもいいかなぁ~とは思っています。

 

 

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・外形寸法の据え置き

地味なところではありますが、機能が大幅に強化れたにもかかわらず、大きさが現状維持というのは素晴らしいことです。
私がG9PROを選ばなかった最大の理由がその大きさだったことに鑑みれば、機能的には同程度のカメラとは言え、マーク3の方が優れているのは自明の理です。
また、オリンパスのエルゴノミクスは素晴らしく、指に吸い付いてくるような持ち具合といい、構えた時の指の収まり具合といい、同程度の大きさのα7Ⅲと比べても、明らかにボディーの持ちやすさで優っています。
最近はなんでもかんでも大きくなる傾向ですが、自らが標榜する「機動力」の看板に忠実であることは、オリンパスの素晴らしい美点だと感じています。

 

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・手持ちハイレゾショットの実装

多くのEM1ユーザーが待ちに待ったのが、この「手持ちハイレゾショットの実装」なのではないでしょうか?
とは言え、私的にはあまり欲しいと思っていない機能なので、紹介はこの順番です。(笑)
もちろん、ないよりはあった方がいいに決まってますけど、仮にあったとしてもあまり使わないと思うんですよねぇ~。
なぜかと言えば、画総数的には2000万画素でも不自由はない(できることなら2400万は欲しいところだけど)し、ハイレゾで5000万画素にすると、容量的にもファイルの重さ的にも扱いづらいからです。
某鉄道写真家さんのように、一度撮影旅行に出掛けて総ショット数が20枚弱、とかいう人ならいいんでしょうけど、別に撮影主体で出かけたわけでもないのに、スナップで1000枚くらい撮ってしまう私の場合、他に必要になるものが多すぎるんですよ。(苦笑)
後、基本、動いている物には無力ですしね。
山岳写真や海外取材なんかで、どうしても小型の機材にしないとマズいという人でもない限り、5000万画素近い画素数が欲しいなら、多少値段は張りますが、普通に高画素機を用意した方がいいと思います。
ハイレゾショットのもう一つの恩恵と言われている、ノイズの低減効果に関しては、実際に撮影してみないとわかりませんので、意外と使い出したら使ってしまうのかもしれませんけど…。

 

 

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・マイメニューの実装

オリンパスデジカメの代名詞と言えば、異次元の手振れ補正、常識外れの防塵防滴性、ゴミ知らずのセンサー、そして…、

 


複雑で分かり難いメニュー構成。

┌( ̄0 ̄)┐ ・・・


実際、私も飛行場で色々と設定変更している内に、親指AFができなくなったので、それを再設定しようとしたことがあったんだけど、まあ、できないできない。
結局、スマホで検索して、ようやく設定変更することができたという有様で、オリンパス歴7年くらいの私ですらこんな感じなんですから、初めて触る人なんて、正直、なにをどうして設定したらいいのか、わからないんじゃないでしょうか?
まあ、初期設定は説明書と格闘しながら済ませるとしても、実際に使っている時に、適宜設定変更をするのは、初心者には至難の技だと思いますよ。
そんな時にあると便利なのが、マイメニューなわけで、これがようやくマーク3で実装されました。
先行して実装されたEM1-Xでも上々の評価を得ているようなので、これとスーパーコンパネがあれば、大抵の設定変更は迷うことなく、素早くできそうです。

 

 

スペックシートからマーク2からの進化点を読み解く。~イマイチ編~

ではでは、マーク2からマーク3への変更点で、イマイチだなぁ~、と思うところを粒さに見ていきましょう。

 

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・SDカードスロットのUHSーⅡ対応はスロット1のみ

マジで
「あり得ない!!!」
と思ったのが、ここ。
2年前に発売されたG9PROでさえ、既にダブルスロットでUHSーⅡに対応していたというのに、今発売のマーク3がなんでこれに対応していないのでしょうか?
手持ちハイレゾの実装などからもわかるように、マーク2よりもマーク3の方が圧倒的にSDカードにかかる負担は大きいはずです。
で、データーの喪失を防ぐ目的で、RAWとJPGを二つのスロットに同時記録していたら、UHS-1対応のカードがボルトネックになって、連写の枚数が落ちたり、最悪、書き込み待ちで撮影を中断せざるを得ない状況になるかもしれないわけですよね?
動画にしたって、リレー方式で2枚のSDを使って、長時間録画しようとしても、片やUHS-1だとなれば、最悪の場合、そのせいで動画の画素を落としたり、ビットレートを落としたりしなければならない可能性もあるわけでしょう?
カードスロットが2つあって、UHS対応がそれぞれ異なるなんて仕様、百害あって一利なしなのに、オリンパスの開発の方が、なんでこの中途半端な使用を是正しなかったのか、小一時間問い詰めてみたい気分でいっぱいです。
マーク2が発売された頃と違い、今では高速連写や4K動画にはUHS-Ⅱ対応のカードを使うのが当然、と言ってもいいくらい普及しているわけですから、ここはケチらないで欲しかったですね。

 

 

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・236万ドット液晶ファインダー

マーク3発表当初、一番ファン(?)をがっかりさせたのが、センサーが据え置きだったことだと思いますが、個人的に、センサー据え置き以上に残念だったのが、このEVFの仕様が据え置きだったことです。
G9PROとばかり比較して申し訳ないですが、G9のEVFは368万ドット、ファインダー倍率0.83倍ですが、マーク3は236万ドット、倍率0.75倍のまま。
この差はかなり大きいと思います。
もちろん、ドットの数は同じでも、見やすさが改善されている可能性はあると思いますよ。
実際、同じドット数でも、α7ⅢのEVFの方が大分見やすい気がするので、表示品質が上がっている可能性は否定できませんけど、仮に、同じ見え具合だとしたら、ちょっと頂けないなぁ~というのが、私の意見。
オリンパスはセンサーを自社生産していないので、自分達が思うような画素数を持ったマイクロフォーサーズセンサーが市中になかったとしたら、それはそれで更新できないのは仕方ないと思うわけですけど、EVFに関しては、既に368万ドットを搭載したものが2年も前に出ているのに、今回もまたマーク2と同じものでは、


「手間のかかる部分はそのままに、ジャイロと通信モジュールとソフトウェアだけをアップデートしたナンバリングマシン」


との誹りを免れないと思うわけですけど、いかがでしょうか?
いずれ実機を試す時が来たら、また使用感など報告したいとは思いますが、EM5ならまだしも、いやしくもプロ用フラッグシップを名乗る本機のEVFがこの程度とは、がっかりせざるを得ません。

 

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・AFアルゴリズムの据え置き

単純にスペックシートを見ただけでは読み取れない内容なので、実際には強化されている可能性もありますが、顔認識・瞳新式についてはアップデートのアナウンスがわざわざあったことを考えると、特に言及されていないAFアルゴリズムは、マーク2から据え置きとなりそうです。
あくまで仮定の話になりますが、AFアルゴリズムに変更がないとすれば、EVF並みに残念な出来事だと思います。
と、言うのも、マーク2登場時、世間は両手を上げてそのAFに賞賛の声を上げましたが、私が実際にマーク2を使って思ったのは、
ーえっ!?あれだけ評価が高いAFがこの程度なの?ー
ということでした。
一番衝撃だったのは、本当に最初の一枚目を撮影しようと、9-18mmを夕方の空に向けた時、全く合焦しなかったことでしょうか。
(明るさ、コントラスト共に十分な状態ですけどね。)
このように、マーク2では、特に何の問題もないと思われる被写体であっても、ピントが合わないということが、そこそこの頻度であります。
また、CーAF+TR(コンティユアラスAF+トラッキング)でのAF点表示の場所が大雑把すぎて、撮っていて全く安心感がないのも、困りものの一つ。
飛行機撮影の時にαと比較してみたわけですけど、αがクラスター表示できっちりコックピットをコンティニュラスしているのにもかかわらず、オリンパスはターゲット枠がボディーに行ったり、滑走路に行ったり、およそ撮っていて安心感がありません。
結果、撮ったものを確認するとピントは来ているわけですけど、それも
マイクロフォーサーズの深い被写界深度に助けられているだけなんじゃないか?ー
と思いたくなるくらい、目標を捉え切れていないのです。

一応、測距点をアレンジする機能や、クラスター表示に新規で対応(マーク2も条件次第ではクラスター表示できたが)した旨、マーク3のWEBの紹介ページには出ているので、AFのアルゴリズム自体にも改善が加えられているといいなぁ~と思うわけですが…。
測距点を増やせ、とは言いませんが、もう少し安心して連写できるAFのアルゴリズムにしないと、せっかくの動きもの用の装備(高速連写、プロキャプチャーなど)が泣くと思うのは、私だけではないと思います。

 

 

 

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結局、EM1MKIIは買いなのか?

と、言うわけで…、
新機能、据え置きの機能、主だったものに論評を加えてみたわけですが、ここまで書いてみて、私が思うことは二つ。

一つは、上にも書きましたが、結局のところマーク3は、通信モジュール、ジャイロコンパス、マルチセレクター以外のハードには手をつけない、ソフトウェア中心のナンバリングだということ。
もちろん、それだけアップデートするのでもかなり大変な作業だったとは思いますが、スペックシートを見る限りでは、マイナーチェンジ感は拭えない気がします。

もう一つは、なんかわけのわからない言い方になりますが、マーク3こそが「真の意味でのEM1マーク2」だということ。
手持ちハイレゾ、星空AF、ライブNDフィルターは別として、本来であれば、今回アップデートされた内容は、マーク2の登場時に実現されていなければならなかったことだと私は感じました。


そーゆー意味では…、


マーク3を一番オススメできる人は、今だにEM1のマーク1を愛用している人だと思います。
私はマーク2を買う時に、ちょっとしたコレジャナイ感を感じてたわけですけど、それってやっぱりマーク2の性格がどことなく、マーク1の後継機として違和感のあるものだったからだと思うんですよ。
究極のマルチロール機だったマーク1に対して、マーク2は連写番長的な部分が強すぎましたからね。
その点マーク3は、スペックシート上でしか見てませんが、マルチロールな性格が戻ってきたように見えるんですよねぇ~~。
例えるなら、マーク1が零戦で、マーク2が紫電紫電改、マーク3が烈風ってところでしょうか。
(↑却ってわけわかんなかったら、スマン!)
同じ理由で、今現在、マーク2を使用しているオリンパスファンの人達や、既にマイクロフォーサーズのレンズ資産を持ち、EM5、EM10、もしくはPENシリーズからのステップアップを目指す人達にとっても、被写体を選ばない性能を持つマーク3はいい選択肢になると思います。
それと忘れてはいけないのが、動画、特にタイムラプスを撮影する人達や、星景写真を主に撮影する人達。
この方々にはマーク3の新機能がドンピシャで当てはまりますので、買っても損はしないでしょうね。


一方で…、

 

今全くレンズ資産を持っていない人達、例えば、子供が生まれたから本格的なデジカメが欲しいと思っている人達とか、他社マウントを現在使用している人達にとっては、マーク3の価格は少なからぬ買い障害になると思っています。
と、いうのも、マーク3の最安価格は、現在、ボディーが196020円。
12-40mmPROレンズキットが255420円。
これだけの値段を出すのなら、他にも、様々な選択肢があるからです。

同じマイクロフォーサーズ陣営から選ぶなら、先程から散々比較に登場した、マーク3とほぼ互角の性能を持つG9PROのボディーが121704円。
マーク3とは、なんと!7万円以上!!もの価格差があります。
これだけの価格差があると、望遠レンズ1本くらいは余分に買えてしまいそうです。
また、画質にこだわってフルサイズを選ぶというのなら、キャノンのEOS Rのボディーが166000円。
RF24-240mmのレンズが99299円なので、マーク3の12-40mmPROレンズとほぼ同じ値段で、それよりも遥かに広い焦点距離をカバーできますし、私も使っているα7 IIIのボディーが192000円。
タムロンの28-75mmが78998円ですから、マーク3と12-40mmPROのセットに2万円ほど足すだけで、マイクロフォーサーズでは絶対に味わえないボケ描写、高感度耐性、高い階調性を手に入れることができます。
まあ、その辺はオリパスさんも十分承知のようで、早速、マーク3のボディー購入で2万円、12-40mmPROレンズとのキット購入で2.5万円のキャッシュバックがつくキャンペーンを開始していますが、今のところ、割高感は否めませんね。
レンズ資産のない人は、マーク3の手触りや握り具合が自分の手に合うか?
レンズも含めたトータルでのコンパクトさや、性能の割に割安なレンズのために、高感度耐性やボケ描写を妥協できるのか?
その辺りをよく自問自答してみるといいと思います。

 

ちなみに…、

 

「お前はどうなんだよ、買い替えるのか?!」
と思っている人もいると思いますが、私の考えは、今のところ、

 

 

 

 

当面買え替えなし!!!

(ヾノ・∀・`)ムリムリ

 


です。
理由は、ここ3ヶ月くらいの間に、17mmf1.2、12-200mmf3.5-6.3のオリンパスレンズに加え、シグマ24-70mmf2.8DG DNを購入してしまい、現在激しい金欠状態だからなんですが、実は、オリンパス「お買い替え応援キャンペーン」なるものも実施しており、この値引きの内容が結構エグい気がするんですよねぇ~。
なので、買い替えの結論は一旦先送りにして、次回は、

 

 

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「お買い替え応援キャンペーン」でどれだけお買い得になるのか?そしてお買い得になった結果、私自身、買い替えを決断してしまうのか?

 

 

について書いてみたいと思います。


それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o

オリンパス17mmf1.2PROレビュー

 

どもども。

ヘボ(アマ)グラファーの、もんぶらんです。

 

さて、前々回のフォトパスナイト編でも書いた通り…、

特に買うつもりもなかったのに、f1.2単焦点レンズ、しかも、その中でも、個人的に最も苦手な画角である35mm判換算35mm(細かく言うと34mm)相当の17mmf1.2を買ってしまった私。(←バカ)
モンプチという、ちびっこがいる関係で、年が明けて以降、まだ本格的に撮影に出れてないので、レビューを書くべきかどうか迷ったわけですけど、手に入れてから間もなく二月が経ちますし、「写真生活」というタイトルのブログであるにも関わらず、ここのところ、ほとんど機材系の記事を書いていないので、とりあえず、ファーストインプレッションとして、17mmf1.2のレビューを書いてみたいと思います。
購入を検討している方の参考になれば、うれしいです。

 

 

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17mmf1.2ってどんなレンズ?

わざわざ検索して、こんな過疎ブログの記事にたどり着いたであろう皆様方には、
ー説明不要かなぁ~?ー
とも思いますが、一応説明しておくと、17mmf1.2PROは、オリンパス渾身の単焦点レンズf1.2シリーズの(現在のところ)トリを飾るレンズとして2018年1月に発売されました。
前々回の記事に出てきたオリンパスのCさん曰く、f1.2シリーズは、
「各メーカの銘玉と呼ばれるレンズを片っ端から買い漁って、そのボケや解像度を計測し、その結果導き出された、『最も心地よいボケ』を数値化。そして、その数値化されたものを実際に再現すべく、多数のレンズを組み合わせて作り上げられたレンズ」
とのことで、ある意味
「バカなことやってるなぁ~。」
(↑、俺がいったわけじゃないよ。)
と思うくらい、贅沢な設計のレンズなんだそうです。
実際、この17mmf1.2も、11群15枚ものレンズを駆使して組み上げられているわけで、マイクロフォーサーズのレンズとしては、恐ろしいくらい値段が高いって~のも無理からぬ話。
しかも、これだけ多くのレンズを使用しているにもかかわらず、挙句、f1.2という、異様とも言える明るさであるにもかかわらず、AFが可能(しかも、相当速い!)なわけですから、まさに
「現代単焦点レンズの一つの到達点」
と呼んでも過言ではない一本に仕上がっているというわけです。
とは言え…、
冷静に考えれば、ボケ量はフルサイズのf2.4相当でしかない(らしい)し、値段も、価格コムの最安値でも10万円近く(2月以降の値上げが予告されてますので今後、更に高くなる)と、フルサイズの高級単焦点に匹敵する価格設定になっており、スペックはともかく、実際使用する上で、価格と性能がバランスできているかどうかが、甚だ疑問な一本でもあります。
そんなわけで、私の腕前では、レビューするのは、些か荷が重いレンズではあるわけですけど、以下では、忌憚のない実際の使用感などを書いていきたいと思います。

 

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デザイン

17mmf1.2のデザインはPROレンズの一本として、漆黒の金属外装、指にかかる凹凸の刻まれたピントリング、レンズ基部のシルバーのライン、L-Fnボタンの実装など、統一された意匠が用いられています。
私の手元にあるPROレンズと違うのは、ズームリングがなく、ピントリングが銅鏡のほとんどを覆っていることですが、これは単焦点なので当たり前のことです。
後は、フードのロック部が、新設計され、かなり目立たなくなっています。
(↑、このお陰で最初にフードを装着した時に、外せなくて焦った。)
個人的に、レンズにデザイン性を求めていないのですが、やはりオリンパスPROレンズのマッシブなデザインは、手にして気分がアガる格好良さだと思いますし、このレンズにもそのDNAは脈々と受け継がれていると思います。

 

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大きさ、重さ

サイズ感は、既に色々なところで言われている通り、12-40mmf2.8PROとそっくりです。
12-40f2.8が、長さ84mm、382gであるのに対して、17mmf1.2は長さ87mm、重さ390gとほぼ一致しています。
なので、12-40mmf2.8を持っている人ならば、サイズ感は自ずとお分かりになるのではないでしょうか?

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12-40mmと17mm、フードを外したサイズ感はほぼ同じ。だけど、フードを装着すると、なんと!17mmの方が結構デカくなる。f2.8通しズームよりもデカい単焦点って考えると、規格外のデカさと言えるよねぇ。

個人的には、このくらいの大きさがあった方が、レンズの保持がし易いと感じますし、重さもバックに収納している時や持ち方によっては、
ー結構重いなぁ~。ー
と思う場面がないわけでない(特に片手持ちしている時)ですが、EM1MKⅡに限って言えば、優秀なエルゴノミクスのお陰で、撮影体勢でいる時には、このレンズを重いと感じることはありません。
とは言え…、
超小型軽量のものが多いマイクロフォーサーズ単焦点レンズとしては、「異形の巨大さ」と言っても過言ではないサイズ感であることも確かなので、大多数のマイクロフォーサーズ機では、カメラのグリップが浅いことも手伝って、重量による負担をずっしり感じるんじゃないでしょうか。
まあ、重さの比較をしてしまうと、上にも書いた通り、f2.8通しの大三元ズームレンズよりも若干重い、というレベルですからね。
先日購入したシグマ24-70mmf2.8ですら、900g弱の重量があることを考えれば、フルサイズ用であれば本来、900gの単焦点、同じシグマで言えば、50mmf1.4ARTレンズ並みのサイズ感が必要なところ、この程度の大きさで収まっているのだから、その意味では、さすがマイクロフォーサーズといった感はあります。

 

 

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操作性

単焦点レンズなので、操作できる部分はそれ程多くはありません。
ピントリング、L-Fnボタン、フード、くらいのものでしょうか。
L-Fnボタンは、PROレンズ伝統の機能になっていますが、このレンズにおいても任意の機能を割り当てて、機能ボタンとして使用できます。
押し心地は少しグニャグニャした感じですが、設置場所が適切なので、使い勝手は良好です。
ちなみに、デフォルトでは「AF停止」が割り当てられています。
また、ピントリングの感触も非常によく、回転角、回し心地、共に素晴らしい出来になっています。
咄嗟のマニュアル操作も、気分良く行えること請け合いです。
そうそう、マニュアル操作と言えば、またまたPROレンズ伝統の機能である、マニュアルクラッチフォーカスへの切り替えも、リングを引けば簡単に切り替わるし、その手応えも強すぎず弱すぎずで、いい感じです。
但し…、
ピントリングが銅鏡全体を覆っている形になっているので、レンズの装着時に、レンズをマウントに押し込むと、マニュアルクラッチフォーカスも動作してしまうことが多くて、結構、気になりました。
クラッチが動作した状態のレンズは、当然、クラッチを戻さないとAFできませんから、咄嗟の時に困りそうですし、レンズをマウントする時には、クラッチ操作以上の力が入りますから、長いこと使っている内には、可能性は低いかもしれませんが、これが原因で破損するかもしれません。
ピントリングを後1cm程短くして、レンズ交換の時に指をおける基部を作ってくれていれば、こんな心配しなくていいのになぁ~~とは思いましたね。
フードに関しては特筆すべきことはありません。
逆付け可能なロック付きフードとしては、極めて平均的ながら、機能的に過不足のない出来と言ってよいと思います。
ただ、ロックがついているにもかかわらず、たまに、ちょっと触っただけで脱落することがあるのは、なぜなんでしょうか?


描写

これに関しては、まだ自分の中で結論が出ていないのですが、感じたことだけ…。

まず、色乗りですが、ニュートラルから若干白っぽい、という感じを受けます。
最初、子供を撮った時には、やたら白く映るので困りましたが、普通の被写体を撮っている分には、比較的ナチュラルな色乗りとなります。

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白っぽい描写というのは、こんな感じ。現像設定がニュートラルだからかもしれないけど、コントラストが薄めで白っぽい描写になる。ただ、これはこれで水や無機物との相性はよいように思える。

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当たり前ではあるけど、上の写真が眠たいということなら、現像ソフトで彩度とコントラストの調整は可能だ。

おそらくですが、多くのレンズを組み合わせて作っている関係上、逆光耐性が低いのかもしれません。
なので、子供など、主に逆光で撮る場合には、殊更、コントラストが低く出る傾向があり、そのせいで、私は「白い」と思うのかもしれませんねぇ。
夜も、フードなしで撮影していると、信号や街灯の明かりが、ゴーストとなって、全然関係ない部分に出ちゃっていましたし。
少なくとも、フードは必ずつけて撮影した方がよさそうです。
描写の傾向としては寒色系で、金属や水といった被写体との相性が良いように思います。

解像感は、PROレンズとしては可もなく不可もなく、と言ったところですね。
単焦点なので大変シャープですが、ズームレンズのPROレンズも十分にシャープなので、格別、このレンズだけが優れているという感じはありません。

そして、問題のボケなわけですが…、

 


これがまた評価が難しい。

``s(・。・;) エートォ...

 

確かに、ボケ量だけで言えば、フルサイズのf2.8とあまり変わりませんから、高いレンズの割には大したことない、となるわけですが、オリンパス「売り」として喧伝しているボケ質は確かに、他のレンズとは少し違う感じがします。
中でも、先にも書いたように、微妙に白っぽくなる色乗りの悪さが影響しているのか、撮って出しだと眠たい雰囲気の写真になりがちなのですが、ほんの少し、レタッチでコントラストを調整してやると、驚くべき立体感を表現できることは、特筆すべきことだと思います。

 

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左がJPG撮って出し。右が調整後。現像設定ニュートラルのせいもあるのか、左は随分と薄味だけど、右の調整後はしっかりとした立体感が出てると思うのですが、いかがでしょうか?


よくプロの方は「つながりのよいボケ」という表現を使いますが、このボケ質のお陰でしょうか、これまでのレンズとは一味も二味も違う立体感を、自然に表現できている気がします。

 

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モンプチ君登場!なんと言っても、このレンズの真価はポートレイト撮影で発揮されると思うので、そういう写真も無理くり一枚。ピントの合ってる目を隠しちゃってますけど、ボケ質の良さは伝わりますかねぇ?


色乗りの時にも感じたことですが、ボケの質も、ニュートラルでナチュラルなんでしょうね。
そのせいか、Eマウントのシグマの24-70mmf2.8と同じ場所で撮って比べてみても、絵自体がとても穏やかで上品です。

 

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サイズが小さいので、わかるかどうかはわからないけど、女性の背中からのボケ方が絶品。私のような半端者でもそれとわかる、ちょっと見たことがない、穏やかで心地良いボケ味だ。



シグマの新レンズが割とこってりとした色乗りで、油絵っぽい印象だとするなら、こちらは上質な水彩画のようなイメージでしょうか。
オリンパスのレンズといえば、
「開放からパッキパキ!」
というイメージですけど、このレンズに限っていえば、攻撃的な部分が全くなく、とても柔らかい、それでいてキチンと芯のある描写が持ち味だと感じます。
この特性は、このレンズを、素性のよいデータをキャプチャしてくれる、通好みのレンズであると規定する反面、パッと見で明らかにわかる特徴を持ち合わせているわけでもなく、JPG撮って出しでは、大人しい絵になる傾向も含めて…、

 

 

わかる人でないと良さがわからないレンズ

 

にしてしまっている面があると思います。
描写の傾向や使い所を十分に理解した上で購入すれば、これ程素晴らしいレンズもなかなかないのでしょうが、ただ単に、
「値段が高いからいいレンズなんだろう。」
「プロが絶賛しているからいいレンズなんだろう。」
「f1.2の明るさとボケを使ってみたい。」
くらいの理由で購入すると、「値段の割に全然大したことない」と感じてしまうのではないかと思います。

 

作例

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まずは富士山を遥かに望んで遠景での撮り比べ。f1.2とf8です。正直、そんなに違いがないと思う段階で、解放でも抜群の解像度だということがわかりますねぇ。

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最短撮影距離は20cm、最大撮影倍率は35mm判換算で0.3倍。マイクロフォーサーズあるあるで、フルサイズ比でのボケ量は少ないが、寄れるマイクロフォーサーズのレンズは、寄ることでボケ量を増やすことができる。このレンズも広角レンズにしては寄れるので、近くに寄れる被写体なら、フルサイズに負けないボケ表現も可能だ。

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f1.2という常識外れなf値のお陰で、マイクロフォーサーズとは思えないクリアーな夜景撮影が可能。1/60秒でISOはなんと!640ですよ。若干白っぽいですけど、立体感も素晴らしいです。

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1/6400、f4 逆光体制は格別高いわけではないが、低いわけでもない。

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40-150だと背景のボケがうるさくなるんじゃないかと思う背景を敢えて選んで撮影。それでも奇麗に暈し込んでいるのが見事。16000/1、f1.2

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総評

まだまだこのレンズのキャラクターをキチンと把握できているとは言い難い私ですが、このレンズについては、以下の二つの言葉を、その特徴として想起しました。
一つは…、

「プロが最善を尽くすためのレンズ」

と、いうことです。
完璧に補正されている各種収差、雨でも風でもへっちゃらな強固な防塵防滴性、ほぼ無音で合焦する高速なAF、滑らかで誇張のないボケ質・画質・色乗り、一定の被写界深度を保ちつつローライトで絶大な威力を発揮するf1.2というf値。
いずれも、プロと呼ばれる方々が結果を出さなければならない撮影で、厳しい条件でも確実に結果を残せるよう、撮影をアシストしてくれる頼もしい特徴となっています。
特に、誇張のないボケ感や、徹底的に補正されている収差については、動画クリエイターからの評価も高いようで、色は自分で「当てたい」反面、収差が出ればそれは修正して納品しなければならない、プロの仕事においては、スチルのプロの間でも、とても評価が高いポイントになっていると思われます。
(私は、ヘボグラファーだし、仕事で撮っていないので、今までお話を聞いたプロの方から受けた印象で話をしてますけど…。)
もう一つは…、

「撮る側の『感性』が試されるレンズ」

だ、ということです。
この場合の「感性」とは、このレンズの真骨頂とも言うべき「滲むボケ」「つながりのよいボケ」を、それとわかる感性だけではなく、その特徴を作画に生かす感性のことも含めて言っています。
ボケの絶対量や多少のボケ質の違いならわかる人でも、ここで言う「感性」を持ち合わせているとは限らないでしょうし、そうであれば、このレンズはただの、高くて頑丈でAFの速いレンズ、としか思えないでしょう。
すなわち、このレンズの真価を知るためには、撮り手もある程度のレベルにいなければならないわけです。
で、
「お前はどうなんだ?!」
と言われれば、そりゃもちろん…、

 

 


よくわからないに決まってます!!!

o(`・ω´・)

(↑威張るな!)

 

 

「初級者以上、中級者未満。」の私の腕では、このレンズの描写は、
「穏やかで上品で、なぜか見ていて心地いい。」
コントラストを調整すると、立体感がメチャ際立つ。」
くらいの言葉でしか語れません。
その意味では、私には「過ぎたるレンズ」だと思います。
もちろん、機材が撮り手を進化させてくれることもあるでしょうから、これで撮り続けることに意味がないとは言いませんが、個人的には、
ー手に入れるのが少し早過ぎたかなぁ~。ー
というのが正直な思いです。

まっ、とりあえずは…、

2月上旬開催予定の、「フォトアーティストスペシャル」までは使い続けてみて、今後の付き合い方を決めようかと思っている次第。
こちらのレンズよりは12-200の方が個人的には使い出があると思っているので、もしも当日レンズのレンズが可能なようなら、使ってみた上で取捨選択を考えたいと思っているところです。

と、いうわけで…、

 

 

今のところの満足度は80点。

 

上にも書きましたが、このレンズがどうこういうよりも、私自身の写真の腕がこのレンズに追いつけていないのが、最大の問題だと思います。

 

 

それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o

 

緊急レビュー!α7Ⅲの小指余り問題をほぼ完全に解決する、お役立ちグッズ登場!!

 

どもども。

ヘボ(アマ)グラファーの、もんぶらんです。

 

実は先日…、

 

 

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シグマ24-70mm f2.8 DG DNを購入してしまいましたぁ~~~~!!!!!

\(≧U≦)/

 


「お前、17mmf1.2買ったばっかじゃなかったっけ!?」
心ある方からはお叱りを受けそうですが、
「まあ、アレはイレギュラーだからね。なんなら、2月にPROレンズが値上げされた後で、売ってもいいわけだし。」
というわけで、じゃあシグマ24-70mmはなんなのか、と言えば、以前から、
ーこれ一本!という標準ズームが欲しい。ー
と思っていたこともあり、24-105mmf4Gにほぼ決まりかけていたのを止めて、こちらのレンズに変えたわけです。
つまり…、

 

 

無問題なんですよぉ~~。

ポリポリ f  ̄. ̄*)
(↑、どこがだ!?)

 


で、まあ、このレンズを購入するに至った過程や、使い心地なんかは改めてレビューするとして、本日は、シグマの24-70mmを購入したことで、今更ながら私の中で問題になっていた
「α7Ⅲの小指余り問題」
を、安価で見事にスッキリ解決してくれた、超便利グッズをご紹介いたしましょう。

 

 

α7の小指余り問題って、なに?

αの誕生とほぼ時を同じくして発生したのが、この「小指余り問題」

どういうことかと言えば、α7を持つと、グリップの長さが足りないために、小指が余る、という話です。
現在使用中のα7Ⅲはもちろん、以前私が使用していたα7Ⅱでも起きていた話ではあるのですが、実は今までは、そこまで気になっていませんでした。
と、言うのも、私が使っているレンズは、基本、小型軽量なものばかり。
小指が余ったからと言って、そこまでナーバスになる必要もなく、せいぜいが、ソニーツァイス135mmf1.8を使う時に気になっていたくらいだったんですね。
なので、今までは、135mmf1.8を使う時だけリグを組んでいたのです。

 

 

 

今まで通り、リグで対処できないわけ

「今までリグで対処していたなら、シグマ24-70mmの装着時もリグで対処すれば?」
と思う人もいるかもしれません。
もちろん、私も当初、それで対処しようかと思っていました。
しかしながら…、
このレンズを買う時に、最も懸念していた重量(830g)が、使ってみると、そこまで「重い」と言う感じでもない一方、やはり小指余りはかなり気になり、長時間の使用では手(特に甲の部分)に相当の負担がかかるであろうことが懸念されるに至って、
ー何か別の方法はないかなぁ~?ー
と思うようになったんですね。
と、言うのも…、
もちろん、リグを付ければ、指や手の負担は減るんだけど、カメラ全体の重量は大幅に増えるし、幅や高さも結構増すので、バックへの収納性にも、大きな影響が出るわけです。
ツァイス135mmf1.8のような使用頻度の低いレンズならいざ知らず、常用レンズとして考えているシグマ24-70mmにリグを組むと言うのは、せっかく小型フルサイズのαを選びながら、そのメリットを完全にスポイルしてしまうわけですから、スチルしか撮らない人間なら、なるべくなら避けたいと思うのは当然のことではないでしょうかねぇ?

 

 

そこで、コイツの登場ですよ!!!

そんなわけで、何気なく、
「α7Ⅲ、グリップエクステンション」
で検索したところ、なかなか興味深い商品を発見したわけです。
それが、今回ご紹介する
「naimonoLab 軽量グリップエクステンション SONY α9/α7III/α7RIII対応 CG-A73」
という商品です。

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パッケージも商品も最小限。この割り切り方に非常に好感が持てます。実際、これを取り付けるのに困る人なんていないんだから、余分なものをつける代わりに値段が安いなら、それはそれで大歓迎です。

コイツは、まあ、よくあるグリップエクステンションと同じく、三脚穴にねじ止めする形でグリップ下部にエクステンション部を固定するタイプのグリップエクステンションです。
機能的には、本当に
「グリップをエクステンション(伸ばす)する。」
というものしかなく、電池交換用のギミックは非搭載。

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装着の図。寸法はほぼ完ぺきで、ズレやひっかかりなどは一切なく剛性感も十分です。素晴らしいです。

付加機能と言えるものは、グリップを固定するためのネジ部分に、三脚用のネジ穴が空いていることくらいでしょうか。
とは言え、私自身は、グリップが延長できさえすれば、それでよいので、これで十分ものの役に立ちます。
まあ、製品自体はプラスチック製で、マジで高級感の「こ」の字もない作りなわけですけど、そのお陰で、重さは、たったの15g。
お値段、たったの2500円。
それでいて、握り心地は、装着前とは、天と地程の差があるんだから、

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「握り心地の改善」
という見地からすれば、こんなにお誂え向きな商品は他にないと思います。
強度だけは、今のところ未知数ですが、お値段から考えれば、一年持てば十分なレベル。
これについては、今後検証していきたいと思いますが、ホント、これで何の迷いもなく、シグマ24-70mmを常用標準レンズとして思う存分使用することができるというものです。

 

 

 

メリットは持ちやすさの他にも…。

実は、私が持っているリストストラップは、装着すると、プレート部が本体よりも前に出る構造になっていて、ツァイス135mmをLA-EA4経由で接続しようとすると、三脚座部分がプレートに干渉して装着できないという問題を抱えていました。

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LA-EA4の三脚座は、はっきり言って無用の長物と言うより、「邪魔」の一言。そんな無用の三脚座とストラップのプレートの干渉を防いでくれる有難い副作用もあります。

結果、ツァイス135mmを使い時は、ストラップを変更するという作業を余儀なくされていたわけですが、このエクステンションをかますことで、装着時に若干の干渉はあるのですが、辛うじて使用することが可能になりました。

 

 

デメリットは…

小型軽量。
お値段格安。
使い心地、サイコーーー!!!
と、なんかいいことづくめなので、
ステマか!?」
と思っている人もいるかもしれませんので、デメリットも、ちゃんと書いておきましょう。
はっきり言って、そこまでデメリットと言うわけでもないのですが、この商品に切られている三脚用のネジが若干浅いです。

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わかり難いかもしれないけど、ネジが全部入りきらず、結果、使えないストラップの図です。

上に書いたプレート干渉問題があったので、現在α7Ⅲ用に使っていたリストストラップは、プレート構造を持たないものにしていたのですが、このストラップだと、ネジが余ってしまって、使うことができませんでした。
つまり、三脚用のプレートの中には、この商品では使用できないものもあるかもしれないということです。
とは言え、この商品を装着した場合、カメラの左3分の1くらいが浮いている形になるので、三脚を立てるのであれば、プレートも外した方がいいのは間違いないわけで、仮にプレートが装着できなかったとしても、そこまで問題になることもないと思います。
着脱も、指で回すだけで簡単にできますしね。

 

 

総評

 

メリットは、確実な握り心地の改善、15gの軽量ボディ、コスパ抜群の価格設定、プラスチック製故の指当たりの良さ。


デメリットは、浅い三脚ネジ穴、電池交換に余分な一手間が必要なこと、対応している機種がα9とα7の第三世代のみということ。


こうしてみると、メリットの方が断然大きいことはお分かり頂けるでしょう。
デメリットの電池交換の一手間も、USB充電を活用すれば、ほとんど問題にならないことを考慮すると、はっきり言って、

 

 

 

買わない理由が見つからない

 

 

くらい素晴らしい商品だと言ってよいと思います。
α9と第三世代α7をお持ちの方であれば、いますぐ買って絶対に後悔しない商品だと思いますよぉ。

 

 それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o

 

フォトパスナイトに行ってきました!

 

どもども。

ヘボ(アマ)グラファーの、もんぶらんです。


私は、オリンパスのEM1を長く愛用してきた関係(?)で、オリンパスとは昵懇の間柄なんですよ。(笑)
どれくらい昵懇かと言うと、オリンパスの写真投稿サイト「フォトパス」のプレミアム会員であり、溜まっているポイントは16万ポイント(1万6千ではなく、16万だ)を越えていたりする。
ー昵懇と言うよりも、一方的にお金払ってるだけじゃね?ー
というお声もあるかと思うし、それも半分当たってはいるのだけど、他方、フォトパスで毎週選出されている「今週の作品賞」には19年、12回選出して頂いた(残念ながら1位は1回もなかったが)し、CP+と連動して行われる「フォトアーティストスペシャル」というイベントでは、直近3年間で3回の入賞、しかも一度はグランプリ受賞という栄誉を頂いている。
一言で言って、相性がいいのだ。


そんな私のところに、キャンセルが出たことによる再抽選であったとは言え、フォトパス感謝祭の中の抽選参加型イベント「フォトパスナイト」参加当選のお知らせが来たことは、当然と言えば当然の成り行きだったと思う。
まっ、正直言っちゃうと、実は応募したこともすっかり忘れていたし、参加案内のメールを読んでも、何を行うのか皆目見当がつかないイベントだったわけだけど、なんとなく、食べるものはありそうな感じだったので、
ー3000円(参加料)で、晩飯食ってくるかぁ~。ー
という気分で、昨年12月14日、新宿のオリンパスショールームを訪れてきた。
で、そのイベントがなかなか面白いイベントだったので、参加できなかった人の為にも、記事にして公開してみたいと思う。
なお、ブログでの公開に関しては、当日、オリンパスの方より許可を頂いてあるので、その旨、申し添えておきますよ~。

 

 

 

フォトパスナイトってどんなイベント?

 

年に一回開催される、オリンパスの写真投稿サイト「フォトパス」の感謝祭、「フォトパス感謝祭」の一イベントとして、今回、初開催された(だよね?)イベントになります。
かつて、私が東京に来たばかりの頃(今から5~6年前?)のフォトパス感謝祭は、九段下かどっかの場所を借り切って、入場すると、サンドイッチはもらえるは、会場の隅の方では日本酒だか焼酎だかの飲み比べコーナーがあったりするは、来場者に刺さるか刺さらないかは別にして、確かに「祭り」な雰囲気があったわけだけど、最近の感謝祭は、実に地味な展開に終始していて、やってることと言えば、ノベルティーグッズのプレゼントと、「今週の作品賞」の1位を取った作品の展示と、写真家の先生方のトークショーがチラホラ行われている程度。
私は新宿に近いところに住んでいるので、まだ出かけて行く気にもなるけど、首都圏の人でも、ちょっと新宿から離れた場所に住んでいる人が、わざわざ「行ってみようか。」という気にはならないだろうなぁ~と思う程度のイベントになってしまっていたわけです。
それをマズいと思ったのかどうかはわからないんだけど、今回の感謝祭では、新しい試みがいくつか盛り込まれていました。
その内の一つが、今回話題にする「フォトパスナイト」だった、というわけです。

 

まずは受付して、ノベルティーグッズを貰おう。

で、毎度お馴染みのオリンパスプラザについたら、フォトパスナイトの受付をして、写真展をくるっと眺めてから、相変わらず分かりにくい配布場所を探して、ノベルティーグッズをもらいます。
このノベルティーグッズを貰うのは、フォトパスナイトとは何の関係もなくて、フォトパスのプレミアム会員であれば、感謝祭期間中、誰でも貰えるもの。
私もかれこれ何回か貰っているけど、今回は…、

 

 

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エコバックでした!!!
(ゴツいね。)

 


ちなみに、オリンパスのグッズは結構いいものが多くて、
「オンラインショップで販売したら?」
って感じの完成度を誇るものも少なくない、と私は思っているんだけど、その中でも一番活躍しているグッズが…、

 

 

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サコッシュ!!!

 


これが現在、ワークショップや講演会なんかの時には大活躍。
筆記用具とメガネ(私は目が悪いのだ)を入れて肩からぶら下げておくと、実習を伴うワークショップなんかでも、物を失くしたり、とっちらかってガチャガチャしたりすることもないので、かなり快適だったりします。
いざと言う時には、予備のレンズ入れとしても活用できますしね。
まあ、たまぁ~に、鈴木さや香先生みたいに、
「バックはオリンパスなのに、カメラはソニーなんですね。面白いですねぇ~。」
とツッコンでくる方もいますけど、いいものはいいので、αを使っている時でも、堂々と使っております。(迷惑ですか?オリンパスさん?笑)
今回頂いたエコバックも、その内活躍する日が来るんじゃないでしょうか?

 

 

フォトパスナイト開幕!!!


エコバックも貰って、展示も見て、展示してあるレンズやカメラを弄ってみてもまだあり余る時間を特におもてなしもないまま退屈にやり過ごし、いよいよ午後7時20分。
(↑こらこら。)
いよいよ、フォトパスナイトの開幕と相成りました。
会場は、オリンパスギャラリー内で、入り口で飲み物を受け取って、そのまま奥へと進みます。
すると、会場の中央にはテーブルがしつらえてあり、そこにインスタ映えしそうな食べ物が、所狭しと並べられていました。
で、それを囲むように参加者が並んだところで、まずはオリンパスの方から開会の挨拶、そして、ショールームの室長(?)からのご挨拶って…、

 

 

 

地味に長いねん!!
ビール温まっちゃうよぉ!!!

凸(゚Д゚#)
(しかも片手にカメラ持ってたので、持ちづらいし。)

 

 

「甚だ簡単ではございますが~」
と挨拶された室長さんに、ゲストの桃井先生が
「短くないよ!!!」

( `・д・)っ))ナンデヤネンッ
と激しくツッコミを入れたところが、前半のクライマックスだったでしょうか?
とにかく、桃井先生の音頭で乾杯が行われ、ビールを飲み干してひと心地。

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食べ物に殺到する参加者の皆様。(笑)テーブル少し分けておくだけで、取りつく場所が増えて混雑が緩和できるんだけどねぇ。

その後は、
「しばしご歓談を…。」
と言うことになりましたが、正直、誰も知ってる人がいないので歓談する相手がおりません。
しょうがないので…、

 

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ひたすら呑む! 

 

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ひたすら食う!!

 


をしていたところ、一人寂しく会場の隅にいる私を不憫に思ったのでしょうか、一人の紳士が私に声をかけてきてくれました。
この方が、確か現在はプロサポートをされている(酔っていたので間違ってたらすみません)というCさんで、話し始めたところ、その朴訥な語り口とは裏腹に…、

 

 

 


話が盛り上がる盛り上がる。

ィェィッ(@σ゚∀゚)σ (゚∀゚◎ノノ☆イェィィェィ

 

 

すっかり楽しくなってしまった私は、その後、結局終了時間までCさんとお話させて頂いてました。
途中、なんかゲストの写真家の先生おすすめのレンズや撮影機材のご紹介もあったみたいなんですけど…、

 

 

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全く聞いていませんでしたから!!!
(↑こらこら。)

 

それくらい面白かったCさんとの話ですが、多分、ここに書いちゃマズいんだろうなぁ~という話も含めて、かなり率直にお話しして頂けたことが嬉しかったです。
せっかくなんで、ここに書いても差し支えない話で私が
「えっ!そうなの!?」
と思った話を書くと…、

 

 

 

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「レンズ交換の際には、電源スイッチを3回入り切りしてください。」
(パチパチパチ。)

 

 

「へっ?」
って思いません?
でも、3回電源を入り切りすると、ほぼ完璧に撮像素子のゴミを落とせるんだそうですよ。

 

 

「知らなかったぁ~~~。」

φ(・_・”)メモメモ
(なんでも一番落ちにくいゴミを落とすには、重力の1000倍の力が必要なんだとか。)

 


個人的には、オリンパスのダストリダクションに不満を感じたことはないし、そもそも電源を複数回入り切りするなんて、子供の頃の躾の影響なのか、カメラ壊しそうでよーしないもん。
言われなければ、絶対やってみようとは思わないですよね?
重力の1000倍の力がかかるダストリダクションとか、地球の自転まで計算する手ぶれ補正とか、

「なんだか凄いことになってるぞ、オリンパス!」
って感じですけど、こんな風に、カメラの使いこなしやレンズの特性なんかについて、多分どっかに書いてはあるんだけど、かなりディープに調べないと見つけることができないようなTipsを得られるのが、フォトパスナイトの醍醐味の一つだと思いましたね。
ちなみに、私からは…、

 

・電子接点のないレンズを使う際、「拡大」表示を、シャッター半押しで拡大前の状態に「切れる」ようにして欲しい。

メモリーカード内に設定(C1とかC2のような)の記憶領域を設けて、設定に名前をつけて、必要に応じて呼び出せるようにして欲しい。

・8-25f4PROのような、9-18に変わる、広角でフィルター使用可能な新型レンズを発売して欲しい。

 

とお願いしておきました。
どの程度開発に話が行くかはわかりませんけど、私としては、最後の一つを除いては、他社では実装されている内容だし、ソフトウェアの改善でどうにかなる内容だと思うので、実現したらうれしいなぁ~と思っております。


お土産もらってきました!!!


と、言うわけで…、
事実上、Cさんとのお話だけでお開きとなってしまったフォトオパスナイトですが、最後にお土産を頂きましたのでご披露したいと思います。

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①、まずはタオル。
なかなか良い生地を使っていて肌触りがよいです。

そして②、カレンダー。
これは岩合さんのネコカレンダーでした。
岩合さんのネコカレンダー自体は珍しくないですけど、中身を見るとオリンパスオリジナルのようです。
わざわざこれを自社制作する辺りが、凄いですね~。

そして③、これが何と言ってもレアな、オリンパス100周年記念ブック」

 

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社外秘(?)で、普段は絶対に社外の人には配らないものだけど、今回特別の許可を取って出してくれたという、プレミアものの本だそうです。
ありがたや~~~。

(´-人-`)

こーゆーレアグッズを頂けるのは、抽選をクリアーして参加した身としては、プレミア感が増して、とてもうれしいです!
これに特別セールのチラシ、風景写真のカタログが入った全5品をお土産として頂きました。
ぶっちゃけ、要るか要らないかは別として、このお土産だけで3000円近く行っちゃうんじゃないかなぁ~?という大盤振る舞い!
オリンパスさんの、本気のおもてなしを見た思いでした。
オリンパスプラザの皆さん、過日はどうもありがとうございました。
そして、慣れないお仕事、大変お疲れ様でした。

♪サンキュッ (v^-^v)♪

 


僭越ながら、改善して欲しい点も書いときます。

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個人的には、大満足の「フォトパスナイト」だったわけですが、多分、今後も開催されると思うので、一応、私が感じた「改善して頂けると有り難い点」も書いておこうと思います。

 

・時間が短い。

プラザの営業時間中に行うので止むを得ないとは思いますが、開催されている時間が1時間20分では短かすぎると思います。
確かに、あまりしゃべることもない人にとっては1時間20分でも長いのかもしれませんが、個人的には、話に花が咲いてしまったので、食べるのも飲むものもやや消化不良。
せっかく先生もお二人もいらしていたにもかかわらず、あまり活躍する場もなかった感じでしたし、ちょっと時間が短かすぎだなぁ~という印象でした。


・参加者同士もしゃべれる仕掛けが欲しい。

今回はたまたまオリンパスの方とお話が盛り上がりましたが、中にはそうでない方もいると思います。
なので、参加者同士が交流できる仕掛けがあってもいいかなぁ~と思いました。
例えば、フォトパスナイトの前段に「今年のベストショット」とかのお題で、参加者の写真をチューターさんに(ビックネームの先生だと予算厳しいでしょうから)講評してもらう、とか、ね。
そーすれば、自分の印象に残った写真を撮った人に話を聞きに行けたりするので、より手持ち無沙汰に時間を持て余す人が減ると思うんですよ。
まあ、中には、なぜか参加者同士が知り合いという人達もいました(システム上、なかなか難しいと思うけど、余程の巨大勢力なんでしょうか?笑)けど、ほとんどの人はその場で初めて会う人達でしょうから、何がしかの仕掛けがないと「ご歓談下さい」と言われても、話をするのは難しいと思います。
同様に、参加するオリンパス社員の方々の写真も、何らかの方法で事前に見れるようにしてくれると、撮り方を聞きたい人を、こちらからお探ししてお声掛けできるので、よいと思いますね。


・ケータリングは、シャレオツ感より味重視で。

出して頂いたケータリングは、確かにインスタ映えする素敵な食事だったんですけど、食べた方ならご存知の通り、味がイマイチ。(笑)
「アルコール付きで参加費3000円なんだから、文句言うな!!!」
と怒られそうですが、できることなら、もうちょっと味のいいところのをお願いしたいなぁ~と思いました。

 

そして私の手元には…、

と、いうわけで、「フォトパスナイト」の内容を簡単にご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
中には、
「おおっ、結構面白そうなイベントだなぁ~。次回は参加応募してみようかなぁ~~。」o(^o^)o 
と思っている方もしるかもしれません。
確かに、楽しいイベントなのですが、実は恐怖のイベントという側面も…。

 

 

 

 


なぜなら…、

 

 

 

 

 

なぜなら…、

 

 

 

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うわぁあああ~~~!!!
17mmf1.2が俺のEM1MK2についてる~~!!
金がないのに、どーなってんだぁ~~!
しかも俺が最近購入検討していたのは25mm(35mm判換算50mm)のレンズだったはずなのにぃ~~~!!!

Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!

 

 

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会場であまりに熱くCさんに、
「このレンズはいいですよぉ~。ぜひ一度試してみてください。ファインダー覗いた瞬間『うわっ、なんだこれ!』って声が出るくらいボケ味がいいですから。f1.2シリーズは3本ありますけど、絶対に17mmがオススメですから。私も長いことレンズ見てきましたけど、これは本当に凄いですから!!!」
と語られてしまったので、半分、言葉の綾で、
「だったら、試用と言わず買いますよ。」
と答えていた私。
でも、家に帰ってきて、参加者のみ参加可能なアウトレットセールを見たら、f1.2シリーズはお値段、なんと!9万円!!!
「価格の最安なみに安いじゃん!?」
と思ってしまったところで、ジ・エンド。

ミ(。:)( ◎_x)/アウッ
ほぼ、即決で17mmf1.2PROを買ってしまったというわけです。
(↑、バカ。)
ーう~~ん、本当は25mmが欲しかったんだけどなぁ~~~~。ー
と思いながらも、現在、Cさんが仰る程の凄さを自分か感じ取れるのかどうか、基本苦手な17mmで色々と試しているところなんですよッ。
(↑、大バカ。)
パッと見、12-40と区別がつかないので、今のところは大丈夫ですが、これが露見した日には、色々な言い訳を考えなきゃいけないわけで…、

 

 

こんな恐ろしい事態に直面してもいいのなら、ぜひ、アナタもフォトパスナイトに参加してみて下さい。(笑)

 

 

 それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o

 

キョウイチ

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EM1MKⅡ+17mmf1.2PRO f1.2 2500/1 まだ描写を探り探りで納得のいくものは撮れてないんですけど、f1.2でこの深度は貴重と言えば貴重なのかも。解像度も開放とは思えないレベルですよね。