小石川行楽園で、桜撮ってきました。


 

さて、東京では桜の開花宣言も出て、いよいよ、待ちに待った花写真の季節がやってきました!!!

O(≧▽≦)O ♪

 

と、いうわけで…、
まずは今年初の桜撮影として、小石川後楽園に行って来ましたので、記事にしてみたいと思います。

 

 

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小石川後楽園って、なに?

「小石川」って言うから、時代劇でおなじみの小石川養生所の跡かと思ったら、然にあらず。
同じ時代劇でも、
「この紋所が目に入らぬかぁ~!」
でお馴染みの水戸光圀が完成させた、水戸藩江戸屋敷の中庭だったんだそうです。
現在では、特別史跡及び特別名勝に指定されていて、7万平方メートルという広大な敷地に、桜あり、池あり、山あり、橋ありと、都心の真ん中とは思えない凄い景色が広がっている場所です。
ちなみに、そこそこの歳の人は、「後楽園」と言えば「後楽園球場」を思い出すと思いますが、その「後楽園球場」を立て直してドーム化したのが、日本初のドーム型球場、「東京ドーム」です。
なので、園内からドームや後楽園遊園地のコースターを望むことができますよん。
開演時間は午前9時から午後5時まで。
入場料は大人400円。
ちょうど同じ時に到着したクラブツーリズムさんの話を聞いてたら、65歳以上だと割引になるみたいだけど、その辺は公式のWEBサイトで確認してください。

 

www.tokyo-park.or.jp


写真を撮る人が注意しないといけないのは、桜の時期は三脚、一脚、自撮り棒の使用が禁止されていることです。
(2020年は、3月10日~4月5日までの予定だそうです。)
2年くらい前に行った時には、中国人を中心に、しだれ桜のあの狭い通路で自撮り棒を縦横無尽に振り回している連中がいたので、おそらく、その後から禁止になったんじゃないかと思います。
(元々だったのかねぇ~?)
警備員も二人常駐してますので、隙を見て長時間露光とかも無理そうです。
(↑、こらこら。)
そのつもりでお出掛け下さい。m(_ _)m

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園内案内図に加えて、開花状況をお知らせしてくれるボード(?)も出てます。入場口のかなり前にあるので、思ったような開花状況でなければ、お金を払わずに回れ右して帰ることもできます。(笑)



当日の装備

当日は、以下の装備で撮影に臨みました。

カメラ、α7III、EM1MK2

レンズ、タムロン17-28f2.8 RXD
    PO3-3M 50mmf2
    ヤシカ・CONTAX EISS Planer 85mm f1.4AEG
    オリンパス12-200mmf3.5-6.3
    オリンパス 17mmf1.2 PRO

考え方としては、望遠側は12-200任せ。
そして、久々にプラナー使っとこうぜぇ~!って感じ。
望遠でのボケはすっぱりと諦め、基本、広角から中望遠で撮るイメージです。
どうしても強いボケ感が欲しい場合に備えて、ヤシコンのマウントアダプターにMFT(マイクロフォーサーズ)用のものも用意して、最悪、170mmf1.4の単焦点として使える準備だけはしました。
この装備にした理由ですが、一つは、後楽園は狭いので、あまり長いのは必要ないこと。
もう一つには、今年最初の撮影でもあるし、まだ満開でもないってことで、体力的な負担を抑えたいという理由によります。
よって、十分に重いプラナー以外に望遠レンズは持ちませんでした、
まあ、正直、この装備でも撮り終わった後、首や背中が痛くて気持ち悪くなりそうだったんで、これから先が思いやられます。(泣)

 

作品

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写真としていいかどうかは別にして(笑)、東京ドームと桜のツーショット。

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当日はコロナ自粛の影響にも拘わらず、卒業式からの記念撮影組を何組か見かけました。別に卒業式はやればいいと思うけどね。α7Ⅲ+PO3-3M50mmf2

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もう一つの枝垂れ桜。狭い通路に人がいっぱいいるのがお分かり頂けるだろうか?ま、この程度なら全然空いてる方です。EM1MKⅡ+17mmf1.2 デジタルテレコン使用

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久々に使いましたが、その描写は一級品だと再認識しました。もっともっと使わないとダメだなぁ~と反省しきりです。α7Ⅲ+ヤシコンPlaner85mmf1.4

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PlanerはMFTとの組み合わせでもいい感じに映ります。解像度が足りてないレンズだとピントの芯のない写真になるのですが、そんなこともありません。但し、ピント合わせは至難の業だったりします。EM1MKⅡ+ヤシコンPlaner85mmf1.4

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ドームの写真をもう一枚。広大な敷地の中に色々なものがあるので、桜の季節が終わったら、ゆっくり散策するのもいいかもしれません。EM1MKⅡ+12-200f3.5-6.3
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池には鴨も泳いでいます。犬神家の一族ごっこをするお茶目な鴨さんです。EM1MKⅡ+12-200f3.5-6.3

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もう一枚、鳥の写真を…。メジロですかね?こういう写真は専ら12-200の出番ですね。EM1MKⅡ+12-200mmf3.5-6.3

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EM1MKⅡ+17mmf1.2PRO f1.2 このスッキリとした描写は、もっと使いこなしたいところです。


総評

まあ、毎度おなじみ、安定の早咲き桜でしたね。
コロナウイルスの影響か、人出は例年より少なかったと思いますが、それでもやっぱり、後ろも確認しないで下がって来たピロリ菌(合焦音をオンにしてやたら合焦しまくる初心者さんのことね)に足を踏まれるは、卒業式の記念撮影に長時間場所は取られるはで、撮影時間はたったの2時間でしたが、体力的には疲れる撮影でした。
(↑、歳を取ったとも言う。)
そもそも、私自身は、ここは桜の撮影場所としては、あまりいい場所だとは思っていないので、そういうネガティブなマインドも疲れに影響したのかも知れません。
ちなみに、どの辺が桜撮影向きでないか?と言うと、まずは、桜は主に3本しかないこと。
(実際にはまだあるみたいですが、この時期咲くのは主に3本だけです。)
しかも、そのどれもが比較的小ぶりで、なおかつ、内、最も枝ぶりのいい一本は狭い道で区切られているので、混雑時は、近づいて撮影するだけでも一苦労だということ。
いわんや、人を切ることなんて、ほとんどできない状態になるということでしょうか。
東京ドームと一緒に桜を撮れるという利点はありますが、そんなの5枚も撮れば飽きるし、上野や御苑、昭和記念公園に比べると、アングルや花を選ぶ余地がほとんどないので、私の中では無理して出掛ける程の場所ではない、という評価です。
とは言え、都内の桜の中では、ここか六義園が早い桜として有名ですので、早い時期から数を稼ぎたいのであれば、行くしかないです。
六義園の桜は老化が進んでいるのか、年々咲きが弱くなってる印象なので、どちらに出掛けるかは中々頭の痛い問題ですけどね~。
まっ、どっちも行けるのが一番だとは思います。
(↑、当たり前。)
平日でこれだと、3連休とか想像するのも恐ろしいくらいの混み具合だと思いますので、私は週末は別の場所に行こうかと思いました。
この日の撮影時間は、約2時間。
撮影枚数は、約1300枚でした。

 

キョウイチ

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EM1MKⅡ+ヤシコンPlaner85mmf1.4 1/640 f値は多分2だと思う。(笑) 足を踏まれながら撮った甲斐はあったかな?


  それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o