上野公園で桜(今シーズン2回目)を撮ってきました!

ども。

ヘボ(アマ)グラファーのもんぶらんです。

 

さて、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっていて、我々の生活にも少なからぬ影響を与えている今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私の家では、今回のコロナ騒動に関連して、もんぷち君ともんかかさんを実家に帰したので…、

 


写真撮りに行く時間が取れるようになりましたぁ~!!!

キラッ ( = ̄+∇ ̄=)v
(↑、喜んでる場合か!?)

 

 

と、言うわけで、世間は3連休の中日である土曜日、私としては2回連続、休みの日に、上野公園に桜を撮りに行ってきましたので、記事にしたいと思います。

 

 

 

 

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上野公園ってなに?

と、言う人はほとんどいないと思いますが、一応、書いておくと、「上野の山」と言われる台地と不忍池からなる一帯、のことを指しています。
動物園や科学博物館、美術館などが立ち並んでおり、文化の香り高い一帯であると同時に、一時はホームレスのビニールシートがあちこちに立っている、ホームレス公園の様相を呈していました。
何があったのかは知りませんが、今ではその手合いは大部分が駆逐されたようで、清潔かつ安心して歩ける公園になっています。
正確には上野恩賜公園と言うらしく、元々は政府のものだった一帯が、東京都に下賜されて今のような形になったそうです。
最寄駅は複数ありますが、一番有名なのはJRの上野駅ですね。
そこの中央口を右に出て、歩いて数分で上野公園のエリアに入ることができるので、アクセスも抜群です。
言うまでもないことですが、入場料は無料。
時間の制限もないので、日の出から夜まで好きなだけいることができます。
動物園や歴史的建造物もあり、不忍池には蓮も鳥もいる、様々な被写体を楽しむことができるエリアですが、こと桜撮影に関して言えば、桜の本数も多く、ソメイヨシノからシダレサクラまでバリエーションもあり、ヒキもヨリも自由自在に撮れるので、私が訪れたことのある場所の中では、かなり撮れ高の高い場所だと思います。
但し…、
物凄く人が多いこと、桜祭りの提灯(?)みたいなものが方々の桜にかかっていて、結構な割合で写り込んでくること、かなり特異な形の夜間照明が公園内のそこここに立っていて、これもやはり写り込んでくること、という注意点もあります。
これらをひたすら避けると、どこで撮ったかわからない写真になりがちですし、これらを入れ込みすぎてしまうと、ただの観光写真になってしまうのが、上野の桜撮影の難しさなんじゃないでしょうか?
とは言え…、
不忍池方面に行けばそれなりに人混みを避けられますし、脚立も三脚も使用可能なので(今回は5段の脚立(!?)持ってきてる人がいたし、AD200をスタンドにくっつけている人もいた)、初心者でも撮りやすい場所だと思います。


当日の装備

この日は以下の装備で撮影に臨みました。

・カメラ α7III EM1MKⅡ
・レンズ タムロン17-28mmf2.8 RXD
     ヤシカコンタックス Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm F4 
     オリンパス12-200mmf3.5-6.3
     オリンパス17mmf1.2PRO

考え方としては、当初三脚撮影も視野に入れたものの、上野公園は例年人の出が多いので、三脚撮影はスパッと諦めて、身軽に動けることを前提に、ほぼ最小構成での出撃となりました。
オリンパスの2本は最近の流行りなので、変更なし。
α用のレンズには当初、24-70も…と思ったものの、意外に重くなったため、足りない広角側を補うということで、17-28mmをチョイス。
そして、前回のプラナーに続き、
「久々に使ってみようぜ!!」
ということで、今回はヤシコンのツァイス、バリオゾナーをボケ表現用に持ち出してみることにしました。

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このレンズ、フルマニュアルであるためか、80-200mmという焦点距離にも関わらず、非常に軽量にできています。
しかも、最短撮影距離は200mm側で約1m。
f4通しではありますが、接近すればボケも使えますし、そこまで使い込んだわけではないですけど、ツァイスならではの表現力もあると思っているので、個人的にはもっと持ち出したいレンズではあるんですが、やはり望遠ズームでフルマニュアルは子供撮りには厳しいので、最近は押入れの肥やしと化していたレンズなんですよね~。
今回の使用で、あらためてその真価に触れることができるかどうか、試してみたいと思った次第です。
ちなみに、バリオゾナーの購入価格は、オークションの送料を入れて約2万円。
フルマニュアルだと手ぶれ補正の連動が面倒臭い(と、いうかほぼ無理)というデメリットがありますが、安くて軽くて人にちょっと自慢できるズームが欲しい人にはオススメの一品です。
鏡胴を押したり回したりしてズーム域、ピント域の調整をする感覚は、中々新鮮ですよ!


作例

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まずはお近くの咲きのいい桜を一枚。お花見禁止の案内が出ていましたが、地べたに座り込んでの飲食なら、特に禁止されてませんでしたね。

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12-200の望遠域で一枚。玉ボケはいい感じだが、やはりボケ自体は硬い印象ですね。

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タムロン17-28f2.8の写真も一枚。描写力が高く、色乗りも良い。非常に安定した性能を発揮してくれます。軽いのもグッド!

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標準域の12-200、f5.2 37mm(74mm)キリッと撮るなら全然OKです。やはりズームで切り取りをコントロールできるのは、人手が多い場所ではすごく便利。

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バリオゾナー80-200f4でのショット。f4なのでボケの絶対量は足りないが、ボケ質はよいと思います。隅の玉ボケがレモン型に流れているのが玉に瑕ですかね。

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同じく、バリオゾナー80-200f4での作品っぽい一枚。ピント面のキレが素晴らしいですね。何十年も前のレンズとは到底思えません。

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上野駅にあったオブジェ(?)なかなか可愛いじゃないか~♫

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バレンタインのお返しを買おうと、お土産屋を見ていたら、モロゾフさんに面白いお菓子を発見!!このお店だけのオリジナルだそうです。当然、お買い上げ。( *´艸`)

 

総評

当日、色々あって、到着したのは午後1時頃。
その段階では、そこまでの人出ではなくて、
新型コロナウイルスの影響で、やっぱ人出は少いのかなぁ~。ー
なんて思っていたわけですが、時間を追うごとに人が増えていき、最終的には相当な混雑になっていたのには驚きました。
皆さん、自粛なんてどこ吹く風ですね。(←オメーもだろう?!)
しかも…、
当日の咲きは3分~4分というところで、咲いているところと咲いていないところの差が大きく、当たり前ですが、咲いてるところに人が集まった結果、中央の通路などでは、例年並みの大混雑でした。

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この辺りのことは、報道にも載ったので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか?
そんな中でも、私個人としては、今まで行ったことがなかった上野東照宮に行けたのが、大きな収穫でしたね。
特に五重の塔が素晴らしく、当日は混んでいてお参りできなかったので、また落ち着いた頃に行って、五重の塔を撮ってみたい(もちろん、お参りも)と思いました。

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上野東照宮五重塔。桜も咲いてて綺麗ですよねぇ~。そしてこの人混み。(;^_^A

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はぁ~い、お参りするところです。これだけ並んでると流石にお参りする気が失せますね。(笑) マスクしてる人も少ないし、密着具合がヤバいです。

今まで姿は見えるんだけど、
ーどっから行くんだ?ー
と思っていた場所だっただけに、場所がわかってよかったです。
まあ、それもこれも、不忍池付近の桜が
ー思ったほどの咲きではなさそう。ー
ということで、スルーした結果だったりしたわけですけど…。
今年は休みの天気に恵まれて、桜の撮影回数は過去にないくらいになってますけど、やっぱり「咲き」の要素まで揃えるとなると、勤め人にはなかなかベストタイミングでの撮影は難しいもんだなぁ~とあらためて感じた次第。
まあ、それだけ難しいからこそ、皆取り憑かれたように、桜を撮るんでしょうけどね。
と、言うわけで…、

私もまだまだ桜を撮りますよぉ~~~!
次はどこに行こうかなぁ~。

という辺りで、また次回です。

 

キョウイチ

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タムロン17-28f2.8RXD 17mm 1/800 f6.3 逆光に強いこのレンズの真骨頂という感じの一枚です。木の幹の部分にフレアーが出てますが、嫌な感じはなく、むしろ「味」として好ましいです。

 それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o