PIXTA社主催、Xiangtaoさんのフォトストックセミナーに行ってきました。

 

どもども。
ヘボ(アマ)グラファーの、もんぶらんです。

  

先日、日本におけるストックフォトの雄、PIXTA社において、Xiangtaoさんのフォトストックセミナーがあり、私も参加してきました。
当たり前のことですが、基本、有料セミナーの内容について、全世界の方が見ているWEB媒体には書いちゃいけないと思います。
が…、
このセミナーが、とても素晴らしいセミナーであったこと。
そしてなにより、PIXTAの社員の方が、最初の注意事項の説明の部分で、拡散OKだとおっしゃっていたので、
ー行こうと思ったけど、行けなかった。ー
ーイベントを知ったのが申し込み期限後だった。ー
ー大雑把にでも内容がどんなものなのかわかれば、次回参加するかもしれない。ー
と言う方のために、ブログの記事として書かせて頂きます。
当然、セミナーの詳細な内容について書くつもりはありませんので、読み進める前にご了承願います。

 

 


Xiangtaoさんてどんな方?

私自身は、お話を聞くまで、Xiangtaoさんのことは詳しく存じ上げなかったのですが、参加案内のメールによれば、なんと!昨年3200万円もの収入をストックフォトであげていらっしゃる、PIXAのトップクリエイターの方なんだそうです。
ストックフォト一本でそれだけ稼いでいるなんて、ちょっと信じられないですよね。
なので、
ーあんなもん(失礼!)で、どーやってそんなに儲かるんだ?ー

∑(゚ω゚ノ)ノ

と思った私は、秒の速さで、参加申し込みしてましたよ。
実際、セミナーでお話頂いた収入もそのくらいということで、今年も3000万円を越えてフィニッシュ予定だそうです。
本当に、凄いです。
ちなみに、Xiangtaoさんご自身は、特に昔からカメラが趣味ということもなく、
「普段はカメラなんか持って歩かない。」
「写真は儲かるからやっている。」
方なんだそうです。
そんな方が、サラリーマンとの副業で500万くらい稼げるようになったところで独立。
今や3000万円を稼ぐクリエイターになったわけですから、ある意味、立志伝中の人物、と言っても過言じゃないんではないでしょうか?
ま、ストック業界の中では、
「カリスマ中のカリスマ」
と言える方のお話を直に聞くことができるんだから、今回のセミナーは貴重な機会でしたね。
遠くは大阪辺りからもお越しになられていた方もいらっしゃったようですが、その気持ちもわかります。
ちなみに…、
私のPIXTAのアカウントに上がっている写真は現在30枚程度。(^_^;)
「1枚売れるまでの平均アップ枚数は約100枚」
というPIXTAさんのコンテンツの記述にもかかわらず、既に5枚程度売れたことに満足してほったらかしになっています。
と、言うか…、
単価があまりにも低いので、風景や物で勝負しても、全然お金にならないし、結局のところ
「人を獲らないと埒があかないんじゃない?」
と言うことに気づいた私は、現在、レタッチ技術の向上と、撮影技術の向上の方に力を入れているところなので、ストックはお留守になっている状態。
本来であれば、Xiangtaoさんのセミナーを受ける前にやることは山程あるわけで、
「10年早いんだよぉ!!!」

ヾ(#`Д´#)ノ───!!

と言われることは覚悟の上での参加となりました。
(↑、誰もそんなことは、言いませんけど。)

 

当日の流れ


当日の会場は、PIXTA本社でしたので、朝もはよから渋谷に向かいます。
昔は渋谷に足繁く…と言うほどではないにしろ、出かける機会も度々あったのですが、この日、私が渋谷に足を踏み入れるのは何を隠そう、今年の「PIXTAデー」以来、11ヶ月ぶり。
ちなみに、PIXTAデーというのは、PIXTA社が年に一度開催するお祭りのようなイベントで、ストックフォトの高額販売者や、出張撮影の高額所得者なんかを表書しつつ、初心者向けのセミナーを行うというイベントです。
もう一つおまけに書いておくと、このPIXTAデーで記念品として、ガジェットポーチを貰ったんですが、これがメチャクチャ優れもの!!
私にとっては、会社に行く時には、なくてはならない物になっています。

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これがそのガジェットポーチ。中の間仕切りに、USBケーブル2本、外側のポケットに薄型のモバイルバッテリーとイヤフォンを入れるのに、丁度いいのでぇ〜す。

来年も1月の何日かにPIXTAデーは開催される(日程聞いたんだけど、忘れた)ようですし、多分、なにがしかのお土産がまた貰えると思うので、興味のある方は、PIXTAのHPをチェックしてみてください。
以上、CM終わり!ってことで…、
今年の1月にPIXTA本社を訪問しているわけだから、場所は余裕でわかっているはずが…、

 

道に迷う。

( ̄▽ ̄;)!!ガーン!


本当にこの方向音痴はどうにかならないもんでしょうかねぇ~。
最初のうちこそ、
ー朝の渋谷になんかなかなか来れないからな。ー
なぁ~んて言いながら、スナップ撮影しながら歩いていたわけですが、途中からは、カメラをしまってグーグルマップと睨めっこしてました。
一応、最寄駅は渋谷ですけど、ちょっと(10~15分くらい)歩くし、109とかとは違う(青山方面?)に向けて歩くことになるので、もし訪れることがあれば、少し時間に余裕を持って行かれるとよいと思いますよ。
で…、、
それでもなんとか9時40分くらいにPIXTA社に到着。
受付は9時半からなので、まだまだ余裕かと思いきや…、

 


もう、人いっぱいなんですけど!?

ぉお!!(゚ロ゚屮)屮

 

さすが、フォトストックのカリスマ中のカリスマのセミナーだけのことはあって、既に会場内は異様な熱気に包まれていましたね。
その後、9時50分くらいからおまけの時間と称して、Xiangtaoさんがご自分の販売ページをパパッと見せてくださったんですけど、驚きましたねぇ~。
なにが驚いたって…、

 

朝一からご本人登場ですよ!?
(↑そこ?)


当初もらっていたセミナーの式次第を読むと、午前中はストック業界の現状分析みたいなお話になっていたので、てっきり、
「午前中はPIXTAの関係者の方、午後はXiangtaoさん。」
みたいな割り振りで行われるのかと思ったら、いきなりのご本人登場。
そして、10時以降のお話も、基本的にはXiangtaoさんお一人で進めていきます。
これにも本当にビックリ。
だって、参加費3000円ですよ!
それでお一人で約5時間喋り捲ってくれるわけですからね。
単純に時間だけで割ったって、3000円なんてタダみたいなもんです。(真顔)

 

 

内容はどうだった?

 

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Xiangtaoさんのお顔を出していいのかどうかわからないので、顔無しバージョンで。


最初にお断りした通り、詳しい内容を書く気はありませんが、
セミナーどうだった?」
と聞かれれば、間髪入れずに
「とても素晴らしかった!」

ヽ(≧▽≦★)=3=3━ッッ!!

と答えるでしょう。
で、この「素晴らしかった」には二つの意味があって…、

 

 

一つは、Xiangtaoさんの喋りが、立て板に水の如く素晴らしかったということ。
(↑そこ?2回目)

 


なんてったって、一つの話題で5時間しゃべるって、並々ならないことですからね。
もちろん、事前に構想とかは練るだろうし、ひょっとしたら、練習もするのかもしれないし、しゃべるポイントとかは、パワポにも書かれているわけだから、大筋くらいは誰でも把握して喋れるんだろうけど、話しをしている内に、段々何が言いたいのかよく分からないことになってしまうのは、まあ、よくあること。
そこいくと、Xiangtaoさんのお話は、実に明瞭でわかりやすんですよ。
演説原稿読んでいるわけでもないのに、あそこまで見事に淀みなく喋られると、
ー頭いい人なんだなぁ~。ー
と素直に感心してしまいます。
この場所では、この資料を見せて、この話題の時には、こっちのWEBサイト見せて…みたいな事前の構成が素晴らしくて、結果、この構成力の高さが写真を撮る時の構成や段取りの良さにも表れているであろうことは想像に難くありませんでした。
撮影の時には、
「いちいち進行表を見て撮ったりしませんよ。」
とご本人もおっしゃってましたが、それもこれも、この構成力あってのことだと思いました。
どんなカリスマが行う講義でも、内容が不明瞭だったり、わかり難かったりしたら、意味がありませんが、Xiangtaoさんのセミナーは、その意味において出色のデキでした。

 

 


二つ目は、講義の内容そのものが、これからストックフォトで稼ごうと思っている人にとって、普遍的かつ本質的な内容…、つまり、凄く役に立つものだったということ。

 


当日は、業界の現状把握から始まり、Xiangtaoさんの収入や、今後の見通し、売れる写真の傾向、企画の着想を得る方法から、企画の立て方。
実際の撮影の仕方やレタッチ、タグ付けに至るまで、ストックフォトのワークフローの大部分に関して、Xiangtaoさんの取り組み方をお話して頂きましたが、私が個人的に一番参考になったのは、もちろん、撮影のお話にも面白い話は色々あったのですが、
「売れる写真の傾向と、Xiangtaoさんが何故売れたのか?」
という分析の部分です。
中でも特に印象に残ったのは、
「プロの人の中でも、普段から人物撮ってる人は、私が見てもうまいなぁ~って思いますね。」
「毎年、沢山のプロが参入してきますけど、そのほとんどが消えます。」
「プロと言っても、(普段ブライダルや商品撮影しているプロには)全然下手くそなのもいますからね。」
と言う言葉。
つまり、
「ストックフォトで売れる写真=誰が見ても文句のつけようがないくらいうまい写真。」
ということではないというわけです。
(でなければ、そもそもは素人だったXiangtaoさんがここまで上り詰めることもなかったとも思いいますし、Xiangtaoさん自身が、見ていて「上手い」と思う人がいるってことは、そーゆーことだと解釈しています。私はね。)
そりゃあ、もちろん、ある程度のクオリティーは越えてなければ話にならないわけですけど、それよりは「売れる素材」「売れるテーマ」が重要だということなんだそうです。
なので…、
普段、
「こう言う写真を撮ってください。」
とお願いされて撮ることに慣れているプロは、写真を撮るのは上手かもしれないが、自ら売れるテーマを探して撮らないといけないストックフォトの世界では、何を撮っていいのかわからない人もいる。
しかも、人物ストック写真には人物ストック写真用の撮り方があり、それはブライダルやポートレートやスナップとは違う、ということで、たとえ他分野の「写真のプロ」であっても、意識的にそれを学んで撮らない限りは、ストックとして売れる写真にはならない、ということなんだそうです。
この部分は、本当に意外でした。
私は、「プロ」と呼ばれる人は、どんな写真でもうまく撮るもんだと思っていましたし、ストックに参入すればそれなりの収益を上げているもんだ、と思ってましたが、なまなかそうでもないらしい、とわかるだけでも、努力のし甲斐があるというものです。
しかも、
「テーマ設定が大事。」
という言葉には、実は、ストックフォトのビジネスモデルの根幹に関わる、非常に深い示唆が含まれていたわけですが、その部分に関しては、直接Xiangtaoさんのセミナーで聞いて頂いた方がよいと思うので、ここには書きません。
ただ、私自身、ストックフォトのビジネスモデルを勘違いしていたところがあって、それをこのお話を聞いたことで、まさに「目から鱗」の体で正して頂いたことに凄く感謝しています。
まあ、よくよくPIXTAの売り筋やダウンロード回数を分析すればわかることではあるんですけど、自分に熱意が足りなかったと言うか、発想が貧困だったと言うか、そのことには気付かず仕舞いでした。
でも、たとえ人から教えて貰ったにしても、今は、それを知っていますので、今後はその方向性で努力していきたいと思ってます。

 

と、いうわけで…、


昼食休憩も入れて6時間にも及ぶ長丁場のセミナーでしたが、とても内容の濃いいいセミナーでした。
まぁ、写真のセミナーと言うよりは、経済やマーケティングセミナーみたいなところもありましたが、私自身、ここ10年くらいの中で…、

 

 

最も意義深い3000円の使い方をしたなぁ~~~。

  • ( ̄(エ) ̄)y-°°

  

と思うくらい素晴らしかったです。
多分、ご覧になっていないとは思いますが、Xiangtaoさん、どうもありがとうございました。(*´∀人)

今後は、この経験をただ単に「意義深い」で終わらせず、収益に結びつけられるように、自分なりに行動していきたいと思っています。
ただ一点気になったのは、Xiangtaoさんが…、


「稼げない人で、ブログやってる人って結構いるんですよねぇー。」


ってこと。
えーーーっと、せっかく始めたので、ブログは続けますよぉ~~~。(笑)

 

 それでは、アデューー。
ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o